梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

親しい男友達(その5)

こんにちは!秀明(高1)です。

今週のおしゃべりカフェは「男友達」・第5弾です。

今日は南町チームの高1メンバー3人でおしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・秀明、進(高1)、初登場の凌羽(高1)です。

 

秀明「今日の「梅の実弁当」です。献立はさつまいもご飯、焼き魚(さば。キャベツのせん切りつき)、きのこのソテー、ほうれん草のおひたし、漬物(たくわん)、果物(デラウェア)です。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

秀明「今日はさつまいものご飯ですね~。甘くてホクホクしてておいしいです。」

進「個人的には好きなメニューではないですが、やっぱり秋だからかな?こういうおかずも進みますね。凌羽は?」

凌羽「おいしいです!」

 

~お弁当を食べ終わったところで、本題です~

秀明「今日は麦茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「男友達」です。今日は小学校時代の同級生3人です。ともに南町にある「南小学校」を卒業しました。中学・高校は別々です。ぼくと進は南町にある「南中学校」を卒業し、高校は別々です。ぼくは中央町にある「中央北高校」に通っています。」

進「西町にある「杏花総合」に通っています。」

秀明「凌羽は中学・高校はどこですか?」

凌羽「西町にある「桐原学園」です。中学から通っています。」

秀明「ありがとう。凌羽は中学からは別々になったけど、小学校では一緒なので、よく知っています。南町チームにいる高1メンバーではこの3人のほかに、翼、文也、優飛、卓也、良助(以上、高1)の合計8人です。小学校から私立に通っている良助を除く4人は「南小学校」の卒業生です。中学は「南中学校」に進学したり、私立に進学したりとさまざまです。高校はさすがに別々ですね。では、質問です。南町チームにいる同級生男子で仲が良かった子はいますか?まずは進。」

進「オレは優飛とは高校も同じですが、優飛とは中学まではあまり仲が良くなかったです。別にケンカをしていたわけではないですし、性格が正反対ですからね。オレはどちらかというと秀明とは仲がいい方。優飛はまじめな性格ですからね。歯医者の息子っていうのもあって、あんまりしゃべったことがないです。高校に入ってからは仲良くなりましたが。」

秀明「ぼくも進。よくほかの同級生たちと一緒に休憩時間で遊んでいたからね。凌羽は?」

凌羽「実はあまりいないですね~。小学校時代は他の同級生と仲が良かったですから。」

秀明「そうなんだ。ぼくは私立組では卓也は仲がいいですね。活発な性格なので、話が合うし。」

進「卓也は確かにそうだね。よくスポーツや音楽の話で盛り上がっているし。良助は学校が違うので全く知らなかったのですが、大助(中1)のお兄さんってことで、どんな子かな~って思ったけど、すごい活発な子で話が弾みましたね。」

秀明「大助の紹介で、良助と初めて会ったけど、すごく話が合うし、有名小学校から進学したおぼっちゃまって感じではなかった!たまに良助と遊びに行くことが多くなりましたね。大助も私立小学校出身だけど、大助もおぼっちゃまって感じではないしね。」

凌羽「私立の小学校って、金持ちのおぼっちゃまのイメージが強いけど、そうじゃない子もいるんだね。」

秀明「良助と大助の兄弟は共働きの家庭だから、そういう家庭の子が私立の小学校に行くのはまれで、多くが親が政治家とか会社の経営者、医者、芸能人っていうのがほとんど。良助の話では小学校からの友達のほとんどがお金持ちのおぼっちゃまで、金銭感覚も全然違うし、自分だけ浮いていたのが嫌だったそう。」

進「通っていた私立の小学校を辞めて、「南小学校」へ転校する選択もあったのでは?」

秀明「それもあったけど、お父さん(秀彰・42歳・中学教師)とお母さん(由佳・40歳・小学校教師)が高い学費を払っているから、なかなか辞めづらかったみたいで、6年間はガマンしたそう。小学生時代は弟の大助が一番の相談相手だったんだとか。中学からは他の小学校からの外部生も入ってくるので、それを待って、中学からの外部生の子と友達になったんだとか。良助の学校の友達のほとんどが中学や高校からの外部生の子で、小学校からの友達はあまり付き合いがなくなったんだとか。」

凌羽「ぼくは中学受験を経験したけど、さすがに小学校受験はなかったね~。12年間も同じメンバーはちょっときついな…。」

進「オレらの学校ではないけど、中央町にある「梅実学園」は小中一貫校だよ!9年間も同じメンバーだし、校則もめちゃくちゃ厳しいし、いじめも多いしね。その点「南小学校」と「南中学校」は小中一貫でもないし、小学校では私立進学には寛容的だから、ちょっと楽かも。」

秀明「今の校長はそういう考えを持っているけど、校長が変わってしまったら、小中一貫になる可能性は否定できないよ。」

進「それは嫌だ。」

凌羽「小中一貫って、あまりよくないみたいだよ。9年間も同じメンバーだし、いじめがあったら逃げられないし、なにしろ高校受験があるからね~。」

秀明「中央町は学校選択制があるからまだましだけど、地方とかだったらそうはいかないよね。親が住む場所を決めてしまった時点で自動的にその学校になってしまうので、越境での進学もできないし。私立に進学して逃げる以外ないよね。」

進「小学校や中学校でも不登校の子がいたからね~。翼も小学校時代にいじめられて、中学でのいじめに遭うのが嫌で、今の私立校に通っているけど。」

秀明「良助のお父さん、お母さんが2人の子どもに小学校から私立に入れた理由が、公立学校の教育環境の悪化が原因なんだって。ともにぼくらが卒業した学校ではないけど、お父さんもお母さんも公立学校の先生をしているので、公立学校の教育の悪さを目の当たりにしているので、2人の子どもには安定した教育環境で学ばせたいとの理由で私立を選んだそうで。」

凌羽「ぼくも小学校受験ではないですが、中学受験は自分から決めました。親も公立中学の教育に不満を持っていて、お互いの意見が一致しましたね。3校受験して、今の学校に進学しました。小学校では放課後に私立進学のための補習をしてくれたので、すごく良心的でしたね。小学校時代に仲が良かった子はほとんどが「南中学校」に進学しましたが、「南中学校」は校則が厳しいのと高校受験の問題以外は有意義に過ごせたって聞きました。学校給食も弁当との選択制が認めてもらえたのも大きいみたいだし。」

進「確かに学校給食と弁当の選択制はありがたかった。うちはお母さんが働いているので、給食がほとんどでしたが、たまに弁当が食べたいときは弁当を作ってもらったしね。」

秀明「ぼくもお母さんが働いていますが、弁当を作ってくれましたよ。ただ、ちょっと食べたい給食があった日やお母さんが弁当が作れなかった日は給食を食べていましたが。」

凌羽「ぼくは給食は小学校までだったので、中学からは弁当ですね。学食は中1の2学期後半までは利用できなかったので、お母さんが毎日弁当を作るのに必死でした。ぼくのところもお母さんが働いているので、弁当が作れなかった日がありましたよ。」

秀明「その間は学食は利用できなかったの?」

凌羽「売店はあったので、そこでパンやおにぎり、弁当を買うことはできました。売店まで禁止になってしまったら、ぼくもお母さんも反発しましたよ。」

進「何で学食が利用できないの?」

凌羽「うちの学校は高校生が多いんですよ。完全中高一貫ではないので、高校受験で他の公立中学からやってきた外部生も入ってきます。高校では内部生と外部生の混合なので、中学に比べて人数が多くなります。学食では高校生が優先なので、中学生は後回しになってしまいます。特に学校生活に慣れていない中1だけは学食の利用を制限されているんです。ちなみに中2と中3は一応学食の利用は可能です。」

秀明「卓也のところは中1からでも学食の利用ができるよ。やっぱり学校によって違うんだろうか。」

凌羽「そうみたい。私立は各学校によって校風があるから。」

進「オレが通う高校は入学からすぐに学食の利用はできたけどね。」

秀明「ぼくのところもそう。話は学食の話になりましたが、同じ高校に通う「梅の実」メンバーで仲がいい子はいる?まずは凌羽。」

凌羽「同じクラスの雅春(高1)ですね。中1から選抜特進コースを専攻しているので、6年間クラス替えなしなんですよ。入学以来、学校内のラウンジで弁当を食べる仲ですね。ちなみに雅春のお父さん(勧・38歳・弁護士)は弁護士をしていて、中2の妹も同じ学校に通っています。ちなみに雅春のきょうだいは7人きょうだいです!!」

進「マジで!?オレのところも男だけの4人兄弟だけど、7人はすごいわ。ちなみにオレですが、同じクラスの俊介(高1)と仲がいいです。俊介は一見おとなしいですが、しゃべったら話が合いますよ。」

秀明「進のきょうだいもすごいよ。ぼくのところでは考えられないや。ぼくは安志(高1)ですね。クラスも同じなので、よくスポーツや音楽の話をしたり、グラウンドで遊んだりします。それぞれいろいろな友達がいますね~。」

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(左から進、秀明、凌羽)

 

次は誰が男友達について語るのでしょうか?

 

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