こんにちは。光尋(高3)です。
ぼくは東京にある「同志館高校」に通っている。
子どもの頃からずっとあこがれていた学校だ。
実はぼく、大阪の出身で、中学までは地元の学校を卒業したが、高校入学時に上京。現在は学校の寮で生活している。
今は冬休みのため、実家へ帰っている。久しぶりに実家へ帰ってくるとホッとする。
寮では食事も寝る場所もあるが、やはり母が作るご飯にはかなわない。
大阪のうどんやそばはだしが効いた薄味ベースだが、東京ではしょうゆが濃すぎる。
カウントダウンも正月も実家へ過ごした。
母が作る白みその雑煮、最高だ。
今年は7日に東京へ戻るため、6日、少し周辺を散策した。
「梅の実」では関西のメンバーがいるが、ぼくは東京にいるのが長いので、東京の子しか仲良しがいない。
関西のメンバーは名前は知っているけど、話をしたことがない。
ちょっと小腹がすいたので、地元のたこ焼き屋へ。
「光尋くん!」
声をかけたのは「梅の実」関西メンバーのすばる(中1)と幸久(中3)だった。
2人は小学校時代の先輩後輩。でも中学は別々だ。
光尋「こんにちは。はじめましてだね。」
すばる「オレは会ったことありますよ。(芸能の)仕事で東京に来たことあるんで、あ、話したことないんですよね。」
光尋「ああ、お前らに会ったことは覚えていない。」
幸久「ぼくははじめましてですね。」
すばる「ま…とりあえず、たこ焼き食べに行こうや!」
3人でたこ焼きを買って、近所の公園へ。
光尋「関西にいる子たちって、やっぱりおもろいの?」
すばる「オレも関西のメンバーたちと会うことが少ないけど、人情味があっておもろい子たくさんいますね。」
幸久「最初に来たときは、チンピラかな~と思った!すごく緊張したもん。でも慣れたらみんな優しい人たちですよ。ねえ、東京の子たちってどんな子ですか?」
光尋「全員にはあまり話をしたことがないけど、ぼくが通う学校の子たちは話したことがある。」
幸久「光尋くんって、あ…確か、「同志館」ですよね!ものすごく偏差値が高い学校で、校則もない自由な学校で…ああ、オレも行きたかったな~。寮もあるし、全国から生徒が集まってくるから、あこがれの学校だったんですよね。」
光尋「何で行かへんかったの?」
幸久「中学受験の模試のときに偏差値が足らなかったんです。塾の先生から「このくらい偏差値上げないと同志館は難しいぞ。」って。結局地元のある今の学校を受験して合格したんですけど。」
光尋「そっか。」
すばる「オレは中学受験なんて考えられない!やっぱり地元の公立が一番だね。地元の友達もいるし。」
光尋「そうだね。長期の休みのときしか実家へ帰らないから、東京もいいんだけど、やはり大阪が一番や。食べ物もコテコテが多いし、お笑いも多いし、何しろ、離れ離れになった家族や友達に会うと落ち着くんだよね。言語も大阪弁。このイントネーションがたまらなく好き!」
…と、たこ焼きを食べながら3人で語り合った。
すばる、幸久とははじめて話したけど、2人とも個性があっておもしろくて優しい子。
つかの間の里帰りだったけど、楽しかった。
このあと、高速バスで東京の寮へ帰ります!
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