道子(中3)です。
明日は、「東日本大震災」が発生してから丸1年になります。
ここ1年の間、町は様変わりしました。
2011年3月11日、マグニチュード(M)9クラスの大地震に大津波で、町も、家も、学校も、一変しました。
家などの建物が崩れまたは津波に流され、工場などの火災が発生しました。
大津波で人ごと丸のみにされ、多くの尊い命が消えました。
宮城・岩手の住民たちは、まだ肌寒い中、避難所生活を余儀なくされました。
福島の住民たちは、地震や津波に加えて、「福島原発」の爆発事故で、一部の人たちが今もなお避難所生活を余儀なくされています。また、放射能汚染の恐怖から、一部の人たちが県外への移動が相次ぎました。
東京などの関東地域の人たちは、私たちより被害は少ないですが、地震発生当日は交通の便が寸断されるなど、「帰宅難民」の方たちがたくさんいました。
和歌山など直接被害に遭っていない地域では、大津波警報で一時避難がありました。
福島原発の事故による放射能漏れが原因で、私たちの町が作った農作物が「風評被害」に遭いました。風評被害が原因で、いじめやいわれなき差別を受けられました。
生活を奪われ、自殺をされた方たちもいました。
しかし、悪いことばかりではありません。
全国・全世界から送られた義援金、募金、救援物資で乗り切ることができました。
被災地域の宮城・岩手・福島の3県を励まそうと、各地でイベントが開催されました。アーティストやボランティアなど、復興支援のために尽力してくれました。
本当にありがたいです。しかし、被災地が作った商品を買ったり、観光に出かけたりなど、本当の意味での被災地支援はまだまだです。
たくさんの義援金・募金を集めても、復興にはまだまだ時間がかかります。
一番望むことは、「普通の生活がしたい」のです。
元の家に住み、普通に働いて、普通に学校に行って、普通に家族とのだんらんを楽しみたいです。
「阪神・淡路大震災」でも、完全復興には約10年はかかりました。未だに震災による「心のケア」が必要な方がいます。東北3県も同じです。
普通の生活が当たり前な日々を、1日でも早く実現してほしいです。
というわけで、道子でした。
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