＊＊＊出演＊＊＊
珠子（22歳・派遣社員）
恵里（22歳・メーカー勤務）
（一言）
私は中堅の機械メーカーに勤務する派遣社員です。職種は一般事務。電話応対にデータ入力、受発注業務などいろいろ。
私の派遣先の会社は、直属の社員さんやパートさん、派遣社員関係なく、女子事務員は全員「雑用」があります！！
雑用は、朝の掃除から始まって、仕事中に来客が来たら、お茶を出します（お茶くみ）。コピー取りも自分用の仕事だけでなく、上司や男性社員らから頼まれることが多いです。そして帰りはゴミ捨てなどの軽い掃除を済ませて退社します。
掃除はパートの清掃員さんがいますが、オフィスの掃除は女子事務員全員でやらなければなりません。お茶くみも突発的に発生するので、自分がやりかけた仕事を途中で中断せざるをえません。
最近では一部の大手企業を中心に、女子社員（事務員）のお茶くみや掃除などの雑用が廃止になりました。男女共同参画の一環もありますが、雑用を廃止することで、自分たちの仕事を効率よく進めることができるからです。女子社員が担当していた雑用は外部委託などに任せています。
しかし、多くの企業が女子社員の雑用を行っているところがいまだにあります。人件費削減で清掃員さんらを雇わないのもありますが、昔の慣習が残っているのが現状です。
女性は腰掛けで入っているのではなく、男性と対等に仕事をしています。会社側はそれを理解してほしいです。（珠子）
（他のみんなからひと言）
＞うちの会社では女子社員が多いので、いわゆる女性限定のお茶くみなどの雑用は、かねてからやっていません。掃除やお茶は男子社員も含めて、一緒に行います。来客が来たときは、男子社員もお茶出しをします。男子・女子関係なく誰もが対等に仕事をするため、雑用は女子だけのものではありません。（貴音・27歳・アパレル会社勤務）
＞私の会社は大手ですが、女子社員全員雑用があります。雑用は当番制で、来客へのお茶出し、軽い清掃、昼食時の電話当番まであります。女子社員は結婚・出産までの腰掛けで働くイメージが根強く残っているので、仕方がないのかもしれません。（香菜子・28歳・建設会社勤務）
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