ハロー!チャド(28歳)です。
ぼくはドイツに住んでいます。
ドイツ国内の病院で外科医をしています。専門は脳神経系。
病院ではいろいろな検査がありますよね。
その中で、よく検査を受けるものの一つといえば、「レントゲン」。
正式には、レントゲン撮影またはX線撮影とも言います。人の体、特に頭部や胸部、手足のけがや病気を調べるために、X線という放射線を用いた機械を使って撮影します。
放射線というと、「放射能」というイメージをしている人も多いかもしれません。
かつては広島・長崎の原爆や、ロシアのチェルノブイリ原発事故、最近では東日本大震災後の福島原発事故が起こりましたね。
これらは戦争で原爆を落としたり、原子力発電による事故によるものですが、これらの放射能が被ばくしたことにより、人体に悪影響を及ぼしているのも事実です。
さて、レントゲン撮影による影響で、人体に悪影響を及ぼしているのでは?と思う方もいるかもしれませんが、レントゲン撮影で使用するX線は、ほんの少量なので、1回の撮影では、人体による影響はありません。
ただし、過剰にレントゲン撮影を受けた場合は、まれに被ばくする恐れがありますが、レントゲン撮影による人体の影響を最小限にするための機械の研究開発もしております。
妊産婦の方や放射線に弱い方については、細心の注意をしなければなりません。
人が安全に検査を受けるためにも、医療機器の改善も重要だし、ぼくたち医療従事者は患者の安全を第一に考えることも重要です。
というわけで、チャドでした。
See you!
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