こんにちは。尚子(中1)です。
明日はバレンタイン。
私は南町にある「武蔵女子大学附属」に通っています。中高一貫の女子校です。
もともとまじめな性格なので、当然ながら彼氏はいません。女子校であるうちの学校の校則で、男女交際が禁止になっているのもあるのですが。
今日は小学校時代の親友で、中央町にある「梅光女学館」に通う美那子(中1)らと一緒にチョコレートを買うことに。
美那子は同じ学校の同級生の友理奈と舞香(以上、中1)と一緒に。私も同じ学校の同級生の明日香(中1)と一緒に来ました。
場所は中央町にあるチョコレートショップ。
初めて行くところだ。
5人でお店の中へ入ると、いろいろなチョコレートがたくさん。
小さな粒のようなトリュフにカカオ○%のものまでいろいろ。私はチョコレートを買うことがあるけど、地元のスーパーで売っている安いものばかり。しかもお父さん(龍二・37歳・新聞社勤務)と弟(広大・小3)の分しか買っていない。
4人はいろいろなチョコを買ったけど、私は買っていない…。
明日香「あれ?尚ちゃん(尚子のあだ名)は買わないの?」
尚子「あ…お金持っていないから…。」
私はお金を持っていないことでウソをついた。
でも、このチョコレートショップ、値段が案外高い。トリュフ1個でも200円前後。
このあと5人でショップに併設してあるイートインコーナーでドリンクを注文した。
寒いから温かいチョコレートドリンクがおいしい。
友理奈「みんなは誰の分を買ったの?」
明日香「親交のあるメンバーに。翔希くん(中2)に正四郎くん(中2)、たま(アメリカンショートヘアー・♂2歳)など。先輩の由美子さん(高1)らにも贈るよ。」
舞香「友達の分も買ったけど、片思いの人に大きなチョコレートを買っちゃった!」
美那子「誰?」
舞香「同期の「梅の実」メンバーで、小学校時代の同級生の竜太郎(中1)!」
明日香「そ~なんだ!どこに惚れた?」
舞香「ウチより体が小さいけど、優しいところかな?」
美那子「ふふふ…ウチも片思いの人にチョコ買っちゃた~!」
友理奈「誰?」
美那子「「梅の実」メンバーで、同い年の優太(中1)!」
舞香「そ~なんだ~!ウチはあまり会ったことないけど。」
明日香「どこに惚れたの?」
美那子「同じ時期に「梅の実」に入ってから、ずっと好きだったの。かっこいいし、優しそうだし~。」
友理奈「美那子も舞香も同級生男子メンバーだね。ウチはまだいない。ウチは身長が高いから、ウチより身長が高い男子がいいな。それよりもチョコは女友達にあげるために買った。」
美那子「尚子は?」
尚子「私は…いない…。」
明日香「別に気にすることないよ。私も彼氏はいないし。チョコは買いたくなかったら買わなくてもいいし。」
友理奈「そうだよね~。自分のごほうびとして買うのも手。家族の分でもいいし、自分で作ってもいいしね。」
舞香「仲のいい親友には自分の手作りチョコを贈るつもり。」
美那子「いろんな形のバレンタインもあってもいいと思う。あ、そうだ。さっき買ったチョコ。友チョコだけど、食べる?」
全員「うん!」
と、美那子は本命のチョコとは別に、ウチら用にチョコレートを買ったそう。かわいい動物型のチョコレート。人数分の5個入り。
みんなで食べてみた。ほんのりとほろ苦く、甘くておいしい(*^。^*)
チョコレートってこんなにおいしいんだって、また一つ発見があった。
今は彼氏はいないけど、今度できたらチョコを贈ろうっと。
ランキングに参加しています!ぽちっと押してください!