***出演***
正治(27歳・理学療法士)
りつ(88歳)
(一言)
ぼくは都内の総合病院に勤務する理学療法士です。部署はリハビリテーションセンターに所属しています。
理学療法士とは、検査技師や作業療法士などの医療技術職の一つ。主にけがや病気で、体の機能を回復させるためのリハビリ(訓練)のサポートや指導をしたりしています。
リハビリは、理学療法士が一緒になって訓練するのと、機械を使って訓練や治療をしたりなどさまざま。リハビリのプログラムは個々の患者さんによって、指導方法が異なります。
理学療法士の主な就職先は、総合病院や大学病院のリハビリテーションセンターや、整形外科クリニック(病院・医院)、接骨院や介護福祉施設などです。
リハビリのプログラムが終わり、元気になった患者さんを見るとやりがいが出てきますが、問題なのは、体力を使うこと。
患者さんは子どもからお年寄りまで幅広い年代の方が訓練を受けますので、体を使ったりします。女性理学療法士の場合は男性との力の差もあります。時には肩こりや腰痛を起こすこともあるので、毎日の体力作りは欠かせません。
あと、理学療法士は解剖学の基礎知識を習得しなければなりませんし、患者さん相手ですので、コミュニケーション能力は必須です。
失敗は許されない医療の現場ですが、やりがいのある職業の一つですので、医療や福祉の職を希望する人は、理学療法士もおすすめします。(正治)
(他のみんなからひと言)
>ぼくは正治くんと同じ職場に勤務する理学療法士です。理学療法士は看護師と同様に、患者さんと医者の懸け橋になっています。リハビリの訓練は長くかかるのもありますが、心は「患者さんが元気になること」がモットーです!(亮一・34歳・理学療法士)
>ぼくは中学時代に足を故障して、約数か月間リハビリを受けました。その時の理学療法士の方の笑顔が忘れられません。体力を使う仕事ですが、高齢化社会で需要も増えていますので、こういった技術者たちが増えたらいいなって思います。(佳武・高3)
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