こんにちは。ニコラ(くま・♀4歳)です。
学校は幼稚園から大学までいろんな授業をしています。
その中で小学校から高校までは、「学習指導要領」に基づいた授業をしています。
(国語)
国語は読み書きや読解がほとんど。中学では古文の授業が加わり、高校では「現代文」「古文」などが教科として登場します。
(社会)
社会は小学校では地域の町のことを勉強したり、歴史を学んだりします。中学校では地理・歴史・公民と分けられ、高校では「現代社会」「日本史」「世界史」「政治経済」などの教科が登場します。
(数学・算数)
小学校では「算数」、中学以降は「数学」として、計算の勉強をします。高校では「代数・幾何」「確率統計」などの教科が登場します。
(理科)
理科は人や動物、植物のメカニズムについて学びます。中学では1分野(化学・物理)・2分野(生物・地学)に分かれ、高校では「生物」「化学」などの教科が登場します。
(英語)
英語は中学・高校だけの授業でしたが、最近では小学校でも登場しました。高校では「リーディング」「ライディング」などの教科が登場します。
(音楽)
歌を歌ったり、演奏をしたりします。楽器は小学校・中学校ではリコーダーを使います。高校では合唱が中心です。
(美術・図工)
小学校では「図工(図画工作)」、中学以降は「美術」として、絵を描いたり、モノを作ったりします。高校では「工芸」の教科もあるんですよ。
(家庭科)
小学校は5年生から実施します。料理を作ったり、裁縫をしたりといろいろ。中学校では「技術・家庭科」として、木工作などを中心とした「技術」の授業と併行して実施します。高校では「食物」「被服」などの教科があります。
(体育)
スポーツをしたり、体力づくりをしたります。中学・高校では「保健体育」という教科に変わります。
(その他)
小学校1、2年では「生活科」、小学校・中学校では「道徳」、高校では「情報」があります。商業高校では「商業」、工業高校では「工業」の教科があります。高校の学科によってはユニークな授業があります。例えば「フランス語」や「中国語」などいろいろあります。宗教教育を行う私立学校では「宗教」の授業があります。
でも、いつも同じ授業じゃ飽きちゃうよね。
そこで、「梅の実」メンバーが考えた「夢の授業」を発表したいと思います。
まずは小学生を代表して、唯子ちゃん(小6)。実社会で体験する授業を取り入れてほしいとのこと。例えば、会社やお店などで職場体験学習をしたり、日常の家事の仕方など。ありですね!職場体験学習は現在でもやっている学校はありますが、日常の家事って、お母さんだけしかやっていないよね。お母さんのお手伝いを始める意味ではすごいことだと思いますし、お母さんの苦労もわかるようになります。
次は中学生を代表して、勝彦くん(中等教育学校2年)。高校のように好きな科目を選択できる授業を取り入れてほしいとのこと。勝彦くんの学校は6年制の中等教育学校。公立ですが、一般の公立中学校のように国の管理はなく、各学校で自由に授業を作ったりすることができます。勝彦くんの学校では中学年代から幅広い選択科目の授業があるそうです。でも、一般の中学校って、選択科目がなくて、ほぼ選択の余地がないのが現実。好きな科目を選択することで、その科目に興味を持つことができます。
最後は高校生を代表して、温子ちゃん(高2)。学校ではなく、自宅で勉強ができる体制を整えてほしいとのこと。温子ちゃんは一般の高校に通っていますが、高校の場合は一般の学校が「全日制」。ほかには「単位制」や「通信制」など、生徒たちのスケジュールに応じた授業体制が整っています。しかし、小学校・中学校では「全日制」のみ。海外では「ホームスクーリング」という、通信制と同じような授業を行っていますが、日本ではありません。不登校の子やスポーツ選手・芸能界で活躍している子は、全日制ではなく、通信制という形を取り入れて、スポーツや芸能活動に専念したり、学校に行かなければいけないというストレスをなくすべきだと思います。
他には英語以外の外国語の授業がしたいとか、料理や介護、ネイルなどの授業がしたいなどと、大学並みのカリキュラムを取り入れてほしいっていう声もありました。あとは、テストをやめてほしいっていう声が一番多かったですね!
学校は子どもたちにとって、一生でしかない時期。子どもたちが満足できるような授業を取り入れてほしいですね。
というわけで、ニコラでした。
また明日。
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