ごきげんいかがですか?八千代(77歳・漬物店勤務)です。
今日は「終戦記念日」です。
太平洋戦争(第2次世界大戦)が終わった昭和20年8月15日を記念して、各地で平和式典が行われています。
太平洋戦争が終わった後でも、世界ではベトナム戦争や湾岸戦争などが起こりました。
日本は太平洋戦争以後は戦争は起こっていませんが、憲法改正で再び戦争を起こす可能性があります。
一部の国民は戦争を実施してほしいっていう人がいます。戦争をしてほしい相手国は北朝鮮、韓国、中国と、アジア新興国。いずれも北朝鮮のミサイル攻撃や韓国の竹島問題、中国の尖閣諸島問題で、それぞれの国に対する怒りが一部の日本人にあるのでしょう。
果たしてそれでいいのでしょうか?
私自身は戦争に反対です!
太平洋戦争は日本に大きなダメージをもたらしました。子どもたちは空襲のない地域に疎開され、若い女子は国のために働かされ、若い男子は結核などの重度の病気を持っている人を除き、みんな戦場に送り込まれました。
その結果、各地域は焼け野原、兵隊として送り込まれた若い男子をはじめ、何の罪のない国民の多くが亡くなりました。
終戦前の8月6日には広島に、9日には長崎にそれぞれ原爆が落とされ、多くの方が亡くなりました。
私自身は、その当時は子どもでした。田舎の町に疎開され、(天皇や戦争を戦っている日本国、兵隊への)愛国心を強制的に勉強させられました。
父と叔父は戦場に送り込まれ、父は無事に生還しましたが、叔父は戦死しました。
終戦後、日本はがらりと変わりました。町は焼け野原、焼死した人々の遺体、小さな子どもを抱えて涙を流す女性の姿が目に焼き付いていました。
父は後に亡くなりましたが、父の言葉は「もう戦争はしたくない…。これ以上、犠牲者を増やさないでほしい。」と、子どもだった私はその言葉は今でも忘れられません。
現在、戦争を経験した人はすべて高齢になりました。多くの人が戦争を経験していません。
戦争自体を風化しています。
戦争を経験していない若い人たちは、簡単に戦争をしてほしいなんて言わないでほしい!!戦争はそんな甘ったるいものではありません!!!
戦争や平和については、子どもだけに語り継ぐものではありません。大人が戦争や平和のことを知り、それを多くの人に伝えることこそ、本当の平和を築くことでしょう。
私もあと何年生きるかわかりませんが、戦争を風化させないためにも、多くの人に語り継ぎたいと思います。
というわけで、八千代でした。
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