***出演***
和樹(小5)
宙(中3)
和彦(大学3年)
大作(32歳・フリーター)
(一言)
今日はそれぞれの世代の将来の夢についてお送りしました。
小学生から30代まで、将来の夢が変わってきますね。
まずは小学生。ぼくの将来の夢はサッカー選手を目指しています。他のメンバーたちの夢なんですが、男子は野球選手、医者、パイロット、電車の車掌&運転士、料理人など、女子は看護師、CA(キャビンアテンダント)、保育士、学校の先生、パティシェ、アイドルなどですね。
中高生になると、小学生の時の夢を持つ人もいますが、だんだんそれが薄れてきます。一番の夢が「志望の高校(または大学)に合格すること」なんです。日本では高校受験、大学受験が熾烈なんです。特に東大・京大などの超有名校は超熾烈。親が望む夢を押し付けられる人たちもいます。だけど、高校や大学に合格することが夢って、なんか違うような…。中高生メンバーたちの将来の夢なんですが、男子は小学生たちの夢に加えて、弁護士、学校の先生、看護師、介護士、エンジニアなど、女子は小学生たちの夢に加えて、エンジニア、介護士、ショップスタッフ(特にアパレル)など。女子は中高生の年代でアイドルなどの芸能活動をする人が増えてきますね。
20代になると、小学生、中高生の夢を目指してがんばっている人、その夢が叶えることができた人たちがいますが、多くがその夢をかなえることができません。一番の夢が「一流企業に就職すること」なんです。高校や大学受験も熾烈ですが、不況の影響で就職も熾烈なんです!!一流企業、特に大手企業・優良企業への就職のために、親子そろって「お受験」に挑み、就職のための「塾」に通う大学生や社会人たちが増えています。大手企業に就職ができなかった場合は、中小企業に就職するか、アルバイトや派遣社員などの非正規社員以外選択肢がありません。希望する企業に就職できなくて、大学や大学院に自主「留年」する人たちがいます。反対に大手などの一流企業に就職しても、自分の希望のギャップで辞めてしまう人たちもいます。
30代になると、企業に長く働いていたり、子どもの時の夢通りに働いている人たちがいますが、多くが希望通りの夢ではありません。一番の夢が「希望の会社に転職すること」「正社員の会社に就職して、フリーターを卒業したい」なんです。企業は大手や中小関係なく、3年以上長く働いていることが、経験として認められます。しかし、中小企業やアルバイトなどの非正規社員で働いている人たちは、3年以上長く働いている人たちはほんの一部。多くが転職をくり返しています。特に高校や大学を卒業したフリーターの方は、いろんな職や会社を転々としていて、30代になっても定職に就くことができません。自分の希望のギャップで辞めてしまう人がほとんどですが、人間関係がうまくいかずに辞めていく人たちもいます。特に発達障害などのコミュニケーションによる障害を持つ人が大人でも増えていて、深刻な問題になっています。30代後半になってくると、転職が困難になってきます。反対に20代も含めて、会社を立ち上げる人たちもいます。就職以外では結婚も大きな問題です。30代になっても結婚できない男女が増えています。草食男子の増加や子育て世代の社会保障の不整備などで、結婚できない人たちが増えており、少子化問題に拍車をかけています。
多くの子ども・若者たちは、「日本で暮らしたくない」「希望が持てない」「ウチらのことなんか誰も相手にされない」など、日本・政府に対する不満を抱いています。日本の政治家のみなさんは、子どもや若者の声に耳を傾けて、子どもや若者が希望を持てる社会にしてもらいたいです!!
明日は成人の日。一日でも早く子どもや若者が希望を持っていけたらいいな。(和樹)
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