こんにちは。中村(80歳)です。
今日は「終活(しゅうかつ)」についてお送りしたいと思います。
”しゅうかつ”って言っても、就職活動のことではありません。ここでいう「終活」は人生の最後の準備をすることを言います。
人生、どの人間や動物も死は訪れます。特に人間の場合は家族が突然亡くなったとき、残った遺族は葬式から遺産、お墓などの準備をしなければなりません。
私自身ですが、数年前に妻を病気で亡くしました。妻の場合は死ぬ前は非常に元気でしたが、ある日突然妻の体が動かなくなり、病院に運ばれた時はすでに死亡していました。死因は病死でした。
病名についてはあえて言えませんが、妻が亡くなった後の準備に大慌てでした。子どもたちも巻き込んで、財産のことでもめたこともありましたね。妻の遺言状ですが、ほとんどありませんでした。
いろいろと探した結果、妻の財産はほとんどありませんでしたし、生命保険も個人年金だけ加入したくらい。個人年金も払い込みが終了してから60歳の時に支給されました。生命保険の個人年金は死亡保障がついているので、受取人が私の名前になっていましたので、わずかな分の死亡保障が支給されました。女性の場合は男性と違って、生活の保障の準備をする必要はほとんどありません。ただ、葬式や納骨、お墓については個人の意思が記されていなかったので、子どもと一緒にあたふたしていましたね。
すでに亡くなった両親もそうですが、妻の経験を反省して、私自身がいつ死んでも、子どもたちに迷惑をかけない、何かあったときの準備をしなければなりません。
まずは遺言。遺言状はもし自分が死んだ時の遺産相続などを書面で記すものです。これは法的に大きな効力をもちます。遺言についてわからないことがあれば、最寄りの弁護士か司法書士に相談するのも手です。
もう一つは「エンディングノート」という、家族が亡くなる前に事前にどういうことをしてほしいかを記すノートです。
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遺言状と違って法的なものではありませんが、家族にもし何かあった場合、事前に記しておくと、スムーズに準備をすることができます。
エンディングノートに書く事柄については、葬式のこと、お墓・納骨のこと、加入している生命保険や損害保険のこと、住んでいる家のこと、遺留品のことなど。自分の歴史や生前に残した物(絵や文章、音楽など)についても、エンディングノートに書いてください。
エンディングノートをパソコンの文章で作成して、そのファイルをUSBメモリやCD-Rに入れてもいいのですが、なるべくは書面で残しておく方がベターです。
自分が家族がもし何かあった時に困らないように、終活の準備はしておきましょう。特に50代以上の方はお早めに。
私自身も亡くなったときの準備をしています。もし何かあったときに子どもたちが困らないように。
というわけで、中村でした。
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