梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

ナースのお仕事

「○○さん、検温です…。はい、平熱ですね。大丈夫ですよ。」

 

あ、こんにちは。亜沙美(26歳・看護師)です。

今仕事中でした。

私は西町にある「桜桃総合病院」に勤務する看護師をしています。部署は外科病棟。

仕事なんですが、毎日入院患者の病状を観察したり、医師の指示に従って、投薬や輸液などを行います。時々患者さんの悩みを聞いてあげたりします。

病棟勤務なので、夜勤は必須。日勤と夜勤はそれぞれの部署でシフトを組みます。土日祝日でも仕事はありますので、休みが平日のときがあります。

私生活では製薬会社のMRをしている夫(友晴・31歳・製薬会社勤務)と2人暮らし。夫も残業が多く、帰りが遅いですが、私は不規則な勤務の中、家事もこなしています。子どもはいません。

 

看護師はいろいろな人たちが増えてきました。「梅の実」でも看護師メンバーがたくさんいます。

その中で病院などで活躍する看護師たちを紹介します。

 

~ヤングナース~

私もヤングの部類なんですが(ワラ)。たくさんいる看護師メンバーの中から3人を紹介します。

まずは私と同じ病院に勤務するヌーヴェル(うさぎ・♀5歳)。東町にある「こばと大学」の健康科学部を卒業。看護師のほかに養護教諭免許も保有しています。

部署は内科病棟。仕事は私がやっているのと同じですが、内科は手術を受ける患者がいないので、投薬が中心の治療がほとんどです。ヌーヴェルは仕事がとても優秀。休みの日にはアロマテラピーの勉強をするなど、日々の看護の研究も熱心です。

次は南町にある「慶明大学附属病院」に勤務する弥香(23歳・看護師)。系列の「慶明大学附属看護専門学校」を卒業しました。

部署は泌尿器科病棟・泌尿器内科チーム。患者は主に男性が多いんだとか。しかも若い男性よりも年配の男性が多いってことで、出会いがないと嘆いていますね(^_^;) 将来はドクターと結婚して寿退職をしたいんだとか(^_^;)

次は大阪にある「関西中央病院」に勤務する奈智(22歳・看護師)。地元の看護学校を卒業しました。

部署は脳神経外科病棟。頭部の手術を受ける患者さんが多いので、術前のケアも欠かせません。仕事は新人ながらすごく優秀です。月に1回は看護学校の同期生たちと女子会をしているそうです。

 

ナースマン(男性看護師)~

看護師はここ最近、男性の数が増えてきました。年齢は圧倒的に20代が多いですが、30代以上の方もいます。

まずは「慶明大学附属病院」に勤務する利音くん(23歳・看護師)。系列の「慶明大学」の看護学部を卒業。看護師のほかに保健師の資格も保有しています。さきほどの弥香とは同僚でもありますが、高校までの学年が同じ。プライベートでは犬猿の仲だそう(^_^;)

部署は小児科病棟・小児外科チーム。患者は中学生までの子どもが対象。利音くん自身も病気で入院した経験があるので、病気と闘っている子どもに耳を傾けながら、看護師としてのキャリアを磨いています。オンとオフの使い分けが上手で、休みの日にはアウトドアを楽しんだりするなどストレスをためない工夫もしているそうです。

次は弥香と利音くんと同じ病院に勤務する和弥くん(25歳・看護師)。学校は弥香と同じ看護学校を卒業しました。

部署は循環器科病棟・心臓血管外科チーム。現在4年目の和弥くんは、新人の頃は採血もできなかったダメナースでしたが、徐々に仕事も慣れてきて、多くの患者さんを任せられるまでに成長しました。通常の業務をこなしながら、1年目ナースのプリセプター(新人教育係)も担当しています。「認定看護師」取得を目指して勉強もしています。

次は福岡にある「福岡高原病院」に勤務する明慶さん(30歳・看護師)。地元の看護学校を卒業しましたが、その前が地元メーカーの営業マンでした!男性看護師の場合、大学や看護学校を新卒で卒業した子もいますが、明慶さんのように会社員やフリーターから看護師に転身した人たちも増えています。一般企業のサラリーマンやフリーターは厳しい時代。手に職をつけることができて、給料も安定している看護師は魅力の一つです。

病院は精神科専門病院。部署は病棟勤務です。精神科はうつ病などの心の病を持つ患者がメインなので、患者の心を傷つけないよう、細心のケアをしています。

 

~ベテラン&ママナース~

最後はベテラン&ママナースを紹介します。看護師としてはベテランの域。プライベートでは家事や子育てをしながらがんばっています。

まずは中央町にある「早勢大学附属病院」に勤務する円さん(32歳・看護師)。私の母校である「梅実医療専門学校」を卒業しました。

部署は第1内科(消化器内科)の外来に所属。その前が病棟勤務でした。理由はご主人と離婚して、娘の佑衣ちゃん(小1)の2人暮らしになったためです。佑衣ちゃんはまだ小学生で子育てには手がかかる時期。生活がかかっているため、病棟勤務の頃の上司に「子育てをしながら働ける環境を希望したい」と、今の外来に配置転換しました。外来では朝から夕方までの勤務なので、夜勤はありません。仕事が終わったら、家で佑衣ちゃんと一緒に過ごしています。休みの日には親子で遊んだりする優しいお母さんです。

次は埼玉にある「横田整形外科」に勤務するちはるさん(39歳・看護師)。地元の看護学校を卒業しました。

職場は整形外科・リハビリテーション科の専門クリニック。仕事は円さん同じ外来業務がほとんどです。プライベートではご主人(見佐男・40歳・メーカー勤務)、子ども2人(耕史・高1&ちひろ・小5)の4人家族。家事・子育てを両立している優しいお母さんです。

最後は静岡にある「清水総合病院」に勤務する須美子さん(41歳・看護師)。地元の看護学校を卒業しました。

部署は消化器内科病棟。須美子さんはその病棟で師長をしています。在職中に資格を取る「認定看護師」も2つの分野で取得。通常の業務をこなしながら、後輩たちの指導をしたり、病棟の長として医師や患者とのパイプ役をしています。

プライベートではご主人(一治・47歳・メーカー勤務)、子ども3人(毬子・短大2年&朔樹・中1&美織・中1)の5人家族。仕事と家事も両立をしています。3人の子どもたちはすでに手がかからなくなり、ご主人との時間が楽しみなんだそうです。

f:id:umenomi-gakuen:20140912130656j:plain

 

看護師は女性にとっては人気の職業。小学生、中高生の将来の夢にも、女子の人気No.1職業の中には必ず看護師が登場します。

しかし、あこがれとは裏腹に厳しい職場環境であることは事実です。特に病棟勤務やICU、手術室などの高度な部署では仕事も不規則。生と死を間近に直面する仕事なので、患者が突然容体が急変した時には的確な判断が重要です。一人の看護師が医療ミスを起こすと、病棟(または外来)全体の責任になります。仕事や人間関係が合わずに看護師をやめてしまう人たちも後を絶ちません。

また、看護師は「医師の言いなり」という時代は終わりました。特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有する「専門看護師」や、救急や緩和ケアなどの各看護分野の看護実践能力を有する「認定看護師」も登場し、看護師のキャリアアップ向上を行っています。大学や大学院に編入したり、海外で看護を学ぶ看護師も増えています。

 

今は老若男女を問わず、さまざまな分野で活躍する看護師はなくなることはありませんし、必要な職業です。

今日は看護師のお仕事についてお送りしました。

 

ランキングに参加しています。ぽちっと押してください!

にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへ
にほんブログ村

にほんブログ村 イラストブログ オリジナルイラストへ
にほんブログ村


エッセイ・随筆 ブログランキングへ


イラスト ブログランキングへ