梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

みんなの前で叫びたいこと

こんにちは。喜幸(小6)です。

今週のおしゃべりカフェは岐阜からお送りします。

メンバーはぼく・喜幸、吾郎さん(28歳・フリーター)、英さん(23歳・車掌)です。

 

喜幸「今日は岐阜からなので、県のご当地グルメを紹介します。今日はみたらしだんごを持ってきました。まりやさん(高2)が住む高山ではみたらしだんご発祥の地です。お母さんがわざわざ買ってきてくれましたので、いただきましょう。」

3人「いただきま~す!」

吾郎「ん~うまい!」

英「普通のみたらしって甘辛いんですが、ここのはしょうゆだけのシンプルな味。うまいです。」

喜幸「いつ食べても飽きないですね~。ところで、今日のテーマは「みんなの前で叫びたいこと」です。どんなことを叫びたいのですか?」

吾郎「オレはいっぱいある!あああああああ~つ!!!!」

英「ん、もぉ~つ!うるさいですよ!」

喜幸「耳に響きますよ!誰に向かって、どんなことを叫びたいかを聞いているんですけど。」

吾郎「オレはいろいろ不満がある。仕事のこともそうだし、家のこともそうだし、いっぱいあるよ。」

喜幸「どんなことですか?」

吾郎「職場の人間関係で続かなかったり、家でも親ともめたり、自分自身も嫌。前の会社をクビになったときの次の日は引きこもりになったこともある。」

英「コミュニケーションが取れないんですか?」

吾郎「子どもの頃からそう。引っ込み思案で友達ともうまくしゃべれなくて、学校ではよくいじめられた。職場も正社員での就職ができなくて、ほとんどが派遣やアルバイト。今の会社も掃除のパートなんだけど、おじさんとおばさんばかりで、同年代の子が少ない。」

喜幸「ぼくの学校でも吾郎さんと同じような人いますね。友達とも遊ばなくて、一人で本を読んでいるか寝ているかですね。」

英「オレのところもそう。必ず一人二人はいたね。オレの職場は鉄道の車掌なので、乗客とのコミュニケーションは必須。ただ、売店のおばさんらに比べるとそんなに気を使う必要はないんだけど。」

喜幸「車掌さんなんですね~。ぼくもあこがれます。鉄道に乗るのが大好きなので、いいなって思います。」

吾郎「オレも鉄道の車掌になりたかったけど、コミュニケーションが取れないから、やめた。大学に進学して、ちゃんとした会社に就職したかったけど、就職できなくて、結局途中であきらめた。」

喜幸「あきらめたらだめですよ。」

英「オレも高校卒業してから今の会社に就職したけど、高卒でも就職が厳しかったですよ。先生と協力して、あきらめずにがんばりました。就職が決まったときはよかった~って思いますが、その後が大変なので、毎日仕事を覚えたり、職場との人間関係構築に必死でした。途中であきらめたら終わりですよ。人生って長いからね。」

喜幸「そうですよね。英さんは誰に向かって叫びたいですか?」

英「え~つ、どうしようかな~。高校時代に付き合っている彼女に告白したいことかな。まだ結婚できるほどの経済力はないけど、いつかは結婚して家庭を持ちたいですね。」

喜幸「英さんの彼女はどんな仕事をしているのですか?」

英「普通のOLですね。彼女は大学を卒業して今の会社に入社しているので、たまにデートをします。オレ自身が仕事が不規則なので、なかなか会う機会が少ないですが、なるべくは彼女と会うようにしています。」

吾郎「いいな~彼女がいて。」

喜幸「吾郎さんだって、いつかは彼女はできますよ。時間はかかりますけど。ぼくですが、ヤッホー!!って叫びたいですかね。」

吾郎「何もないじゃん。」

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(左から吾郎、喜幸、英)

まだ小学生なので、そんなに不満はないけど、中学生になったら不満があるかもしれない…と思う。

 

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