梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

激論!!~集団的自衛権は必要か!?~

こんばんは。翔希(中2)です。

約半年ぶりの「激論!!」シリーズ、今回は「集団的自衛権」について取り上げようと思います。

 

集団的自衛権」は安倍自民党政権が掲げた最大の公約。日本以外の他国に対する武力行使をするために、自衛隊を「国防軍」にし、自衛隊を他国の戦場に送り込もうとする法案です。この集団的自衛権を行使するには、憲法9条を改正しなければならないです。

憲法9条の改正、集団的自衛権行使、自衛隊国防軍化、集団安全保障…と、自民党の多くが賛成。野党でも日本維新の会を分党・解散し、新党「次世代の党」の石原最高顧問をはじめ、平沼党首ら次世代の党の議員らも賛成。一方で、自民党の連立政党でもある公明党は反対の立場でしたが、自民党の強行アプローチにより、ついに賛成側にまわってしまい、7月に閣議決定されました。

こないだの「特定秘密保護法」といい、自民党政府は海外と戦争をする国と化しようとしています。

 

本当にこれでいいのだろうか?

今日はぼくとコウコウ(パンダ・♂3歳)、隼人くん(高3)のレギュラーメンバー、準レギュラーの達志くん(中3)、たま(アメリカンショートヘアー・♂2歳)、和光くん(中等教育学校6年)、有華さん(中3)、正四郎(中2)の8人でお送りします。

場所は前回に引き続き、「梅の実学園」事務局内の会議室にて討論開始です!

 

翔希「それでは集団的自衛権についてどう思う?」

和光「ぼくは反対です!自衛隊を軍化にして、中国や韓国、北朝鮮などと戦争をするのは嫌です!!」

有華「私も同感です!!こんな戦争を認めようとする政党には絶対に許せないです!!」

コウコウ「オイラもわかんね~よ!自民党の体質が。安倍をはじめとして、石破や河村などの自民党議員は戦争がしたい集団ばかり。」

正四郎「ぼくはある意味賛成ですね。」

隼人「は!?正四郎、このことを何の意味を表しているのかわかっているのか!?」

正四郎「戦争は許せないことですが、自国の安全を守るためにはやむなしじゃないですか?」

たま「自称「平和の党」を掲げた公明党でさえ、集団的自衛権賛成にまわったからね~。自民党との連立を継続したいためにね。」

コウコウ「公明党集団的自衛権に反対していたからね。とことん反対するなら、最後まで反対を貫き通してほしかった!!もうこれで公明党は信用できないね。」

有華「ウチは公明党なんて信用してないよ。公明党なんて所詮「創価学会」のための党なんだから。自分が求めている政党なんてどこもない!!」

たま「確かに。ぼくも「創価学会」も公明党も嫌いだから。」

達志「公明党をはじめ、民主党日本維新の会も、みんなの党も、結いの党も、次世代の党もみんな信用できない。共産党社民党も戦争反対と叫んでいるだけで、何もしていない。結局は自民党の思うままになるだけ。」

翔希「野党や国民の声も聴かずに政府与党内で勝手に閣議決定させたんだよね~。」

和光「今回の件で国民の声は賛否両論で、産経や読売の世論調査では賛成が多数。反対に朝日と毎日の世論調査では反対が多数。同じ新聞社でこんなに違うんだと思った。」

隼人「NHKの世論調査でも読売などと同じ。民放などの世論調査では会社にもよるけど、反対や慎重派が多い。全体的に言うと、反対の声の方が多い。特に戦争を経験した70代以上の方が反対が多い。」

翔希「戦争を経験していない人の方が賛成が多いね。今の安倍自民党政権の多くが戦争を経験していない人たちばかり。」

達志「こんな政治家たちは本当の戦争の恐ろしさを知らないからね。70歳を過ぎた元政治家の方の声を聞くべきだね。」

正四郎「一般の方でさえ、戦争の恐ろしさを知らない人が多い。ぼく自身は日本国民を守るための集団的自衛権は賛成ですが、戦争に追いやることについては反対です!前の自衛隊の海外派遣では、武力で荒れてしまった国の整備や救援活動がほとんど。でも、今回の集団的自衛権は一歩間違えると戦争に結びついてしまう可能性が高いです。野党や国民の声を踏まえて、慎重に議論すべきだと思う。」

隼人「そうか。さっきは少し怒ってゴメン。」

正四郎「いいですよ。」

コウコウ「野党でも次世代の党は賛成の立場なんだよね~。反対に橋下さん率いる新生・「日本維新の会」や民主党みんなの党、結いの党は反対か慎重な立場が多い。」

たま「共産党社民党、わけのわからない小さな党は反対が多いね。」

和光「でも、野党は全く頼りない議員ばかりだよ。自民党政権に反論する議員がどこにもいない。しかもどこの党も問題を抱えていたからね。」

有華「日本は海外と比べて、YesとNoが言えない人種だし、権力の強い人間には反論もできない人種。それに意見がバラバラだし、対立もしやすい。人種上、議論もできない。」

隼人「議論っていうよりは、口論だよね。今の国会は。」

翔希「集団的自衛権行使に当たっては憲法9条を改正しなければならないけど、これもどう思う?」

コウコウ「長いこと憲法改正しなかったからね。」

和光「憲法はいろいろな法律があるけど、その中で9条は武力行使についての法律。日本は「太平洋戦争(第2次世界大戦)」以来、70年以上にわたって憲法を改正しなかったし、武力は持たない、戦争はしないっていうことを一貫して貫いた。これまでの自民党は、民主党政権新進党政権時代なども含めて、歴代の首相は憲法の改正はしなかった。あの小泉さんでさえも憲法の改正はしなかった。しかし、安倍自民党政権によって、それを変えようとしている。 本当に危険ですよ。」

たま「安倍の親族も首相時代に太平洋戦争のA級戦犯だった。」

達志「岸 元首相だよね。安倍さんの祖父で。今度の憲法改正集団的自衛権行使で孫息子も同じような道を歩もうとしている。」

コウコウ「安倍政権では憲法改正を「憲法解釈」を変えるって言っているけど。」

隼人「解釈を変えるのも改正しようとしているのと同じ。」

正四郎「もし、集団的自衛権行使が可決されたら、自衛隊は戦場に行かなければならないの?」

有華「全員ではないけど、ほとんどの自衛隊員は戦場に送り込まれる。首相らは当事者ではないから簡単なことが言えるけど、当事者である自衛隊員とその家族にとってはたまったものではない!もし一人の自衛隊員の命が消えてなくなったら、その家族がとても悲しむと思う!!」

コウコウ「自衛隊員もみんな嫌っていうよね。」

たま「自衛隊員が行かなかったら、一般の国民が戦場に送り込まれるよ。若い子で健康な子を中心にね。年齢が20代、30代で、重い病気にかかっていなくて、働かないニート生活保護受給者、引きこもり、働いている人でもフリーターなどの非正規社員とか。病気にかかっている人では精神疾患とかが優先されるよね。性別も女子より男子の方が優先される。さすがに子どもや高齢の方は戦場に送り込むのは難しいけど。」

和光「一般の国民でも同じだよ。働いている人であってもなくても、若い人と年輩の人、病気があってもなくても、男子女子関係なく、一人の人間だよ。自衛隊員と同様、一人一人の国民の命が失ったら、その家族や友人らが悲しむよ。」

隼人「昔のような「徴兵制度」のようになってしまう可能性は否定できない。安倍自民党政権は戦前の日本に戻そうとしている。多くの国民の方たちは反対のデモをしているし、東京で年配の男性が集団的自衛権に反対して、焼身自殺未遂をしたほどだ。」

翔希「あ~あれですよね。その事件がニュースで報道されたけど、あの事件を見て、正直ショックでしたよ。」

正四郎「自ら命を絶つのはよくないけど、あの事件は衝撃的でした。集団的自衛権に反対している現れですね。」

たま「でもこのニュースでは民放各社は報道したけど、NHKは報道しなかったんだよね~。」

コウコウ「NHKはどのニュースも報道すべきなのに、ひどいよね!!」

和光「NHKは会長が変わってから、国営放送化しちゃったんだよね。今のNHKの会長は安倍自民党政権の手下のようなもの。東京都でも元自民党議員で、元厚労相の舛添さんが都知事になったし、内閣府のエライ方も安倍政権の手下だしね。」

達志「東京都で思い出したけど、東京都議会で、みんなの党の女性議員に対する「セクハラ野次」も自民党議員の仕業だよね。」

有華「ウチはあの事件は絶対に許せない!!同じ女として侮辱感があるし、「結婚しろ」とか「子どもを産め」などのヤジをする議員たちは人間としてサイテーだと思う!!」

翔希「あれも一人の議員だけ名指しして、謝罪させてもみ消そうとしているんだよね。自分たちが行った行為をなかったことにしようとしてね。あと、国会でも同様のヤジがあったし。」

コウコウ「サイテーだよね!!自民党国会議員も地方議員もみんな人権感覚がないよね。」

隼人「都議会の事件もそうだけど、自民党集団的自衛権だけでなく、TPPや原発問題なども強行で可決にしようとしている。野党や国民の声を聞かないまま、与党だけで勝手に法案を作って、国民の生活をつぶそうとしている。公明党自民党のブレーキ役として連立を組んでいたのに、そのブレーキ役も機能していない。昔のような自民党独裁政治になろうとしている。」

翔希「その可能性は否定できないよね。公明党自民党との連立を解消してまでも反対を貫いたなら「やるじゃん!」って思うけど、そういうのも全然ないしね。ここにいるみんなをはじめ、国民全員が「No!」を言うべきだよ。」

 

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いろいろ話したけど、今回はここまで。

集団的自衛権行使は、日本を地獄に導いてしまう。自民党は最強悪、「日本のがん」だ!!

 

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