梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

どんな資格を持ってる?

こんにちは。ピグモ(カバ・♂4歳)です。

今週のおしゃべりカフェは「資格」です。

資格は仕事や学校のときに取得するライセンス。法的根拠のある国家試験から日頃の学習の成果を図る各種検定などいろいろあります。

仕事をするには資格がないとできない職種もありますし、そうでない場合もあったほうが有利。

そこで、ぼく・ピグモと社会人2人と一緒におしゃべりしたいと思います。今日ぼくと一緒におしゃべりするのは童夢(25歳・百貨店勤務)と賢二(23歳・保健師)の2人です。

 

ピグモ「まずは今日の「梅の実弁当」です。献立はきのこご飯、さんまのかば焼き(キャベツのせん切りつき)、かぼちゃの煮物、ブロッコリーのおひたし、漬物(桜漬け)、果物(梨)です。では、いただきます。」

3人「いただきます!」

ピグモ「うん!おいしい!2人はどう?」

童夢「うまいっす!肉派なんですが、このさんまの味がこってりしててご飯に合いますね。」

賢二「すごくおいしいです。もともと野菜が好きなので、ビジネスマンにはありがたいです。」

 

~お弁当を食べ終わったところで、ここで本題です~

童夢「今日はほうじ茶を持ってきました。ぼくが勤務する百貨店内の食料品コーナーにあるお茶屋さんで買ってきました。入れますね。」

ピグモ「わあ、いい香り(*^。^*)」

童夢「どうぞ。」

ピグモ&賢二「いただきます!」

賢二「香ばしくておいしいです!」

ピグモ「あ~おいし~。日本茶は大好きだけど、特にほうじ茶が大好きです。おいしい~。ところで、今持っている資格はありますか?よく持っている車の免許とかは除きます。まずは童夢から。」

童夢「ぼくは都内の百貨店に勤務しています。部署は宝飾売り場で、ダイヤモンドやパールなどの宝石をベースとしたジュエリーや時計などを販売しています。今持っている資格なんですが、「宝石鑑定士」の資格を持っています。今の職場に在籍中に資格を取得しました。」

賢二「宝石鑑定士って何ですか?」

童夢「ダイヤモンドなどの宝石が本物か偽物かを鑑別する資格なんだけど、日本では公的な資格はなくて、アメリカの公的資格なんですよ。資格取得はアメリカにある宝石鑑定士養成学校に通うんだけど、日本にも同じ養成学校があって、そこで取得しました。」

ピグモ「すごい!これを持っていれば、仕事にも役立つね。」

童夢「あったら有利な資格なんだけど、必ずしも取らないといけない資格ではないんで。」

賢二「そうなんですか。百貨店って、特に必要な資格ってあるんですか?」

童夢「百貨店に入社しても、絶対にとらなきゃいけない資格はなくて、誰でもなれる仕事なんだ。一応販売職なんで、接客ができないとダメなんだけど。販売の資格では「販売士」という資格があるんだけど、これをとったからといって、必ずしも販売職に就けるとは限らないしね。」

ピグモ「宝石鑑定士以外で百貨店の仕事に役立つ資格ってあります?」

童夢「靴売り場だったら「シューフィッター」っていう資格があるし、青果売り場だったら「野菜ソムリエ」などがありますね。いずれもあったら有利ですね。ただ、薬局だけは「薬剤師」か「登録販売者」の資格がないとダメなんですよ。日用品や健康食品とかは資格が持っていない販売員でも売ることができるんだけど、薬だけは薬剤師や登録販売者でないと売ることができないんです。」

賢二「そうですよね。医療関係は資格がないとできないですから。ぼくなんですが、大手電機メーカーで「保健師」をしています。」

ピグモ「保健師ですか。どんな仕事をしていますか?」

賢二「保健師は地域の保健所や企業の健康管理室などで地域住民や企業の従業員に対し、健康や病気などに関する相談をしたり、健康診断の受付や介助をするなどです。国家資格なので、保健師として業務をするには資格は絶対に必要なんです。会社では本社の健康管理センターに配属されて、そこで仕事をしています。」

童夢「保健所だけではなくて、会社でも保健師がいるんですね。うちの会社ではいないんですよ。一応大手なんですが。」

賢二「会社によっては保健師がいるところといないところがあります。企業内保健師のいる会社は大手企業が多いですね。企業の健康管理室では保健師のほかに産業医という企業内にいる医師がいます。産業医保健師も従業員の健康管理だけでなく、メンタルケアも必須なんです。職場のストレスで心の病に陥る従業員が多いので、毎回の研修は欠かせません。」

ピグモ「やはり心のケアは欠かせないですね。職場社会は厳しいから、すごいストレスにさらされるしね。」

童夢「でも保健師ってどうやったらなることができるの?」

賢二「一番の近道は大学の看護学部に進学して、卒業時に国家試験を受けることです。ただ、保健師だけではダメで、看護師の資格も同時に取得することが条件なんですよ。ぼくが卒業した大学では看護師の資格は全員取得しなければならないんですが、保健師は希望者から何十名かを選抜して、選抜された学生たちは保健師課程も勉強します。卒業時に看護師と保健師の同時取得が可能です。ちなみに助産師も同様で、卒業時に看護師と助産師の同時取得が可能なんです。しかし、助産師は女子しか取得することができないんですよ。」

童夢助産師って、女子でないとダメなの!?」

賢二「そうなんですよ。当初は男子も助産師受験資格の対象にする予定だったのですが、多くの女性たちが反発して、結局却下されてしまったんですよ。病院の産科や産婦人科では助産師はおろか、男子の看護師は皆無なんですよ!男子の産婦人科医はいるのにね。」

ピグモ「やはり倫理上の問題だよね。女性の目は厳しいからね。」

賢二「看護師も保健師もその昔は女子しかできない資格だったんですよ。その後男子の看護師や保健師が登場して、のちに制度化しました。男子の看護師や保健師でないと相談や看護ができない人たちもいますから。あと、歯科衛生士も女子のみの資格だったんですが、これも男子も取得することができるようになりました。」

ピグモ「時代の流れだよね。男女差別の問題があるし、職業に男女はないからね。」

童夢「鉄道の車掌や運転士も女子がいるし、建設現場でも女子の作業員がいるからね。」

賢二「あと、話は変わりますが、看護師や保健師の資格を取得する予定の学生は所定の単位を取得すれば、養護教諭免許を取得することができるんです。大学の看護学部では養護教諭課程があって、看護師や保健師だけでなく、養護教諭1種免許も同時に取得することができる大学もあります。ぼくが卒業した大学では養護教諭課程があって、看護師の単独または看護師と保健師の同時取得する予定の学生は所定の単位を取得すれば養護教諭1種免許を取得することができます。他の大学では養護教諭課程がないところもあって、看護師や保健師を取得する予定の学生は所定の単位を取得すれば、都道府県の教育委員会に申請すると養護教諭2種免許を取得することができます。ぼく自身は持っていませんが、学校の保健室でも看護師や保健師免許を持つ養護教諭が必要になってきています。」

ピグモ「学校現場でも子どもの心のケアが必要だし、アレルギーなどの病気を抱えている子どもたちがいるしね。専門的な知識を持った養護教諭は必要になってくるね。」

童夢「ピグモは学生だけど、将来はどんな仕事をするの?」

ピグモ「ぼくは大学では小学校の先生の養成の学科で学んでいます。将来は小学校の先生になりたいです。それまでは毎日勉強です。」

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(左から童夢、ピグモ、賢二)

 

将来のための資格は持っておいた方が得!

 

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