梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

姉の自慢

こんにちは。良太(高3)です。

今週のおしゃべりカフェは「姉」です。

姉、お姉ちゃんは家族の一人。人生の先輩として相談できる相手でもあります。

ただ、お姉ちゃんと弟ではちょっと話は違うもの。子ども時代はじゃれ合っても、思春期以降になってくると話しづらくなりますしね。

そこで、姉のいる男子メンバーでおしゃべりしたいと思います。

今日はぼく・良太、和歩(小5)、初登場の繁浩さん(42歳・建築士)です。

 

良太「今日の「梅の実弁当」です。献立はご飯(梅干しつき)、煮魚(さば)、白菜のごまあえ、さつまいものサラダ、漬物(たくわん)、果物(みかん)です。では、いただきます。」

3人「いただきます!」

良太「おいし~。和食が好きなので、ご飯に合うものがたくさんありますね。」

和歩「ぼくは魚はあまり食べないけど、味が濃くておいしいですね。」

繁浩「初めて食べましたが、意外とおいしいです。」

 

~お弁当を食べ終わったところで、本題です~

良太「今日はいつもの緑茶を飲みながらのおしゃべりですが、今日はぼくの家で飲んでいる緑茶を持ってきました。早速ですが、今日のテーマが「姉」「お姉ちゃん」ですが、それぞれのお姉ちゃんを紹介したいと思います。まずは和歩から。」

和歩「はい。ぼくのところは姉(奈々・高2)が1人います。高校2年生で、地元の公立高校に通っています。部活はチアリーディング部に入っていて、レギュラーになっています。」

良太「奈々とは1つ下なんだけど、明るくて元気だよね。」

和歩「はい。明るいだけが取り柄ですね。でも、勉強は今一つですが(^_^;) 勉強はぼくのほうができますね~(自負)。」

繁浩「そうなんだ~。うちの娘(華蓮・小5)が和歩くんと同い年なんだけど、娘は勉強が嫌いみたいです。よくうちの妻(もえみ・40歳・主婦)が「勉強しなさい!!」って怒られていますね。誰に似たのだか。」

良太「繁浩さんの娘さんって、どちら似ですか?」

繁浩「母親似ですね。母親、妻は元バレーボール選手でした。運動神経の良さは娘に受け継がれていますね。ぼくは小3の息子とよく似ています。」

和歩「どういうところですか?」

繁浩「おっとりとした性格ですかね。スポーツはできますし、勉強は娘よりはしますね(^_^;) ちなみにぼくの姉なんですが、きょうだいはぼくを含めて5人です。男2人と女3人です。姉は1番上の長女と3番目の次女(美也子・44歳・製造パート)の2人です。他は2番目の長男である兄と末っ子の三女である妹(美世子・40歳・主婦)がいます。ぼくは4番目ですね。」

良太「きょうだいはけっこう多いですね!それぞれどこに住んでいますか?」

繁浩「一番上の姉は富山に住んでいます。他の3人のきょうだいは住んでいる場所は違いますが、山梨に住んでいます。それぞれ家庭を持っていて、それぞれ子どもたちがいます。富山に住む一番上の姉は地元の水産会社でパートの製造職をしています。子どもたちはそれぞれ就職や結婚で独立しましたが、姉の夫、つまり義理の兄(勲・57歳・メーカー勤務)と2人で暮らしています。真ん中の姉は地元の惣菜会社でパートの製造職をしています。真ん中の姉の家族は義理の兄(浩一・45歳・塗装会社勤務)、子ども2人(麻里絵・中1&祥平・小5)、義理の兄のお母さん(トメ・68歳)の5人家族で、子ども2人の子育てに奮闘していますね。」

和歩「すごーーい!うちの家ではきょうだいが多くないから考えられないや!」

良太「「梅の実」でもきょうだいの多いところって、そんなにいないよね~。だいたい2~3人のところがほとんどで、多いところだと、北町の和彦さん(大学3年)の4人きょうだいくらい。」

和歩「沖縄にいる守山家は10人きょうだいですよ!上が一也さん(20歳・建設会社勤務)で下が十子(6歳)と、年齢層も厚い。」

繁浩「いわゆる大家族だよね。生活費が大変そう。ぼくのところもそうですが。ちなみにぼくたちきょうだいは山梨で生まれ育ちました。父親がぼくが幼い頃に病気で亡くなって、母親が女手一つで5人の子どもを育て上げましたね。少ない給料でギリギリで生活しました。5人の子どもを全員高校に進学させましたが、大学へ進学したのが、ぼくだけでした。1番目の姉は大学には進学せずに就職し、3番目の姉も就職しました。2番目の兄は大学進学を目指していましたが、経済的に苦しくて、大学進学をあきらめざるを得なかったんです。末っ子の妹は大学進学も就職もせずにアルバイトをしていました。ぼくは大学進学を希望していましたので、親の経済的負担がかからないところを焦点にしました。それで長野の国立大学に進学しました。それと同時に入学時の成績が上位だったので、特待生として奨学金がもらえることができました。」

良太「そうだったんですね。お母様も大変なご苦労をされたんですね。他のきょうだいたちのその後についても知りたいですが。」

繁浩「1番目の姉は義理の兄との結婚後に退職して、そのまま専業主婦に。のちに子どもの教育費の関係で今の仕事をしていますね。3番目の姉も義理の兄との結婚後に退職して、専業主婦をしていましたが、子どもたちがある程度の年齢になったときに今の仕事をしています。2番目の兄は高校卒業後に地元の工場に就職しましたが、手に職をつけたいと思い、工場を退職し、当時はあまりブームではなかった介護職に転職しました。3年間の実務経験を積んだのちに介護福祉士の国家試験に合格しました。当時職場の同僚だった義理の姉と結婚し、高齢者介護福祉施設を立ち上げました。両親の影響を受け、息子(奨太・大学2年)が社会福祉士を、娘が看護師をそれぞれ目指して東京の大学に進学しました。ちなみに兄の2人の子どもはぼくの家の近くに住んでいて、たまに2人そろって遊びに来ますね。末っ子の妹は他のきょうだいよりも早い年齢で結婚して、専業主婦をしていますね。妹は義理の弟(滋・40歳・小学校教師)、子ども2人(幸那・高1&舞沙・中1)の4人家族です。あと、母親ですが、80歳を過ぎましたが、今も元気です。」

良太「みんな幸せに暮らしていますね~。ちなみにぼくですが、姉(瑠衣・21歳)が1人います。姉は音楽家を目指して、イタリアの大学に進学しています。」

和歩「イタリアですか!?」

繁浩「良太くんも音楽をやっているそうだけど、家族そろってなのかな?」

良太「はい。父(良輔・54歳・作曲家)が作曲家で、母(渚・55歳・中学高校教師)が地元の私立中高一貫校で音楽の教師をしています。父は作曲家のほかに指揮者に地元の芸術大学客員教授もしています。姉はバイオリン奏者を目指して、イタリアの名門音楽大学へ。日本の大学の選択肢もありましたが、姉は海外で音楽を学びたいと、決心は固かったですね。」

和歩「英語はできたのですか?」

良太「高1まではほとんどできませんでしたが、高2になってから猛勉強しましたね。留学するために英会話学校には毎日通っていたそうです。」

和歩「すご~い。」

良太「ちなみにぼくですが、地元の高校の芸術科で音楽を専攻しています。将来は音楽関係の仕事を目指して、音楽大学進学を希望しています。日本の大学か海外の大学かはわかりませんが。」

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(左から和歩、良太、繁浩)

 

それぞれのお姉ちゃんのそれぞれの人生設計があります。

全てのお姉ちゃんが幸せでありますように。

 

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