梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

チャットジャッジ~節分に豆まきは必要?不要?~

こんにちは。柿衛門(小4)です。

今月のチャットジャッジは、節分ということで、このお題にしました。

 

「節分に豆まきは必要?不要?」

 

豆まきは節分には欠かせない風習です。豆まきをすることで家の中の厄を払い、福を迎えることで伝えられています。

しかし、家庭によっては豆まきをやる家庭とやらない家庭があるそうです。

 

そこで、おうちなどで豆まきをするメンバーとしないメンバーに分かれて討論したいと思います。

ファシリテーターはぼく・柿衛門です。

豆まきをするメンバーを代表して、誠二くん(小5)、リュウ(きつね・♂2歳)、梨香子さん(27歳・主婦)、美也子さん(44歳・製造パート)です。対する豆まきをしないメンバーを代表して、菜美さん(小6)、葵さん(高1)、洵子さん(27歳・主婦)、隆一さん(78歳)です。

 

では、豆まきをする派メンバーからのプレゼンです。

>ぼくの家はお父さん(孝二・45歳・メーカー勤務)、お母さん(久恵・39歳・通販会社勤務)、お姉ちゃん(ありさ・高3)、お兄ちゃん(健二・中2)、ぼくの5人家族です。うちの家ではよく豆まきをします。ふだんはお姉ちゃんとお兄ちゃんとケンカをして、よくお母さんに怒られるときがあります。豆まきのときだけはきょうだいで争ってもOKなので、このときだけは張り切りますね(ワラ)。度が過ぎた行為はダメですが、3人で交代で1人が鬼になり、2人が豆をまきます。豆まきはストレスの解消にもなるので、きょうだいゲンカをしやすい家庭にはおすすめです(ワラ)。豆まきが終わった後はみんなで片づけをしますよ。(誠二)

>ぼくの家では豆まきはしませんが、家の近くにある神社では毎年節分の行事があります。その行事に家族そろって出かけます。神社の神主たちが参拝客に豆を投げ、客はそれを受け取ります。豆はそのまま持ち帰って食べることができるので、よくおやつとして食べます。全国にある大きな神社では節分の行事が毎年あって、それぞれの神社によって違った節分の行事を行います。(リュウ

>私は主人(秀史・34歳・メーカー勤務)と3人の子ども(絵梨菜・小2&海人・4歳&晴華・2歳)の5人家族です。私の家では毎年豆まきをします。私の実家は岡山ですが、実家でも家族そろって豆まきをしましたね。節分の日は悪いものを追い払うと伝えられているので、後世に伝えるためにも、節分の風習を子どもたちに伝えていきたいです。(梨香子)

>私は主人(浩一・45歳・塗装会社勤務)、娘(麻里絵・中1)、息子(祥平・小5)、義理の母親(トメ・68歳)の5人家族です。節分の日にはやっぱり豆まきをします。私が小さい頃からやっていたのもあるのですが、義理の母親が昔ながらの風習を大事にする方なので、子どもたちに伝えるためにも節分の風習は必ず行います。主人が鬼になり、子ども2人が豆をまき、私と義理の母親が3人の様子を気にしながら恵方巻きを作るという光景は日本の家庭では大事にしたい慣習ですね。(美也子)

 

他のメンバーからの意見があります。

>私の故郷のアメリカでは、節分という行事はありません。留学のために日本にやってきて、節分で豆まきをしたり、太い巻き寿司をかじったりするのは、私にとっては新鮮で、すごく楽しいです。こういった日本の文化は大事にしていきたいです。(キャサリン・20歳)

>私が勤務する保育園では、毎年節分の行事があります。保育園の給食では恵方巻きを中心とした節分のメニューがあり、豆まきもあります。ただ、小さい子どもが相手なので、小袋に入った節分豆を袋を破らず、そのまま豆まきをします。鬼は同僚の保育士が担当し、子どもたちと残りの保育士で豆まきをします。小袋に入ったまま豆をまくことで、後片付けの手間を省くことができますし、豆が目や鼻などにあたって、けがをするのを防ぎます。(ルミ・33歳・保育士)

 

豆まきをしない派メンバーたちからの反論です。

>私は豆まきには興味がありません。きょうだいもいないし。(菜美)

>なんか超めんどくさいんだよね~。(葵)

>豆まきは私が小さいときはやっていましたが、今はやっていません。豆が顔などに当たったらケガをするし。(洵子)

>わしらは年なので、豆まきはしないです。(隆一)

 

次は豆まきをしない派からのプレゼンです。

>私の家は両親と私の3人家族です。両親はともに働いていて、帰りも遅いので、私自身も塾や習い事があって、帰るのも遅いです。豆まきは私の家ではやりません。両親が働いていていないことが多く、私一人でやってもつまらないです。節分は恵方巻きを食べるくらいですね。(菜美)

>ウチはパパとママ、弟(毅・小6)の4人家族です。ウチの家では豆まきをするけど、やるのはパパと弟だけ。ママは恵方巻きを作ったりするので忙しいし、ウチは全くやらないです。もう高校生なので、そんなものには興味がないです。ママが作る恵方巻きなら食べるし、「恵方ロール」っていうロールケーキもあるので、ウチにとっての節分は食べることだけですね。(葵)

>私は夫(悠二・30歳・メーカー勤務)と息子(恒星・4歳)の3人家族です。節分はもっぱら恵方巻きを作ります。豆まきは家ではやりません。豆まきをすると部屋中に散らかって掃除をしないといけない。床に落ちた豆は衛生上よくないので、子どもには食べないようにしています。掃除は子どもはやらないので、私一人でやることになります。夫も豆まきには興味がないので、家族みんなやらないですね。あと、息子が通う幼稚園では昔は豆まきをやっていましたが、豆が顔にあたってけがをするからやめてほしいと、一部の保護者からの指摘があり、豆まきをやった後の後片付けはすべて先生がやらなければいけないことから、廃止になったそうです。幼稚園ではおやつとして小さな袋に入った節分豆がもらえるだけです。(洵子)

>わしのところは嫁(たけ・80歳)の2人暮らしです。子どもたちはみんな結婚して、それぞれの地域で暮らしています。節分は嫁が通う老人介護施設の行事に参加します。豆まきはしませんが、豆が入った「福茶」を飲んだり、給食では恵方巻きの献立があります。恵方巻きは高齢者が食べやすいように、小さめにカットしています。家では夫婦だけなので、豆まきはしないし、高齢なので、豆を年の数だけ食べるのはしんどいです。(隆一)

 

他のメンバーからの意見があります。

>ぼくが住むオーストラリアでは節分の行事はありません。お父さん(庄介・48歳)とお母さん(佳世子・45歳)、お兄ちゃん(健也・20歳)は昔日本に住んでいたので、地元の節分の行事に参加したことがありますが、ぼくとお姉ちゃん(あおい・16歳)、妹(せりか・11歳)はオーストラリアで生まれ育っていて、日本には住んだことがありません。豆まきや恵方巻きのことはお母さんから聞いているので、何となくわかりますが、オーストラリアでは節分豆がないので、豆まきのしようがありません。恵方巻きの材料はオーストラリアで売っている食材の中から、日本人のぼくたちにも合うように作ります。ぼくがもう少し大きくなって、日本に住むようになったら、節分をはじめとした日本の文化も勉強したいと思います。(悠也・13歳)

>私のところは先祖代々伝わるお寺に住んでいて、私はその住職をしています。日本全国にあるお寺は数多くありますが、節分の行事を行うお寺は、一部の大きなお寺ではありますが、私のような小さなお寺ではそのような行事はありません。宗派の問題もありますし。節分は神社ではメインに行いますね。(照龍・41歳・住職)

 

豆まきをする派メンバーからの反論です。

>豆まきをしない家があるのは考えられません。やったら楽しいのに。(誠二)

>子どもがけがをするからと、豆まきをやらないのはどうかと思います。掃除が面倒だからしないっていうのは、自分たちのエゴですね。(リュウ

>日本の昔の行事を学ぶことも、子育てでは大事だと思います。時代は変わっても、日本古来の行事は大事にしていかなければなりません。(梨香子)

>ご高齢の方の場合はあえて豆まきをしないことはありだと思います。豆を食べる量が多かったら困るし、掃除も大変ですしね。しかし、子どものいる家庭では後世に伝えるためにも豆まきは必要です。一人暮らしなど、個々の家庭によって豆まきの慣習が異なることもあります。(美也子)

 

以上で終了です!

さて、ここでぼくがジャッジします。

結論は…面倒でも豆まきはやりましょう!ただし、一人暮らしや高齢者家庭など、個々の家庭に合わせた慣習を!!

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節分は豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりと、日本の行事としては大切なものです。

しかし、高齢者だけの家庭や一人暮らし、家族が集まらない家庭など、高齢化や核家族化の影響で、豆まきをやらないところも増えています。そういう場合は地元の神社や学校、施設などで開催している節分の行事に参加するのも手です。家族だけしか会わない人も、こういった行事に参加することで地域との交流を深めることができます。

節分の慣習は子どもから孫に広めなければなりません。節分をはじめとした日本古来の行事は大事にしていきましょう。

 

今日はチャットジャッジ・第22回目、「節分に豆まきは必要?不要?」をお送りしました。

 

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