梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

スキー旅行(その2)

おはようございます。英男(小5)です。

スキー旅行・2日目。

朝はいつもどおりに起きた。

 

みじたく開始。

英男「おはよう。」

和樹(小5)「あ、おはよう。よく眠れた?」

英男「親元を離れているし、それにみんなと一緒に寝泊りするから、テンション高ぶって眠れなかったかな?」

和樹「ぼくも。やっぱりみんないるとテンション上がるよね。」

 

そして、朝ごはんです。

献立は、ご飯、みそ汁、野沢菜の漬物、ハムエッグ、大根おろし…と豪華な和定食です。

家ではパンを食べることが多いので、たまにはご飯もいいな~って思いました。

 

そして、2日目の実習開始!

中学・高校組は指導係の領次さん(大学3年)らを中心に、スキーやスノボーの練習。

小学生組はゲレンデ内でのレクリエーションです。

講師はもちろんライアンさん(アルパカ・♂5歳)らを中心とした経験者と子どものボランティアの指導に当たっている大学生メンバーです。

麻梨奈さん(小6)や明太くん(高2)などの北国に住む子を除き、全員が東京や関西などの都会に住んでいます。雪もめったに降りません。

 

小学生は全員で雪合戦です!

5年生チームと6年生&動物1歳チームに分かれて対戦です。

6年生側にはフックさん(ビーグル・♂4歳)と5年生側には衣里奈さん(大学1年)も加わります。

「冷たい!」

と、雪で作ったボールで当てっ子をして競い合います。

勝(小5)が投げた雪の球が斗真くん(小6)の顔面に命中!!

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思わずみんな大爆笑です\(^o^)/

久々の雪で大はしゃぎ!!

このあと、そりに乗っちゃいます。

これもはしゃいじゃいました(*^。^*)

 

そして、お昼で~す(*^。^*)

メニューはカレーです。漬物も福神漬けのほかに野沢菜漬けが常備しています。

みんなジュピタ(ツキノワグマ・♂2歳)のママのビーナスさん(ツキノワグマ・♀8歳)の手料理で感激です!

 

午後からスキーの練習です。

ところが…

ジュピタ「今、ここの地域に「大雪警報」が発令しているから、ここに出ちゃダメ!」

高宏(小6)「どうして?」

立(41歳・建築士)「もしここに出たら遭難する危険性があるから絶対にダメだ!」

高宏「まじで~!?」

初(大学4年)「まじ。すぐに予定変更!違うことをしようよ。」

ジュピタ「じゃ、そば打ちはどうですか?結構時間つぶせるし。」

初「OK!じゃそれで。」

ジュピタが住む地域で風を伴う雪が降っていて、「大雪警報」が発令された。

このままスキー実習を続けると命にかかわる可能性があるため、ジュピタんちで待機することになった。

 

ジュピタの発案で「そば打ち」をすることに。

各チームに分かれて、そば作りを始めました。

カルダモン(くま・♂2歳)「よいしょ、よいしょ…。」

そばを寝かせる時間がかかるので、全員でゲーム!

体で覚える体操や「フルーツバスケット」などをしました。

そばの寝かせが終わったので、そば切りです。

そばをのばし、切っていき、打ち粉をします。

これを今日の晩ご飯で食べるので、その間にまたゲーム!!

いろんなクイズをしました。

 

しかし、大雪は止まらず、警報は解除されない。ゲームも飽きてきた。

そこへ、沙由美さん(中2)が…。

沙由美「なんかゲームもつまらないから、カラオケをしようよ!」

全員「賛成!!」

メアリー(ひつじ・♀2歳)「じゃあ、どこでするの?」

沙由美「ここ。」

悠人(中2)「ジュピタ、カラオケのセットってある?」

ジュピタ「うちはない。そんなもの。」

麗華(高2)「じゃあ、アカペラで歌えば。」

ミーア(きつね・♀2歳)「あ、そうか!」

ということで、アカペラでカラオケ大会!!

音楽がなくても、結構みんな歌ってる!

でも、ぼくは音痴だから、聞き役に徹している。

あっという間に夕方になった。

 

そして今日の夕食!みんなで作ったそば!

それにビーナスさんの手作りの料理。

全員「いただきま~す!!」

チュルル…。

和樹「あ、おいしい~!!」

雄也(小5)「ホントだ!つるんとのど越しがあって、手作りのそば食べたの初めて!」

あっという間に2日目が終了した時点で、警報が解除された。

沙由美「やっと解除されたね~。」

舞沙(中1)「幸那(高1)がいるから天候悪くなったじゃない~。この雨女が。」

幸那「ウチのせいにしないでよ!!」

ライアン「まあまあ、ケンカしないの!とりあえず明日にしようね。」

あ~あ、もう少しスキーやりたかったな~。

 

そして次の日、スキー旅行も最終日を迎えました。

最終日の朝食は和定食。ご飯、みそ汁、野沢菜漬けに卵焼き、焼き魚、のりなどです。

 

ご飯を食べた後にスキー実習開始!!

ほとんどの子たちは滑れるんだけど、初参加の泉(小5)だけが滑れない。

指導係の初さんといっしょに丁寧に指導するも、滑る途中で転んでしまった…(>_<)

泉「痛い…。」

初「大丈夫か?」

ライアン「雄大(26歳・看護師)はいる?」

衣里奈「宿内に怜名さん(32歳・看護師)がいますよ。」

初「じゃあ、一緒に行ってくれるか?」

泉、足に軽いケガをしてしまい、救護担当の怜名さんによる応急処置。

しかし、外科経験のない怜名さんが応急処置にかなりの時間を要していて、戸惑っている様子…。

怜名「え~何だっけ?」

衣里奈「どうしたんですか!?」

怜名「今の職場は眼科だし、前の職場は内科しか経験していないから、外科の実習は看護学校で学んで以来全くやっていない…。どうしよう…。」

衣里奈「まじですか…?」

と、他のメンバーから連絡を受け、雄大さんがかけつけてくれました。

雄大「どんな様子ですか?」

怜名「雄大くん!ちょっと教えていい?こういったケガなんだけど…。」

雄大「…あ、これは大丈夫ですよ。泉ちゃん、ぼくかこのお姉ちゃん(怜名)のどちらかが手当てをするけど、どっちがいい?」

泉「え…と、お姉ちゃんで。」

雄大「わかった。怜名さん、ぼくが指示しますんで、その通りにやっていいですか?」

怜名「…はい。」

と、怜名さんは雄大さんに教えてもらいながら手当をしました。ケガは幸い大事には至らなかったそう。よかった~(^_^;)

怜名「疲れた…。ごめんね。ありがとう。」

雄大「いいですよ。気にしなくて。わからないことがあればいつでも聞いてください。」

怜名さん、自分より年下とはいえ、外科経験のある雄大さんに応急処置を教えられる羽目に。先輩から仕事を教えられることがあるのが普通だけど、後輩から教えられることもあるんだよね。でも、こういうことも一つの経験ですよね。 

大変だったけど、今度は滑れるようになれたらいいね。泉。

そうしているうちにあっという間に時間がたった。

 

そのあと、おまちかねのお昼で~す!

ソースかつ丼に、あったか~い豚汁です!

寒くなった体をあたたかい豚汁で心も体もあったまりました(*^。^*)

 

というわけで、スキー旅行、全日程終了しました!!

参加してくれたみんなともお別れ。

みんなそれぞれのルートで帰路に戻りました。

 

いつもはみんなと離れ離れだけど、このスキー旅行はみんなと会える絶好の機会。

いろんなことがあったけど、楽しかった。みんな、ありがとう!

 

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