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梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

激論!!~安倍政権の教育改革~

こんばんは。翔希(中2)です。

久々の「激論」シリーズ。今日のお題は「教育問題」です。

 

安倍自民党政権の改革では、「集団的自衛権」の問題や原発の問題などがメインになっていますが、数々の改革の中で、特に力を入れている改革が「教育」です。

第1次安倍内閣時代に「教育再生会議」を発足し、「学習指導要領」改正や「全国学力テスト」などの改革を行いました。

第2次、第3次安倍内閣では、「幼児教育無償化」「5歳児義務教育」「小中一貫校の新設・制度化」「道徳教育の教科書化」「高校日本史教育の必修化」などなどが改革(予定も含む)されています。

日本は教育の予算をかけず、海外とは逆行の教育を行っていますが、果たして本当にいいのだろうか?

 

そこで、ぼくとコウコウ(パンダ・♂3歳)、隼人くん(高3)のレギュラー陣に、和光くん(中等教育学校6年)、達志くん、有華さん(以上、中3)の準レギュラー陣に加え、今回から新メンバー2名が参加。新メンバーからはマイネル(くま・♂2歳)、里絵さん(高1)です。

いつものように場所は「梅の実学園」・事務局の会議室にて討論開始です。

 

翔希「では、安倍政権の教育改革についてどう思う?」

和光「自民党のホームページやマニュフェストを見ると、どういう教育方向をしているのかが見えていないね。」

コウコウ「幼児教育の無償化と幼児の義務教育化は他のメンバーたちのチャットでも話したけど、みんな賛否両論だよ。5歳児の子どもの義務教育化はオイラはおかしいと思うわ!」

*問題の記事はこちら!→http://umenomi-gakuen.hatenablog.com/entry/2013/05/06/180000

有華「そうだよね。イギリスなどの一部の国では5歳児の義務教育を行っているところがあるけど、全て小学校に上がる段階のこと。幼稚園・保育園の段階の義務教育は世界でも例がない。」

マイネル「一番の問題は「小中一貫校」ですよね。普通は小学校6年間と中学校3年間は別々なんだけど、それを9年まるごと同じ学校で過ごすのはちょっとしんどいかも。」

隼人「小中一貫校はここ最近増えてきたよね。東京でも既存の学校を取り壊して、小中一貫校化しているし。」

コウコウ「小中一貫校って、どういうこと?」

和光「さっきマイネルが言った通り、通常の小学校では6年間、中学校では3年間で学ぶんだけど、それらを9年間一貫して学ぶ学校のこと。小泉政権では「特区」として、一部の市区町村で小中一貫校を新設していて、学校関係者などからは「不登校がなくなった」とか「学力が伸びた」とかで評判になって、安倍政権ではそれを制度化しようとしているんだ。」

里絵「文科省ではメリットばかりじゃないですか?」

和光「そう!文科省などではデメリットは全く公表されていないけど。教育制度上では小学校は初等教育、中学校は中等教育だから、学ぶ内容も異なるし、教科を教える先生も異なる。現在ある小中一貫校は9年丸々ではなく、4・3・2制や4・5制に分けているところがほとんど。」

達志「異なる形態の学校なのに、一緒にすること自体、おかしいですよね。」

コウコウ「そもそも何で小中一貫校にする理由があるの?」

隼人「一番の理由は「中1ギャップ」「小1プロブレム」の解消が大きな理由。「中1ギャップ」は中学校入学時に環境の変化になじめずに、いじめや不登校などの問題が起こっているからなんだ。「小1プロブレム」も同様で、小学校入学時に環境の変化になじめずに、落ち着きのない行動をとったり、不登校になってしまう子どもが多いからなんだ。それらを解消するために、小中一貫校は一番の救世主と、各地域、各学校がこぞって新設しているんだ。国立・私立にも小中一貫校があるんだけど、全国的にもごくわずか。多くが公立校で、特に少子化で生徒数が減ってしまい、既存の学校を廃校させない口実で小中一貫校を作る地域や学校が多い。」

里絵「私は中高一貫の学校に通っていますが、中学入学時は別に何も戸惑いなんてなかったですよ。友達ができるかの不安はありましたが、徐々に慣れていきましたから。弟(浩嗣・中2)も私と同じように学校に慣れていきましたからね。」

有華「ウチもそうです。ウチの学校も中高一貫校なんですが、学年の1割がほかの高校に進学する「半中高一貫」の学校なんですよ。」

達志「有華のところは他の高校に進学する人がいるの?」

有華「毎年ね。でもさっき言った通り、他の高校に進学する生徒は約1割。他の私立高校や公立の上位校が多い。ほとんどの生徒が併設の高校に進学するんだけど。教育内容も中学と高校と別々にしているし、校舎も別々。」

翔希「ぼくも中高一貫校なんですが、ほとんどが併設の高校に進学しますね。まれに他の高校に進学する生徒もいますが。」

隼人「ぼくはここにいるメンバーとは違い、今の高校は公立の学校。もちろん中学は地元の公立校。高校受験も経験しているしね。ぼくも卒業した中学校に通っていた当初は環境の変化に戸惑っていたことは少しあった。でも、クラスメイトのほとんどが地元の小学校の卒業生で、知っている子はいたからそんなになじめないってことはなかったかな?」

マイネル「公立だと小学校から一緒の子が多いよね。でも何であえて小中一貫校にするのかが意味が分からない。」

達志「今ある普通の小学校と中学校は親が居住する学校でしか選ぶことしかできないしね。既存の小学校と中学校はある意味「小中一貫」だからね。」

翔希「でも、中央町は「学校選択制」だよ。全国的には少ないけど「学校選択制」の学校でも小中一貫校があるところもあるし。」

コウコウ「学校選択とは言っても、自分の住んでいる地域内しか限られているし。」

有華「でも、少子化で生徒数が少なくなったことを理由に小中一貫校を作るのは、地域住民の反対も多いんじゃない?」

隼人「公立校は地域の学校だから、地域住民の活動拠点にもなっているからね。自分の地域の小学校や中学校が廃校になり、小中一貫校として衣替えしてしまったら、地域住民が地域の学校に行きにくくなるのも大きな問題。あと、小中一貫校は文科省などには公表していない大きな問題を抱えていて、小学1年の子どもと中学3年の生徒とは全く合わないし、小学校の最高学年の5、6年生が低学年の子どものリーダーとなることができなくなる。制服も小学1年から着ることになるし、校則も小学校年齢の子どもから中学校年齢の生徒まで同じ校則で厳しく締め付けることになる。実際に小中一貫校に通う生徒がいじめや不登校が起こっているし、自殺をした生徒もいる。ネットなどでは小中一貫校は「ブラック学校」って言われているくらいだ。」

里絵「ひどいですよね。私だったら行きたくないですね。あと、教員免許とかはどうなるのですか?」

隼人「小学校と中学校の両方の教員免許が必要だけど、国立大学の教員養成課程では、小学校と中学校の両方の免許が取ることができるようになっている。ただ、安倍政権では新たな教員免許制度を作るそうだ。」

翔希「ていうか、いらないですよね。国立大学が教員養成課程がある時点で制度ができあがっているし。あと、小中一貫校に通う子は高校受験がある。」

達志「小中一貫校を卒業しても、高校受験は避けられない。公立校に通う生徒たちはみんな高校受験の不安を抱える。高校受験の問題を解消しない限り、小中一貫校を作るのは無意味だと思いますね。高校受験を避けるために私立校や公立中高一貫校に通う人は増えていきますね。」

和光「ぼくは公立の中高一貫校に通っているけど、もともとは親から言われたのもあるんだけど、最終的には自分で決めたんだ。公立中学へ行くと高校受験があるから、それを避けるためにあえて今の学校を選んだんだけど。一応私立の受験も並行してだけどね。」

有華「高校受験の問題を無視して、小中一貫校を作るのは本末転倒ですね。海外でも中高一貫校とそれに近い学校があるのがほとんど。」

マイネル「中学と高校を分断してしまったら、中等教育の意味がなくなりますからね。あと、道徳教育の教科書化や高校の日本史教育の必修化も問題じゃないですか?いずれも「集団的自衛権」行使に向けたものだと思いますね。」

達志「ぼくの学校はキリスト教で、道徳の代わりに宗教の科目があるんだけど。宗教でない学校はみんな道徳があるよね。道徳は人間関係や社会問題などを学ぶんだけど、その道徳が「規範意識を身につける」ための道具になろうとしている。教科書化もそう。」

翔希「だいぶ前に「心の教育」が話題になったけど、道徳を教科書化することで、国が生徒の心の管理をしようとしているし、愛国心とか規範意識を身につけさせて、画一化がますます深まっていくよね。」

コウコウ「高校の日本史の必修化も韓国の竹島や中国の尖閣の問題を生徒たちに教え込もうとしているよね。戦争とかもそう。戦争の内容も日本の行為を肯定して、中国や韓国兵を大量に殺したことを教えないんだよね。」

隼人「安倍政権によって、海外の教育と逆の方向を行おうとしているし、戦争に向けた教育をしようとしている。これは本当に問題だよ!」

翔希「教育はぼくらの問題でもあるから、避けては通れないよね。みんなで声を大にして嫌と言わないといけないよね。」

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いろいろ話したけど、今日はここまで。

次回はこの教育問題について、他の「梅の実」メンバーとチャットで議論しちゃうよ。

 

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