梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

お仕事いっぱい!~中学校教師編~

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***出演***

大澤(44歳・中学教師)

麻結(中3)

 

(一言)

私は大阪府内の公立中学校で教師をしています。担当は数学。3年生の担任もしています。

 

中学校教師になるには中学校の教員免許が必要です。中学校の教員免許は大卒者対象の1種と短大卒者対象の2種、大学院卒者対象の専修があります。

大学の各学部・学科に進学し、対象の教員免許課程を履修して、卒業後に教員免許を取得します。対象の学部は文学部(国文学科、英文学科など)、国際学部、経済学部、社会学部(社会学科)、理学部(数学科、物理学科など)、理工学部(物理学科、機械工学科など)、芸術学部(美術学科、音楽学科など)、体育学部、家政学部(家政学科、生活科学科など)などです。短大では国文学科や生活科学科など対象の学科のみ、教員免許を取得することができます。

また、国立大学と一部の私立大学の教育学部の中学校教員養成課程に進学し、対象の教員免許課程を履修して、卒業後に教員免許を取得します。

中学校の教員免許は他の学校の教員免許の同時取得ができます。一般の大学の各学部・学科では高校の教員免許が、国立大学等の中学校教員養成課程では小学校や特別支援学校の教員免許を取得することができます。

教員免許を取得する際は教育実習は必須。実習先は卒業した地元中学校が対象になります。私の時代ではなかったのですが、最近では介護実習が必須になっています。特別支援学校が2日間、社会福祉施設が5日間、合計1週間の実習を受けなければなりません。

教員免許を取得し、教師として仕事をするには採用試験を受けなければなりません。公立では都道府県や政令市の教員採用試験を、私立では各学校や私学連合組合の採用試験を受けなければなりません。中学校以外では塾講師や家庭教師などになる人もいます。公立学校の非常勤教師として一定期間勤務する人も多いです。

 

中学校教師としての問題は、最も難しい世代の生徒が相手ですので、その指導をしなければならないことです。中学生は小学生や高校生に比べて、繊細で反発を起こしやすく、いじめや校内暴力も最も多い世代です。子どもだからこのように教育すればいいのでは通用しません。厳しくしてしまうと萎縮したり、反抗したりする生徒もいますし、自由にしてしまうと何でもアリと思い込んでしまい、収拾がつかなくなってしまいます。厳しくも優しい、体を張った行動が必要になってきます。ただし、体罰は論外です。

小学生や高校生と同様に、仕事はとても忙しいです。通常の授業に事務処理、職員会議、保護者のクレーム処理はどの学校でも同じですが、中学校は中高一貫の学校を除き、高校受験があります。高校受験に向けた補習や面接の指導、進路指導も中学校教師としては必須の仕事です。あと、部活の顧問も教師がやらなければなりません。

 

仕事は大変ですが、とてもやりがいがあります。つらいことはいっぱいありますが、生徒たちから感謝されることもありますし、学ぶこともあります。生徒から信頼されるような教師として成長していきたいです。(大澤)

 

(他のみんなからひと言)

>私は岐阜県内の公立中学校で教師をしています。担当は社会。2年生の担任と部活のバレーボール部の顧問をしています。中学校の現場は波乱が多く、多忙ですが、生徒の模範になるような教師を目指しています。(恵以子・45歳・中学教師)

>私は大澤先生の教え子です。中学校は気難しい生徒が多くて大変ですが、そんな生徒たちを体を張ってがんばってくれる先生はとても頭が下がります。先生たちの期待に応えることができるよう、勉強もがんばっていけたらと思います。(麻結)

 

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