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梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

子どもの子育てと教育

おしゃべりカフェ(家庭・地域) おしゃべりカフェ(家庭・地域:子育て)

こんにちは。秀子(53歳・飲食店パート)です。

今週のおしゃべりカフェは「子育てと教育」です。

主婦にとって、子どもの子育てと学校教育は外せない存在。一人前に成長できるまで育てるのは苦労が必要。親が楽して子育てをするのは子どもが悪い方向に育つだけ。だから大変なんです。

今日はいろいろな世代のお母さんたち3人とおしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・秀子、いずれも初登場の里紗子さん(30歳・飲食店パート)と由佳先生(40歳・小学校教師)です。

 

秀子「今日の「梅の実弁当」です。献立はご飯(梅干しつき)、焼き魚(さば。キャベツのせん切りつき)、かぼちゃと厚揚げの煮物、わけぎのぬた、漬物(たくわん)、果物(デラウェア)です。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

秀子「おいし。何回かはいただきましたが、おふくろの味でホッとしますね。」

里紗子「おいしいです。ふだんは和食は作らないので、たまにこういうものがいいですね。」

由佳「私もです。仕事が忙しいので、野菜たっぷりのお弁当はありがたいです。」

 

~お弁当を食べ終わったところで、本題です~

里紗子「今日は家で飲んでいる紅茶を持ってきました。いろいろ種類がありますが、その中で私のお気に入りである「イングリッシュブレックファースト」です。入れますね。」

秀子「いい香り。」

里紗子「ミルクも入れました。みなさんどうぞ。」

秀子&由佳「いただきます。」

秀子「あ、おいし~。紅茶はふだんは飲まないですが、香りがよくておいしいです。ミルクとの相性がいいですね。」

由佳「私のお気に入りの紅茶です。ミルクが合いますね。おいしいです。」

里紗子「ありがとうございます。」

秀子「今日は子どもの「子育てと教育」がテーマですが、3人とも子どもを持つお母さんです。それぞれの子どもさんを紹介したいのですが。まずは里紗子さん。」

里紗子「私は小学生の娘と幼稚園児の息子がいます。娘は地元の「港町小学校」に通っている1年生です。息子は同じく地元の「みなと幼稚園」に通っています。」

秀子「どちらもかわいくて手がかかる時期ですね~。次は由佳先生。」

由佳「私は2人の息子がいます。上の子は高校1年生で、下の子(大助・中1)は中学1年生です。上の子が「慶明大学附属」で、下の子が「東都大学附属」にそれぞれ通っています。」

秀子「ともに私立に通っているんですね。年頃の息子さんは難しいですからね~。私ですが、2人の子どもがいます。ともに社会人で、上の子は息子で、仕事のために福岡に住んでいます。下の子は娘(理代・28歳・主婦)で、結婚して家族そろって私の家に同居しています。3世代同居ですね。」

由佳「おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に同居する家庭って少なくなってきていますね。私のところもそうですが、こういった家庭はいいですね。」

秀子「もう孫がいるので、この歳でおばあちゃんですが、まだまだ若い子には負けません。」

里紗子「由佳先生に質問があるんですが、2人の息子さんは私立に通っていますが、いずれも中学受験ですか?」

由佳「いえ。いずれも小学校受験です。どちらも小学校から今の学校に通っていますね。小学校時代に地元の学校に通わせて、中学受験の選択もあったのですが、2人の子どもには恵まれた環境の中で勉強していってほしいから、小学校受験を選びました。」

秀子「2人の子どもさんもどちらも有名大学の附属校ですよね~。附属校って、社会人として育たないっていううわさがあるから、附属校には通わせないっていう親御さんもいるそうで、先生はどうなのですか?」

由佳「確かに附属校出身の人って社会人として役立たないっていううわさは私も知っています。しかし、そういう人ってほんの一部の人たちだと思います。2人の子どもの学校の卒業生の中には経済界や政界、スポーツや芸能など多方面で活躍していますし、社会のリーダーとして活躍している卒業生も多くいますよ。」

里紗子「そうですよね。全部の附属校の人たちが社会で役に立たない人ばかりだったら、最初から誰も行かないですよね~。」

秀子「由佳先生の息子さんたちはどういう経緯で小学校受験を選択したのですか?」

由佳「私自身、都内の公立小学校で教師をしていて、仕事の忙しさや保護者からのクレーム、基本的な生活習慣が身についていない子どもの教育など、教育現場で劣悪な教育環境を思い知らされています。ちなみに夫は神奈川の公立中学校の教師をしていて、夫も私と同じような思いをしています。夫の場合は高校受験の指導や管理教育も必須なので、2人の子どもには私たちとは同じ思いをさせたくないと思い、私立受験を選びました。」

秀子「確かに先生たちの仕事は大変なのは知っています。教師という仕事が忙しい中で小学校受験はどうしていたのですか?」

由佳「仕事と受験勉強を両立することが重要課題でした。周りのお母さんたちは専業主婦で、子どもの受験のために親子で塾通いをしている方がほとんどです。しかし、中には私のように働いているお母さんたちもいたので、そのお母さんたちと相談しながら、昼間は仕事で、夜と休日は小学校受験のための勉強を親子で行いました。面接は親子面接でしたので、夫も面接の練習に参加するよう強要しましたね(ワラ)。学校見学も親子で一緒に行きました。私立の学校はそれぞれの学校の校風がありますので、小学校受験の勉強だけではなく、学校の雰囲気を知ることも重要ですので、そこで実際に通ってらっしゃるお母さんたちと懇談をしましたし、2人の子どもも先輩である学校の子どもたちと親睦を深めました。結果、上の息子は都内では上位校である「慶明」に、下の息子は2番目に上位の「東都」にそれぞれ合格しました。今は上の息子は附属小学校、附属中学校を卒業し、附属高校にそのまま進学。下の息子は附属小学校を卒業し、附属中学校にそのまま進学しました。」

里紗子「すごいですね!小学校受験は並大抵の努力がなかったらなかなか合格にたどり着かないですよね~。頭が下がります。」

秀子「私の子どもでは考えられないですが、家族の協力があるからこそ、小学校受験を乗り越えたのはすごいと思います。里紗子さんは小学校受験とかは考えてなかったですか?」

里紗子「小学校受験は考えていないです。下の息子は幼稚園ですが、たぶん受験はしないと思います。中学受験は私の周りでは早い段階から専門の塾に通わせている子どももいます。私の家でも子どもに中学受験をしようか考えているのですが、夫の仕事のこともあり、ちょっと迷っていますね。夫は普通の会社員ですが、製造職で給料もエンジニアよりは少ないので、厳しいかも。中学校進学はまだ先ですが、娘が通っている小学校では同じ地元の「浜風中学校」との小中一貫校を作る予定なんですが、もし実現したら、通う予定にはしています。普通の公立の小学校や中学校よりも教育環境がよさそうだし。」

由佳「知り合いから聞きましたが、小中一貫校はあまり評判がよくないです。普通の学校よりもいじめが陰湿ですし、自殺者が続出していますからね。新聞でも小中一貫校に通う小学生は普通の小学校に通う小学生よりもやる気を失っているというデータもあるそうですから。」

里紗子「何でですか?」

由佳「普通の小学校では小学校5、6年生は低学年のリーダーとして活動することができるのですが、小中一貫校ではそれができなくなります。小学校高学年は低学年の良きお兄さん・お姉さんとして生徒を引っ張っていかなければならないし、それが社会人としての第一歩なんです。私の学校では小中一貫の学校ではない、普通の小学校ですが、高学年の子どもたちが低学年の遊び相手になったり、時にはよきアドバイスをしたりする様子を何度も見ています。息子たちは小中高一貫の附属校ですが、ともに小学校と中学・高校は別校舎です。ともに小学校時代は低学年の面倒を見たり、学校の案内や遊び相手など、いろいろ経験しました。中学生は小学生とは全く違う世界ですので、学校の制度で中学生と小学生を一緒の学校で一緒の校舎で学ばすのは発達上、おかしくなります。特に公立は私立とは違って、決まった教育目標が明らかになっていないので、社会で役に立たない生徒が増えるのではないかと、問題になっています。私も夫も教師なので、小中一貫校では教師の忙しさはさらに増えると思いますし、不必要な仕事まで増えると思います。教師の立場としては、小中一貫校はおすすめできないです。」

秀子「やっぱり小学校高学年の子どもは低学年の面倒を見ることは重要ですね。私の子どもたちもそうでした。私の地域では小中一貫校の話はありませんでしたね。」

里紗子「そういえば、同じ地域にある「青梅小学校」が猛反発をしていて、小中一貫校の話がなくなったということを知り合いから聞きました。「青梅小学校」は10人前後の生徒しかいなくて、独自の少人数教育がウリで、小学校がなくなることを地域住民や卒業生も反対していましたね。」

秀子「地方は子どもの数が少ない学校が多いですが、少人数の学校ならではの良さがありますから。少子化や過疎化対策で小学校が統廃合したりするのはさみしいですよ。当事者である子どもたちだけでなく、地域住民や卒業した人たちもそうです。」

由佳「地方は統廃合対策として小中一貫校にしようとするところが多いです。小中一貫校は「中1ギャップ」を解消するために建設する学校がほとんどで、何の検証もしないまま国や教育委員会側が勝手に作っているんですよ。」

里紗子「「中1ギャップ」の解消には効果はあるのですか?」

由佳「正直言って、ほとんどないです。小中一貫校は小学校1年生から9年間同じ生徒ばかりが集まるので、いじめがあったら逃げ場がないです。小6の段階で他の学校に進学して逃げた生徒もいます。私自身も2人の子どもがいますが、下の子は中1で、同じ学校からの内部生もいますし、他の小学校から進学した外部生もいます。小学生時代は同じ学校の子とケンカをしたことがありますが、6年間仲良くやっていましたね。中1になった今は内部生の子だけでなく、外部生の子とも友達ができましたね。高1である上の子も同様で、内部生・外部生関係なく、友達を作っています。」

秀子「「中1ギャップ」はここ最近知りましたが、何ですか?」

由佳「「中1ギャップ」は中学校に入学したときの環境の変化や人間関係を理由に成績が落ち込んだり、同級生や先輩からのいじめや不登校になる原因となる問題だそうで、これは小中一貫校になったからといって、「中1ギャップ」を解消する根拠はありません。入学してからのギャップはどの学校でもあります。小学校に入学すると「小1プロブレム」があるし、高校に入学すると「高1クライシス」があるし、大学に入学しても、会社に入っても、どこへ行ってもギャップが起こります。これは自分自身や周りが一緒になって解決しなければならないし、乗り越えなければならないです。国や教育委員会が一方的に学校制度を変えるだけではダメです。今の学校の制度はそのままで、各学校や教師、保護者、生徒たちが一緒になって考え、乗り越えなければならないです。人間社会としては仕方がないことです。私自身も今の学校では1年生の担任をしていますが、個々の生徒の様子を見ながら、その子に合った指導をすることを心がけています。言うまでもありませんが、体罰は教師としては失格ですね。」

里紗子「そうですよね。うちの娘のクラスでも落ち着きのない子が1人いて、担任の先生はその子の指導に必死でした。もちろん、その子に手をかけるだけでなく、うちの娘を含めたほかの生徒にも手をかけないといけない。私自身、子どもの教育費や生活費のために地元のカフェでパートをしていますが、子どものお迎えのときによく先生たちと会うことがあります。先生たちの様子を見て、すごく大変な仕事なんだなって思います。」

由佳「教師の仕事って、子育てと似ているんですよ。2人の子どもとのコミュニケーションがうまくいかないときは必ず学校の生徒とのコミュニケーションがうまくいかないことがあります。教師の仕事も、子育ても完璧な仕事をしろって言っても、はっきり言って不可能です。教師も母親も完璧な人間ではありませんからね。父親もそう。完璧にこなそうとずっとガマンしてやっていると、体が持たなくなります。心まで落ち込みます。自分自身がちょっと一呼吸を置いて、無理をせずに仕事や子育てをすることも大事です。」

里紗子「私がまだ母親になりたての頃は子どもたちが小さく、子育てを自分一人でがんばろうとしていました。それで精神的に続かなくなり、気分まで落ち込みました。下の息子が通う幼稚園の先生からのアドバイスで、気持ちは変わりました。先生の話で「あ~完璧にならなくていいんだ」って思い、涙が出ましたね。」

秀子「子育ては完ぺきではないですからね。私のときもそう。」

由佳「秀子さんの子どもさんはどういった子育てをしていましたか?」

秀子「私のところは由佳先生のように小学校から私立には行ってないですね。私立へ行くお金もなかったですし(ワラ)。子どもたちは元気でのびのびと育てることがモットーでした。2人とも普通の公立の小学校を卒業して、中学校も普通の公立の中学校でした。高校も普通の公立の高校を卒業しました。息子は大学に進学をして、卒業後に今の会社の東京の本社に就職をして、4年前に福岡の支社に異動になりました。現在30代ですが、まだ独身です。娘は短大に進学をして、卒業後に地元のメーカーに就職をしました。そこで現在のダンナさん(俊平・39歳・メーカー勤務)と知り合って結婚して、専業主婦になり、娘(留理華・4歳)を出産しました。あと、ダンナさんの連れ子(翔貴・小4&朋貴・小1)も加わって、一気に息子もできました。そして私はおばあちゃんになりました(*^。^*)」

里紗子「秀子さんの娘さんの孫息子さんは前の奥さんとの子どもですか?」

秀子「そうそう。ダンナさんの前の奥さんは下の孫息子(朋貴)が赤ちゃんの時に交通事故で亡くなりました。娘と結婚する前までは男手ひとつで子育てをしましたからね。孫息子2人も孫娘も血はつながっていませんが、仲良くやっています。」

里紗子「秀子さんの娘さんも私と同じように子育てに手がかかる時期ですね。もしよかったら、子育てのことでいろいろ聞きたいし、仲良くなりたいので、また連絡していいですか?」

秀子「いいですよ。今度娘に伝えておきますね。」

里紗子「ありがとうございます。由佳先生も学校教育の現場のこととかを教えてもらって、すごく参考になりました。受験はまだ決めていませんが、今度夫と相談してみます。」

由佳「こちらこそ。小学校受験は増えてきてはいますが、全国的に見ればまだ少数派です。中学受験のほうは増えていきますし、今後もなくならないと思います。うちの学校でも中学受験をして私立や公立の中高一貫校に進学した生徒たちも多いです。あと、息子たちの大学受験ですが、系列の大学にそのまま進学するか他の大学を受験するかは家族と相談する予定です。上の息子は系列の大学の進学を考えていますが、他の大学の受験も考えているそうです。上の息子は将来はバスケの選手を目指していて、全国大会で活躍できる大学をさがしているそうです。それで他の大学の受験も焦点にしているそうです。下の息子は看護師などの医療系の仕事を目指していて、高校はそのまま附属高校に進学する予定ですが、系列の大学では医療系の学部がないので、おそらく他の大学を受験するかもしれません。」

秀子「そうですか。高校までの12年間は附属校でがんばって、大学は他の大学を受験する選択もありますね。それぞれの子育てと教育方針は家庭によって違いますね。とても参考にさせていただきました。お2人とも、ありがとうございました。」

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(左から里紗子、秀子、由佳)

 

子どもの教育・子育ては家庭が基本。それぞれの家庭の教育方針がありますからね。

 

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