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梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

チャットジャッジ~軽減税率は必要?不要?~

こんにちは。明日香(中1)です。

今月のチャットジャッジはこのお題です。

 

「軽減税率は必要?不要?」

 

2017年4月から消費税が10%になります。それに伴って国民の消費税負担を軽減する政策にしようとするのが「軽減税率」です。

軽減税率は食品などの生活必需品には一定以下の軽減税率として、消費税の一部負担及び非課税にするもの。すでに海外では軽減税率を行っている国も存在します。

日本では消費税10%増税と同時に実施する予定ですが、対象とする品目が食品(外食・酒類を除く)と新聞。他にも軽減税率を必要とする品目があるのに、果たしてそれでいいのでしょうか?

 

そこで、軽減税率を必要とするメンバー4人と不要とするメンバー4人をパネリストに迎えて議論したいと思います。

ファシリテーターは私・明日香です。

必要派メンバーからは卓美くん(中3)、尚古さん(33歳・看護師)、真愛さん(42歳・主婦)、たえさん(73歳)です。不要派メンバーからは恋子さん(短大1年)、日奈子さん(45歳・スーパーパート)、秋代さん(46歳・主婦)、隆一さん(78歳)です。

メンバーは子ども・若者(30歳まで(動物6歳まで))、小学生以下の子どもを持つ母親、中高生及び成人の子どもを持つ母親、高齢者の各メンバーで選出しました。尚古さんは保育園児2人の子どもを持つ母親、真愛さんは颯くん(中2)、駆くん(高1)の2人の子どもを持つ母親、日奈子さんは小学生の子ども1人を持つ母親、秋代さんは最年長の一也さん(20歳・建設会社勤務)を筆頭に、幼児から成人までの10人の子どもを持つ母親です。

 

まずは必要派メンバーからのプレゼンです。

>オレは軽減税率には賛成です。いつも買うお菓子や弁当などが10%になってしまったら、バイトのできない中学生にとっては死活問題です。軽減税率があると、増税を気にせずに買えるから、実施してほしいです。(卓美)

>私は会社員の夫と保育園児の子どもを持つ母親で、子育てをしながら仕事をしています。生活用品の中で一番よく買うのが食費で、生きていくのに必要最低限なものです。食費が増税しなかったら、子どもたちに好きな食べ物を買うことができないし、私も好きなものが食べられないです。できれば外食も軽減税率にしてくれたらな~。(尚古)

>私は2人の息子(駆&颯)を持つ母親で、子どもたちはともにスポーツをするのでよく食べます。夫(和良・45歳・サッカー監督)もスポーツをするので、息子たちとともによく食べます。だから食費はかさみます~。食料品を軽減税率にすることで、食費の負担を軽減することができるので、絶対に実施してほしいです。(真愛)

>私は一人暮らしの高齢者です。年金のみの生活なので、家計の負担が大きいです。食料品は一人なので、そんなに買いませんが、増税しない品目があると家計の負担が軽減できます。消費税の増税は高齢者にとってはすごくつらいです。(たえ)

 

他のメンバーからの意見があります。

>フランスでは標準の消費税が19.6%ですが、食料品などは7%、5.5%、2.1%と、それぞれ対象の品目の軽減税率を設定しています。普通の食料品では通常は5.5%ですが、種類によっては標準税率の19.6%のものもあります!たとえば、バターとマーガリンですが、バターは5.5%で、マーガリンは19.6%です!!理由はマーガリンは工場で生産されますが、バターは酪農家が生産しているので、国内畜産業を保護する観点から軽減税率を適用しています。他には世界三大珍味であるキャビアは19.6%ですが、フォアグラとトリュフは5.5%の軽減税率なんです!!(エディス・41歳) 

>大手スーパー・デパートでは軽減税率に対応したレジを導入して、レジ業務を正確に行う予定です。レジ業務を行う従業員の教育はパート・アルバイトを含めて、徹底した教育を行っています。海外が軽減税率を行っていることを背景に、日本も様々な税問題に対応しなければならない時が来ています。(芳輝・37歳・スーパー勤務)

 

不要派メンバーからの反論です。

>食品はともかく、新聞の軽減税率はいらないでしょ?(恋子)

>私個人としてはレジの仕事をしているので、レジ業務をする従業員の負担が非常に大きいです。計算間違いをするトラブルが非常に多く起こることが予想されます。(日奈子)

>食品だけでなく、光熱費や家賃も生活するのに必要なので、これらが何で軽減税率にならないのかが不思議です。(秋代)

>軽減税率になっても、負担は非常に大きいし、経済が破たんする恐れがある。(隆一)

 

続いて、不要派メンバーからのプレゼンです。

>私は都内の短大に通う学生ですが、バイトでは母親(響子・46歳・飲食店経営)が経営するお好み焼き店を手伝っています。うちの店では店内で食べる人と、テイクアウトで買う人がいます。店内で食べる人は外食の扱いなので、10%の消費税がかかりますが、テイクアウトの場合は8%の軽減税率の対象になります。こういった問題が起こるので、うちの店はテイクアウトの客は増えますが、店内で食べる客は減ってしまいます。(恋子)

>私は小学生の子どもを持つ母親で、父親は8年前に病気で他界しました。母子家庭で、収入は自分が働いているパート先の給料と児童扶養手当、児童手当でやりくりしています。生活費は食費に光熱費、家賃と、いろいろな負担があります。食費と新聞代は軽減税率の対象ですが、家賃や光熱費などは対象外です。特に光熱費は原発の問題やガソリンの問題など、燃料価格の高騰下で毎月の光熱費が高くなっています。特に冬は光熱費が高くなり、とても生活ができません。食費が軽減税率になっても、一人親家庭や貧困家庭では大きな負担になってしまいます。(日奈子)

>私は主人(春男・48歳・建設会社経営)と10人の子どもの計12人の大家族です。子どもが多いと家計の負担が減るかと思われがちですが、実は大きな負担になります。子育ての支援は幼児から中学生までは手厚い支援がありますが、高校生や成人の子どもの場合は障害者と一人親家庭以外では何の支援もありません。成長期である高校生や若い成人の子どもは食べる量も多いですし、食べる量が多いほどに負担がかかります。生活費は食費や光熱費だけでなく、大学等の進学にかかる教育費や就職等で転居をするための費用など、いろいろかかりますし、子どもが結婚するとなると、ますます負担がかかります。うちの家では業務用の調味料を購入したり、他の食料品でも普通の家庭の倍以上は買わないといけないので、うちの家にとっては何のメリットもありません。(秋代)

>わしは妻(たけ・80歳)の2人暮らし。収入は年金だけです。食料品は朝食用のパンとマーガリン、夕食も少ししか買いません。妻は週に何回かはデイケアセンターに通うので、そこで昼食をとります。デイケアの昼食は専属の調理員が作るので、外食の扱いになってしまいます。仕出しの弁当の場合はテイクアウトの扱いなので、軽減税率の対象となりますが、デイケアなどの福祉施設や学校給食・学食、会社の社食などの扱いについても考えなければなりません。新聞は老眼で読めないので、必要ないです。家ではテレビのニュースを見ますので、何で新聞が軽減税率になるのかが疑問です。(隆一)

 

他のメンバーからの意見があります。

>カナダでは標準税率が5%ですが、食料品などは0%で非課税に近いです。しかし、軽減税率による問題が起こっています。例えば、ドーナツを買うとして、6個以上では軽減税率が適用されますが、5個以下の場合は標準税率の5%がかかってしまいます。他の国ではイギリスやドイツでは外食やテイクアウトで税率が全く異なるため、会計によるトラブルがあちこちで起こっています。軽減税率はこうしたトラブルについても念頭に置いておかなければなりません。(ジェラルディン・48歳)

>ぼくは軽減税率には反対です!ぼく自身、地元で食料品店を経営しており、商品は食料品だけでなく、日用品も扱っています。ぼくのような小さな小売店や中小のスーパーでは大手のような設備投資が非常に困難です。うちの店では食料品と日用品の両方を買うお客さんが多いため、10%と8%の消費税の計算を別々にやらなければなりません。そうなってくると仕事の負担が増えてきて、お客さんとのトラブルが起き、客を失うことになりかねません。ぼく個人としては消費税は廃止にしてほしいです!(健助・31歳・雑貨店経営)

 

必要派メンバーからの反論です。

>全て10%の負担は嫌だ。ぼくはまだ中学生なので、お店の状況は分からないです。(卓美)

>スーパーでは食料品だけでなく、日用品も売っているんですよね~。日用品もうちの家にとっては必要な存在なので、日用品の軽減税率もしてほしいですね。あと光熱費とかも。(尚古)

>海外のようにレベルごとの軽減税率にした方がいいと思います。食料品や日用品は最も税率が低いものか非課税に、衣料品などあまり必要としない品目は税率が高めの設定で。それぞれのライフサイクルに応じた軽減税率の方がうまくいくと思います。あと、商品を売るフロアの設定についても考えないといけないですね。(真愛)

>私の友人の中には健康食品を購入している方もいます。同じ食料品でも軽減税率にしなければならないものとする必要のないものがあります。健康食品とかは軽減税率の必要はないと思います。あと、外食と持ち帰りの扱いについても考えないといけないと思います。(たえ)

 

以上で終了です!!

ここで私がジャッジします。

結論は…それぞれのライフサイクルに応じた軽減税率適用を!ただし、新たな増税は覚悟ありです。

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日本は借金大国なので、教育や医療、社会保障など、多くの財源が必要になってきます。誤った軽減税率のやり方は経済を破綻することになりかねません。

軽減税率で必要な品目は食料品だけでなく、日用品や光熱費、普段着や下着などの衣料品、家賃、教育費など。車やたばこ、酒、新聞、書籍はあまり必要としない品目です。品目のレベルに応じた軽減税率の設定が望ましいです。理想はフランスの軽減税率の例ですね。

同じ食料品でも外食やテイクアウト、おもちゃやお酒についているお菓子、健康食品など幅広く、見分けが非常に困難です。すべての食料品に軽減税率をする必要はないと思います。

 

今日はチャットジャッジ・第33回目、「軽減税率は必要?不要?」をお送りしました。

 

*参考リンク*

フードコートは外食? 軽減税率の適用範囲と飲食店がすべき3つの行動(Foodist):http://www.inshokuten.com/foodist/article/1468/

欠陥だらけの軽減税率、政局優先で禍根残す(YAHOO!ニュース):http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151226-00097240-toyo-bus_all

消費税の軽減税率ってなに?海外のおもしろ軽減税率まとめ(経理通信):http://keiritsushin.jp/keiri-info/news/reduced_tax_rate2/

軽減税率のメリットとデメリットは?海外の事例は?簡単に説明します (しょうウォッチ):http://sho-watch.com/post-1148

低所得者を救える?】軽減税率の賛成・反対意見のまとめ9選:http://sasuke25.com/society/sanseihantai-2366/

外食、どこで線引き 軽減税率、コンビニの店内食は?(朝日新聞デジタル):http://digital.asahi.com/articles/ASHDH5J37HDHULFA032.html?rm=851

【軽減税率】外食は対象外…では持ち帰りサービスは?イートインは?線引きをめぐり混乱が続く(NEVERまとめ):http://matome.naver.jp/odai/2144977226570701301

 

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