ハロー!プラヤー(22歳)です。
オレはオーストラリアに住むタイ人です。仕事のためにオーストラリアへ移住しました。
場所は日本の「豊島自動車」のオーストラリアの工場。オーストラリアで販売される自動車を作る仕事をしています。
オレがオーストラリアで働く理由ですが…。
オレが住むタイは識字率が低い発展途上国の一つ。高校までは地元の学校を卒業しました。
大学には進学せず、現在の会社に就職。配属先はタイよりも南にあるオーストラリア。
家族と離ればなれになるのはさみしいけど、家は貧乏で、大学へ行けるお金もない。自分たちの生活で精いっぱい。家族のためにオーストラリアで働くことを決意しました。
出発の時は家族が空港まで見送りに来てくれました。そのとき、涙が出ましたね。
オーストラリアに来たときは語学の壁が大変でした。オーストラリアは英語がメイン。英語は学校で少しやったくらい。英語を覚えてしゃべるのはすごく大変でした。
周りの仲間はオーストラリア人だけでなく、いろいろな国から来ました。同じオセアニアではパプアニューギニア、サモア、トンガ、アジアでは日本、中国、韓国、インド、バングラディシュなどなど…。それぞれの国からやってきた仲間たちはそれぞれ言葉の壁で悩んでいましたが、みんなジェスチャーなどで理解することができ、仲良くなりました。
あれから4年。仕事にも慣れました。親しい仲間も増えてきました。
食事はオーストラリアの西洋の料理がほとんどですが、地元にタイ料理の店もあるので、よく食べに来ています。他にも日本や中国などの料理の店もあります。
給料の1/3を家族のいるタイに仕送り。家族から手紙が送られ、「ありがとう」とお礼が書かれていました。
いつか立派になって故郷へ帰っていきたい。それまでは仕事をがんばりたいと思います。
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