こんにちは。厚(45歳・弁護士)です。
今日は「憲法記念日」です。
憲法は国家の組織や権限、統治の根本規範(法)となる基本原理・原則を定めた法規範で、世界各国全て憲法があります。
日本でも憲法があり、戦中までは「大日本帝国憲法」がありました。しかし、戦後のポツダム宣言で、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の監督のもとで、現在の「日本国憲法」が作られました。
憲法はいろいろな内容があり、天皇を国民の象徴とする「象徴天皇制」や「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」の三大要素などいろいろあります。日本で生きるために必要な基本法です。憲法は戦後になってからは改正はしていません。
憲法改正は第96条に規定されています。時代に合わせた改正が望ましいのですが、改正してはいけないものもあります。
その中で「第9条」は「集団的自衛権」行使に伴う「安全保障法案」が与党と一部野党の賛成多数で可決し、それに伴って、憲法第9条を改正しようとしています。安倍政権は現在の自衛隊を「国防軍」にするためです。憲法第9条を簡単に改正してしまうと、自衛隊が強制的に海外の戦場に行かなければならなくなります。
自衛隊が戦場でいなくなってしまうと、一般の国民が戦場に行かなけらばならなくなってしまいます。
今の日本の憲法があるからこそ、今の平和が成り立っています。それを一部の人間によって改正してしまうと、取り返しのつかないことが起こります。三大要素である「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」までもが崩れてしまう恐れがあります。
私をはじめ、法律家たちは憲法改正には反対です!!
今日は家族で憲法について考えてみませんか?
というわけで、厚でした。
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