梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

専門看護師と認定看護師

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こんにちは。美緒子(36歳・看護師)です。

今日は「看護の日」です。

今日から3日間にわたって、看護師にまつわるお話をお送りします。

最初の今日は「専門看護師・認定看護師」についてです。

 

私ですが、都内の大学病院で看護師をしています。部署は泌尿器病棟で主任をしており、透析看護の認定看護師を持っています。主人(大記・35歳・看護師)も同じ病院で看護師をしており、主人は消化器病棟で主任をしています。主人も皮膚・排泄ケアの認定看護師を取得しています。他の家族では保育園に通う長女がいまして、看護師として、妻として、母親として、充実した毎日を過ごしております。

 

さて、認定看護師、専門看護師はここ最近登場した看護師の資格で、いずれも日本看護協会が主催する資格で、看護師免許を持っていないと取得することができない資格です。認定看護師と専門看護師は似ているようですが、役割は全く異なります。

 

専門看護師はより困難で複雑な健康問題を抱えた患者や家族等に対し、質の高い看護を提供するための知識や技術を備えた特定の専門看護分野において、卓越した看護実践能力を有する看護師のことです。

専門看護師の看護分野ですが、がん看護、精神看護、地域看護、老人看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、急性・重症患者看護、感染症看護、家族支援の10分野です。

専門看護師は特定の分野に関する相談業務や研究活動、後輩看護師の育成などの役割を担います。専門医などと同様に、医療機関の広告などに示すことができます。

認定は看護系大学の大学院修士課程に日本看護系大学協議会の認可を受けた専門の教育課程が設置され、その修了と実地経験年数も踏まえて認定されます。認定期間は5年で、その後は5年ごとの更新手続きをしなければなりません。

 

一方の認定看護師は特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた者で、水準の高い看護実践を通して、看護師に対する指導・相談活動を行う看護師のことです。専門看護師のように、医療機関の広告などに示すことはできません。

認定看護師の看護分野ですが、救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、訪問看護、感染管理、糖尿病看護、不妊症看護、新生児集中ケア、透析看護、手術看護、乳がん看護、摂食・嚥下障害看護、小児救急看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、がん放射線療法看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全疾患看護の21分野です。

認定は看護師(保健師助産師も含む)免許を持ち、5年以上の実務経験が必要です。そのうち認定看護分野の経験が3年以上で、それらを満たした上で認定看護師教育機関(看護大学など)で各分野に応じた認定看護師教育課程(6か月)を修了し、試験に合格して初めて認定看護師として登録されます。専門看護師と同様に、認定期間は5年で、その後は5年ごとの更新手続きをしなければなりません。

 

専門看護師・認定看護師のメリットですが、自分の専門分野で経験を活かしたり、看護師としての責任感がさらに持つようになります。

デメリットは勉強するための教育費がかかることや5年ごとの更新があることなど、お金の問題が大きいです。ただ、大学病院や一部の総合病院では教育制度が整っておりますので、希望される方は看護師長などの上司に相談するといいでしょう。

 

専門看護師・認定看護師の詳細についてはホームページをご覧ください。

公益社団法人 日本看護協会http://www.nurse.or.jp/

 

明日は保健師助産師、専門看護師や認定看護師を持つ「梅の実」看護師メンバーたちを紹介。あさっては「おしゃべりカフェ」で、男性看護師の仕事について、3人の男性看護師メンバーたちが語り合います。その3人の中にうちの主人も登場します(^_^;)

 

というわけで、美緒子でした。

また明日です。

 

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