梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

ナースのお仕事(その2)

こんにちは。亜沙美(26歳・看護師)です。

今日は「ナースのお仕事」・第2弾をお送りします。

 

前回は若手の女性看護師、男性看護師、ベテラン・ママ看護師たちを紹介しました。

*問題の記事はこちら!→http://umenomi-gakuen.hatenablog.com/entry/2014/05/12/140000

今回は趣向を変えまして、看護師の関連の仕事である保健師助産師の仕事と、看護師のキャリアアップの資格である認定看護師・専門看護師の仕事をしている人たちを紹介します。

 

保健師

保健師は地域住民や会社の従業員たちの健康指導が主な仕事。学校でいえば養護教諭のようなものです。保健師になるには大学で看護師免許を取得と同時に保健師免許を取得するか、看護師免許を持った後に保健師の専門学校に進学して保健師免許を取得します。

まずは京都府内の保健所に勤務する真理子(23歳・保健師)。地元にある「京都女学院大学」の健康科学部を卒業しました。

仕事は地域住民の健康相談や乳幼児健診の介助、健康だよりの作成など多岐にわたります。プライベートではショッピングをしたり、京都の町を散策をするのが好きなんだそう。

次は都内にある「松本電器産業」に勤務する賢二くん(23歳・保健師)。東京にある「慶明大学」の看護学部を卒業しました。男性の保健師はだいぶ前の法改正で可能になり、男性の保健師は増えつつあります。

部署は健康管理センター。派遣社員を含めた全従業員を対象に、健康相談や健康診断の介助などが中心。企業内保健師では従業員の心の病にも対応しないといけないので、仕事や人間関係の悩みも相談されることがあります。プライベートでは大学の同級生たちとの男子会が楽しみの一つなんだとか。

 

助産師~

助産師は産婦人科医(産科医)の代わりに、自然分娩を行うのが主な仕事。助産師になるには保健師と同様に、大学で看護師免許を取得と同時に助産師免許を取得するか、看護師免許を持った後に助産師の専門学校に進学して助産師免許を取得します。尚、助産師は女性のみの資格で、男性は取得することができません。海外では男性の助産師がいるそうですが。

まずは都内にある「慶明大学附属病院」に勤務する恵梨子(26歳・助産師)。東京にある「武蔵女子大学」の看護学部を卒業しました。

部署は女性専門病棟・産科チーム。仕事は自然分娩を行ったり、産婦人科医に従った介助が中心。自然分娩は1日に1~2人ほど。分娩終了時間は妊婦によって異なります。このほか、普通に看護師の仕事も大事な仕事の一つです。ちなみに今は亡きおばあさまが助産師をしていたことから、おばあさまのような助産師を目指しているそうです。

次は私と同じ「桜桃総合病院」に勤務する美希子さん(36歳・看護師)。神奈川の看護短大を卒業後に入職しましたが、在職中に「慶明大学附属看護専門学校」の助産学科を卒業しました。

部署は産婦人科病棟。美希子さんはそこで主任をしています。看護師の仕事がメインですが、産婦人科医の人手が足りない時などに助産師の仕事をします。プライベートではひとり飲食店を楽しむ大人な女性ですが、結婚はまだだそうです…(^_^;)

 

~認定看護師・専門看護師~

認定看護師・専門看護師は一定以上の経験を持った看護師を対象に、特定の分野の仕事をするキャリアアップ型の看護師です。認定看護師・専門看護師の分野はいろいろあり、いずれの分野も試験などで認定を受けます。認定看護師・専門看護師の詳しい内容については別に記事にて更新しました。→専門看護師と認定看護師

まずは恵梨子と同じ病院に勤務する美緒子さん(36歳・看護師)。学校は美希子さんと同じ看護学校を卒業しました。

部署は泌尿器病棟・泌尿器内科チーム。美緒子さんはそこで主任をしています。資格は透析看護の認定看護師。透析の患者の介助や透析をする予定の患者の説明などを行っています。ご主人の大記さん(35歳・看護師)も同じ病院で看護師をしており、消化器病棟・消化器内科チームの主任。大記さんも皮膚・排泄ケアの認定看護師を取得しています。ご夫婦はプライベートでは保育園児の娘さんの3人家族。ふだんは休みがバラバラですが、休みが一緒のときは子どもと一緒にお出かけをします。

次は神奈川にある「みらい総合病院」に勤務する希里子さん(40歳・看護師)。神奈川の看護短大を卒業しました。

部署は眼科と耳鼻咽喉科の混合病棟。その前にはICU(集中治療室)などを歴任しました。現在の病棟では主任をしています。資格は救急看護と感染管理の2つの認定看護師。救急時の対応や感染症予防の管理などを担当しています。プライベートでは同じ病院で臨床検査技師をしているご主人(政春・45歳・臨床検査技師)と、2人の子どもさん(さゆみ・高2&晃樹・中3)の4人家族です。

次は東京にある「古田産婦人科」に勤務する征子さん(51歳・看護師)。うちの病院の系列である「医療法人若葉会看護専門学校」で看護師を取得し、美希子さんらと同じ看護学校で助産師を取得しました。助産師は前の病院にいたときに取得しました。

総合病院の産婦人科の看護師をした後に、現在の産婦人科クリニックの開業と同時に転職。現在のクリニックでは師長をしています。総合病院時代を通じて、産婦人科看護歴は30年ほどの大ベテランです。資格は母性看護の専門看護師。産婦人科看護師と助産師の経験を活かして、妊婦をはじめとした女性患者の相談に応じています。2人の娘さん(亜由・26歳・看護師&三穂・23歳・看護師)もそれぞれの職場で看護師をしています。

 

~海外のナースたち~

最後は番外編。海外で活躍する看護師たちを紹介します。

まずはイギリスに住むダルシー(24歳)。地元の大学病院に勤務しています。部署は消化器内科病棟。主に薬物治療を中心とした患者の看護が中心です。プライベートではファッションが大好きなイギリス女子です。

次はオランダに住むウィレム(28歳)。地元の総合病院に勤務しています。部署は整形外科病棟。事故などでけがをした患者の看護が中心で、日本にはない「特定看護師」の資格を持ち、医師の指示なしで医療行為を行うことができます。プライベートでは同時通訳をしている奥さんと2人暮らし。休みの日には奥さんと旅行に行くのが楽しみの一つなんだそうです。

尚、特定看護師・専門職的看護師(ナース・プラクティショナー)はアメリカなどの欧米諸国ではすでに導入している看護師の資格ですが、日本では残念ながらありません。日本でも特定看護師を導入しようとしていますが、医師会側が反対し、導入までにはまだまだ時間がかかります。

最後はスウェーデンに住むドリスさん(40歳)。地元の内科診療所に勤務しています。仕事は外来の患者の看護が中心。プライベートではスポーツ用品店の販売をしているご主人と、ともに義務学校(日本では小中一貫校)に通う娘さんと息子さん(バート・12歳)の4人家族。看護師として、妻として、母として、充実した日々を送っています。

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看護師は男女を問わず、病院などの医療機関では必要な職業。それぞれの場所でそれぞれの仕事をしている看護師たちは輝いています。

 

今日は「ナースのお仕事」・その2をお送りしました。

 

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