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梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

活躍するナースマンたち

おしゃべりカフェ(会社・職場) おしゃべりカフェ(会社・職場:仕事)

こんにちは!和弥(25歳・看護師)です。

今週のおしゃべりカフェは「男性看護師」です。

男性の看護師は近年増加し、職場によっては主任以上の管理職に昇進した人たちもいます。女性看護師に比べて結婚や出産で辞めることはなく、長く続けられるのも人気の一つです。

今日は3人の「ナースマン」たちとおしゃべりしたいと思います。

今日はぼく・和弥と泰希(24歳・看護師)、大記さん(35歳・看護師)です。

 

和弥「今日の「梅の実弁当」です。献立はご飯(梅干し付き)、豚肉のみそ漬け焼き(キャベツのせん切りつき)、スナップえんどうのピーナツ和え、れんこんのきんぴら、漬物(たくわん)、果物(グレープフルーツ(ルビー))です。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

大記「あ、うまいわ。野菜も入っているから、家族も好まれそう。」

泰希「うまいですね。みそで漬けた豚肉がご飯に合いますね。」

和弥「ありがとうございます!自分も「梅の実弁当」を企画した一人なので、よかったです。」

大記「マジで?」

和弥「はい。メンバーといろいろ話し合って作られた弁当なんです。今度企画メンバーたちに報告します(*^。^*)」

 

~お弁当を食べ終わったところで、本題です~

和弥「今日は家で飲んでいる緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「男性看護師」です。この3人は現役の看護師をしています。ぼくと大記さんは都内にある「慶明大学附属病院」に勤務していますが、泰希はぼくたちとは別の病院に勤務しています。ちなみにどこの病院でしょうか?」

泰希「同じ都内にある「桜桃総合病院」です。」

大記「西町のね。オレの家の近所だよ。よく娘がそこの小児科でお世話になっているからね。」

泰希「マジですか!?」

大記「娘はいつもは元気なんだけど、たまにかぜや腹痛で病院へ行くことがあるからね。」

和弥「「桜桃」は亜沙美さん(26歳・看護師)たちがいる病院だよね。」

泰希「そうです。同期はオレの彼女の愛梨(24歳・看護師)です。」

大記「彼女いるんだ~。部署も一緒?」

泰希「いえ。愛梨は外科病棟にいますね。オレはICUです。ちなみに「桜桃」では男性看護師は10数名で、大半がICUかオペ室(手術室)です。一般病棟では2~3人しかいないですね。」

和弥「うちとは真逆だよね~。でも、ほとんどの病院の男性看護師はそんなものだよね。専門学校の同期の男性看護師たちもぼくとは違う病院に勤務しているけど、同じ職場で働く男性看護師は15名前後しかいないところがほとんど。」

大記「昔に比べると増えているけどね。オレが入職した当初は30名前後しかいなかったけど、今は80名以上になっているからね。」

泰希「80名ですか!?めちゃうらやましい…(>_<)」

和弥「分院も合わせると100名以上はいますね。ちなみに「梅の実」メンバーで同じ職場で働いているナースマンたちでは、1年目が利音と修翔(以上、23歳・看護師)、2年目が優平、颯太(以上、24歳・看護師)、レーニア(ダックス・♂6歳)、3年目が翔祐(25歳・看護師)、信次郎(くま・♂7歳)、4年目がぼくと雄大(26歳・看護師)、6年目が朋弥さん(28歳・看護師)、10年以上がここにいる大記さん。みんなそれぞれ別々の部署にいますね。」

泰希「同僚の男性看護師がこんなにいるんだったら、すごい心強いですね。オレのところは後輩が2名いるだけで、あとは先輩ばかりです。同期は1人いたのですが、別の病院に転職して、そのまま辞めました。女子ばかりで超しんどいってことで。」

大記「女子ばかりでしんどいって理由は通用しないよ!オレらだって女子が多い中でがんばっているんだから、他行っても続かないよ。これはどこの職場でも一緒。」

和弥「そうですね。女子ばかりっていう理由ではこの仕事はやっていけないですからね。」

泰希「「慶明」さんは男性看護師を積極的に採用しているじゃないですか。うちは全く逆で、もともとは男性看護師の採用には消極的なんですよ。今の院長をはじめとした歴代経営者たちは「看護師は女子の仕事」っていう考えが根強くて、創立から一貫して看護師は女性しか採用しなかったんです。ところが、「慶明」さんをはじめ、他の大学病院や総合病院で相次いで男性看護師を採用したことから、うちの病院でも採用し始めたんです。福利厚生も遅れていて、最初に採用された先輩たちは男子トイレや更衣室でさえもなかったですから!今は先輩たちの働き掛けで、男子トイレも新設して、男子更衣室も理学療法士たちと一緒に使えるようになりましたから。」

大記「オレらの時もそうだったよ。オレよりも上の先輩たちはその当時は更衣室が狭かったし、トイレも外来のトイレを借りなければならなかったからね。現在の副看護部長をはじめ、うちの病院の草創期の方たちがいろいろと努力をしてくれて、今に至っているんだ。女性看護師だけある寮も男性看護師向けの寮ができるように計画をしているところなんだ。」

和弥「ぼくもそうですが、地方からやってきた人たちにとっては寮はすごくありがたいですよ。住宅手当はもらえるけど、やっぱり寮の方が安くて便利ですからね。」

大記「和弥は都内出身だろ?何で一人暮らしをしているんだ?」

和弥「1年目の時は実家に住んでいましたが、夜勤とか毎日の仕事や生活の効率を考えると、実家ではちょっとしんどいかなって。もともとひとり暮らしがしたいっていうのもありましたので、2年目になってから今のマンションに引っ越しをしました。修翔も埼玉の出身で、大宮や浦和などの都会ではなくて、群馬寄りのかなり田舎の地域に実家があるので、彼は大学進学時から今のマンションで一人暮らしをしていますよ。」

泰希「埼玉でも田舎の地域では通勤が大変ですよね~。やっぱり東京や神奈川以外ではひとり暮らしになりますかね。」

大記「女子を含めて埼玉から通勤している子は何人かいるよ。翔祐はオレとは同じ病棟だけど、あいつは千葉から通勤しているからな。」

和弥「関東圏は通勤の便がいいですからね。」

泰希「和弥さんと大記さんはどの部署なんですか?他のメンバーたちも含めてですが。」

大記「オレは消化器病棟・消化器内科チームに所属していて、現在は主任をしています。同じ病棟である翔祐は消化器外科チームで、女子の同僚ではオレはメローネ(うさぎ・♀5歳)とは同じチームで、翔祐は早貴(27歳・看護師)と彩果(23歳・看護師)とは同じチーム。」

和弥「ぼくは循環器病棟・心臓血管外科チームに所属しています。女子の同僚では希亜良(ねこ・♀5歳)がいますね。他のメンバーでは修翔と朋弥さんがHCUで、利音が小児科病棟・小児外科チーム、優平が精神神経科病棟、颯太が外科総合病棟・脳神経外科チーム、レーニアが内科総合病棟・糖尿病内科チーム、信次郎が高度救命救急センター、雄大がICUにそれぞれ所属しています。ちなみに利音とレーニアは病棟またはチームが唯一の男子です。ぼくもチームでは唯一の男子ですが、同じ病棟の循環器内科チームでは男子が2人います。」

大記「消化器病棟はオレたち2人を含めて8人いて、うちの1人が副看護師長をしている方がいます。副看護師長は消化器外科チームを担当しているので、翔祐たちとは直属の上司になりますね。」

和弥「消化器病棟は精神神経科以外の一般病棟では一番多い方ですね。全体的にはHCUが一番人数が多くて、次がICUっていう順です。急性期看護を専門とする病院ですので、ICUなどの集中治療室は人気が高いですね。」

泰希「そうなんですか。オレ自身は今の部署は希望していたわけではないですが、急性期看護を学ぶ上では自分には合っていますね。あと、うちの病院では精神科がないので、違う意味で男性看護師が少ないのもありますね。」

和弥「確かに精神科がないっていうのもあるかも。優平が所属する精神神経科は今は5人しかいないですが、最初に男性看護師が入職した当初は精神神経科だけで20人以上はいましたからね。何十年か前に分院の「はこね病院」ができてからは多くの男性看護師たちはそこに異動して、徐々に精神神経科に所属する男性看護師は減ってきましたからね。今の若い男性看護師たちはICUや救命などは人気が高いけど、精神神経科は人気がないからね。」

大記「その昔の男性看護師は精神科の患者を抑えるために必要とされていたんだ。精神科の患者は精神状態が悪くて暴れだすために、女性看護師では対応できないことが理由なんだ。看護師っていう名前も女性はその当時は看護婦で、男性は精神科専門の「看護人」として使われただけで、ある意味いいイメージではなかったんだ。平成の前期から「看護士」という名前に変わり、精神科以外の部署でも配属されたけど、多くが精神科、ICUなどの集中病棟、オペ室、救命に限られたんだ。2000年代に入り、法改正で現在の看護師という名前になり、メディアの影響で男性の看護師がメジャー化していたんだ。ただ、日本では男性看護師に対する雇用や待遇が、海外に比べて遅れていたのも事実。海外、特にアメリカやヨーロッパでは日本よりも早く男性看護師の受け入れをしていたからね。」

和弥「海外では「ナース・プラクティショナー(特定看護師)」制度もありますし、男性の助産師もいますからね。日本では男性の看護師や保健師は門戸を開いたけど、助産師はいまだにダメですからね。うちの病院でも女性専門病棟だけは男性看護師の受け入れが禁止。NICUは男性看護師が1人いるけどね。」

泰希「昔の日本の看護師の制度や海外の看護師事情は全然知らなかったです。うちの病院も産婦人科病棟はダメですね。オレ自身は産婦人科には興味はないですが。」

大記「今は女性看護師と同様に、認定看護師や専門看護師の資格を取ることができるし、主任以上の管理職の昇進もできる。普通の会社のように育児休暇が取れないってことはないから、女性のように育児休暇もとることができる。女性看護師は結婚や出産、子育てで辞める人が多いけど、男性看護師はそれらで辞めることはほとんどない。給料自体は普通のサラリーマンと変わらないけど、職場の安定性を考えると、看護師は非常に続けやすい仕事でもある。」

和弥「福岡に住む明慶さん(30歳・看護師)は県内の精神病院で看護師をしているけど、その前が普通のサラリーマンだったんだ。男性看護師は大学や専門学校を卒業した新卒者が多いけど、逆に社会人出身者も多いんだ。うちの病院でも社会人出身者がいて、職種も営業マンやエンジニア、銀行員、フリーターなどいろいろな仕事を経験された方もいるんだ。」

泰希「うちの病院でも社会人出身者の先輩がいます。その方は大手メーカーの営業マンをしていて、会社の将来に不安を抱いて、安定した仕事を求めて看護師を選んだそうです。」

大記「うちの病棟で同じチームにいる後輩の一人が会社員から看護師に転身したんだ。やはり会社の将来に不安を抱いて、手に職をつける仕事ってことで、看護師を選んだんだ。会社はいつ給料が下がるかわからないし、いつつぶれるかわからないからな。」

和弥「その点、病院はけが人や病人がいる限り、なくなることはないですからね。話は変わって、大記さんはメンバーたちの仕事ぶりはどうですか?上司の目線で見て。」

大記「翔祐は同じ病棟なので、新人のころから知っているけど、翔祐が新人の時は全然仕事ができないやつだったよ~。ミスをするたびにオレがこっぴどく怒っていたからね~。今はミスも少なくなり、新人のプリセプターを任せるくらいに成長したけど、オレが新人たちを怒っているときには、あいつは完全に割り切ったからね(ワラ)。新人の時はへこんでいたのに。」

和弥「それくらい慣れてきたんじゃないですか?翔祐とは後輩だけど、高校までの学年が同じで、休憩時間のときは友達のようによくしゃべっていますね。ぼくは病棟では女子の新人のプリセプターをしていますが、小児科病棟からの依頼で、利音の相談係もしています。小児科病棟初の男性看護師で、向こうの上司たちも初めての試みでどう接したらいいのかが分からなくて、それでぼくにお願いされたんです。利音の担当プリセプターは別にいるのですが、男子の相談相手が必要ってことで、仕事の悩みとか、患者にどう接すればいいのかを一緒に相談し合っています。でも、利音は物覚えが早くて、子どもの患者のコミュニケーションをとるのがすごくうまいんですよ。ぼくよりも優秀です。」

泰希「和弥さんは仕事で失敗したことってありますか?」

和弥「新人の時は全然ダメだった。採血もろくにできなかったよ。先輩たちも冷たくて、自分の居場所さえもなかったし、担当する患者さえも受け持ってもらえなかったよ。ある日、はじめて患者を受け持つことになって、その患者は先天性の心臓病を持つ少年で、他の看護師の言うことを全く聞かない問題児だったんだ。たった一人の担当患者をぼくは機嫌を損ねずに優しく接することを心掛けたんだ。病棟にいた友達を亡くしたことや初めて受ける手術のこと、そしてつらい治療で心が折れそうになった時に、ずっとそばについて彼を励ましたんだ。そうしているうちに彼もぼくを受け入れてくれて、兄弟のように話せる仲になったんだ。その彼が病気が治って、退院が決まった時は彼も大粒の涙を流して、一緒に抱き合って泣いたことは一生忘れなかった。退院から約3年余りで久々に再会をして、その彼も立派に成長して、ぼくに今までのお礼を言ってくれたときは、自分も泣きましたね。そのあと逆に彼がぼくが泣いているのを心配してくれて、逆に励まされました。帰り際に彼が涙を流して、「ずっと会いたかった。がんばった今の自分を見てほしかった。」って告白されて、それでぼくは彼を抱きしめ、一緒に泣きました。初めて担当した少年の存在で、ぼくが看護師として成長をさせてくれました。ちなみにその少年ですが、「梅の実」メンバーでもある優太くん(中1)で、再会した今でもメールのやり取りをしたり、ぼくの家に招いてごはん会をしたり、家族ぐるみで交流をしていますね。」

泰希「一人の患者との出会いで、看護師を成長させますね。オレは重症患者相手なので、そこまでの交流はないですが。」

大記「オレは10年以上この仕事をしているけど、いろいろな患者と出会ったんだ。亡くなった患者もいれば、元気に退院をした患者もいた。退院した患者からの感謝の手紙が届いたときはやっぱりうれしいよ。5年以上の付き合いの患者もいるからね。うちの嫁(美緒子・36歳・看護師)も同じ病院で看護師をしているけど、夫婦双方が担当した患者と一緒になって交流することもあるよ。」

和弥「患者の笑顔はやっぱり元気をもらいますよ。今の担当患者たちからもすごく慕われますね。最後に今度の展望はありますか?まずは泰希。」

泰希「まずはとにかく仕事を覚えることですね。プリセプターをまかせられるくらいに成長することが目標です。」

大記「将来は師長を目指していますね。うちの病院で男性の看護師長は数名いますが、そのうちの一人になりたいと思っています。あと、患者にとって何を求めているのかを常に把握して、仕事をすることを心がけています。」

和弥「ぼくも同じですね。一人一人の患者のニーズに合わせた看護を心がけています。あと、将来は救急と集中ケアの認定看護師の勉強をしているので、それに合格するのが目標です。お2人とも、今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から泰希、和弥、大記)

 

男性看護師の活躍はこれからも続きます。

 

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