梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

好きなラーメンは?

こんにちは。諭志(高1)です。

今週のおしゃべりカフェは「ラーメン」です。

ラーメンは日本の国民食の一つ。全国各地にそれぞれの味のラーメンもあります。

今日は3人のメンバーたちとおしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・諭志、ともに初登場の浩弥(小6)、來渡(中1)です。

 

諭志「今日はご当地グルメっていきたいところですが、今日のテーマは「ラーメン」です。あとで試食をしたいと思いますので、後ほど。今回は九州からお送りします。場所は福岡の某所にて。ご存知かと思いますが、九州、特に熊本・大分に巨大な震災が起こりました。その中で、來渡が熊本に住んでいます。大変な中、わざわざ来ていただきました。ありがとうm(__)m 地震は大丈夫だった?」

來渡「オレの家では大丈夫でした。家は温泉旅館をやっていて、しばらくは地元住民の避難所として使いましたが、余震が異常に続いていて、眠れなかったですね。学校もしばらくは休校で、予習をやっていました。」

諭志「そうか。大変だったね。ぼくが住む福岡も熊本などに比べると被害はなかったのですが、同じように余震が続いていたから、気持ち悪かった。浩弥は?」

浩弥「ぼくも家族そろって地震でパニックになりました。ぼくが住む長崎では被害が少なかったので、まだましですが、熊本とか大分とかはひどいですよね。」

來渡「メンバーの中には家が倒壊したり、親族の方が亡くなった方もいます。地震当初は学校などの避難所で生活をしたり、車の中で生活をしたり、地元の公園にテントを張って生活をした人もいます。最初の地震の時は震度7マグニチュード6台だったのに、その2日後の地震震度6強マグニチュード7台。オレの地域でも震度5強以上でした。余震も震度3~6弱が頻繁に続いていたので、生きた心地がしないですね。」

諭志「ライフラインはどうなった?」

來渡「オレの地域ではさほどの影響は少なかったのですが、他のメンバーではライフラインが途切れた人たちもいます。電気・ガス・水道・通信が途切れてしまうと、いつも使って当たり前だった生活が不便に感じましたね。」

諭志「「阪神・淡路大震災」の被害にあった兵庫の人たちのつらさがわかりますね。「東日本大震災」ももはや過去のように思えます。」

浩弥「やっぱり日本って、どこの地域でも地震は起こりますね。ぼくの家は家族そろって地震はうちでは起こらないから関係ないわって、何も用意していなかったです。今回の地震で、親が防災グッズを購入しましたね。」

來渡「うちの家では災害用のアイテムを常備していたので、何かあった時には役に立ちました。家や旅館のタンスに地震で倒れないためのベルトを着けていたので、地震があっても、最小限の被害で済みました。家もそうですが、旅館はうちの親にとっては仕事場なので、地震で倒壊したら甚大な被害になりますから。」

諭志「自営業では仕事場が地震で崩れてしまうと、仕事にもならないからね。修繕するための費用もかかるし、デマでお客さんが来なくなったら本当につらいよね。この先、いつ南海トラフ(東南海トラフ)が起こってもおかしくないから、万全の備えは必要だよね。ぼくの家でもタンスなどの家具にベルトを着けましたし、災害用のアイテムは常備しています。」

浩弥「地震が起こった時はテレビとかは見てた?」

來渡「テレビは見てないですね。見ると余計に気分が悪くなるし。情報はラジオとスマホのニュースでチェックしていました。地元のラジオでは災害関係の話題が多いですが、「ラジコプレミアム」で他の地域のラジオを聴いて、気分が落ち着きましたね。東京や関西などのほかの地域では通常通りの番組を流しますが、やはり熊本の地震のことを心配してくれる人たちがたくさんいました。」

諭志「ラジオもエリア外のラジオを聴くとやっぱり違いますね。気分が落ち込んだ時に違う話題の番組を聴くと少し楽になりますからね。災害関係の話題も重要ですが、毎回同じ話題だと気分が沈んでしまいますからね。「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」の時もそうだけど、建物が倒壊した映像や津波に巻き込まれた映像を過剰に流すと、PTSDやうつを引き起こすことになりかねないから、見たくない時は見ない方がいいですよ。」

浩弥「そうですね。ぼくもあまり見ないようにしています。」

來渡「オレが通う中学校ではスクールカウンセラーの方がいますが、今回の地震の件でカウンセラーをもう1人増やそうとしています。余震の恐怖でおびえている生徒もいるそうで。地元の住民の方も地震の恐怖でうつ状態になった方もいますね。」

諭志「余震は落ち着いても、そのあとの心のケアや復興のための建設が必要ですからね。震災の話題についてはここまでにして、本題に入りたいと思いますが、2人ともOK?」

浩弥&來渡「OKです。」

諭志「では、改めて。ラーメンについてですが、どの味が好き?」

浩弥「ぼくはとんこつ!ぼくが住む長崎はちゃんぽん・皿うどんが有名ですが、地元のラーメンもあります。地元ではあごだしを使ったあっさり系のラーメンが多いですね。」

來渡「熊本では「熊本ラーメン」があります。とんこつベースのラーメンですが、にんにくチップを入れるのが特徴です。」

諭志「ぼくが住む福岡はやっぱりとんこつラーメンです。こってりしているようで実はあっさりとした味で、毎日でも食べたくなります。しょうゆとんこつのラーメンの店もありますね。」

浩弥「どれもおいしそ~(*^。^*)」

諭志「あ、ちょうどおなかがすいたところで、ラーメンを食べましょうか。」

浩弥&來渡「やったー!」

 

~しばらくして…。~

諭志「さて、それぞれの地域のラーメンが出来上がりました。今回は市販のラーメンで作りました。トッピングはチャーシューとねぎで。まずは福岡の博多ラーメン。」

浩弥「博多ラーメンと言ったらこれですね。おいしい!次は長崎のあごだしラーメン。」

來渡「意外とあっさりしてておいしいです。最後は熊本ラーメン。」

諭志「博多ラーメンににんにくの味がプラスして、すごくおいしいです!熊本と大分の復興はこれからだけど、熊本と大分の支援は募金や義援金だけでなく、熊本と大分のいい物を買ったり、おいしいものを食べることが、復興への第一歩だと思います。他の地域を含めて、九州は困難に立ち向かっていきましょう!」

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(左から浩弥、諭志、來渡)

 

今回の熊本・大分地震で被害に遭った方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、復興に向かってがんばっていきましょう。九州は必ず復興できることを信じて。

 

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