梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

学校の自慢(その2)

こんにちは!夕(小5)です。

今週のおしゃべりカフェは「学校の自慢」・第2弾です。

ぼくは地元の公立の小学校に通っているけど、中学は地元の学校を進学する予定ですが、親(立・41歳・建築士&華奈子・37歳・主婦)からは中学受験を考えた方がいいって言われて、一応塾に通っていますが、公立がいいのか、私立がいいのか、ちょっと迷っています。

てことで、それぞれの学校に通うメンバーたちを迎えておしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・夕と、初登場の大也くん(中2)、照景くん(高2)です。

 

夕「今日は長野からお送りするので、長野のご当地グルメを紹介します。今回は「おやき」です。おやきは小麦粉で作った生地に野沢菜やあんこを包んで焼いたものです。今日は地元のお店で買ってきました。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

大也「おいしいです。おやつによく食べるので、定番ですね。」

照景「よく学校帰りに買ってきます。野沢菜が一番うまいですね。」

夕「ありがとうございます!やっぱり、おいし~(*^。^*)」

 

~おやきを食べ終わったところで、本題です~

夕「今日は麦茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「学校の自慢」です。まずはぼくなんですが、地元にある「上田第二小学校」に通っています。お2人はどの学校に通っていますか?」

照景「地元にある「木曽高校」に通っています。一応公立ですね。」

大也「私立の「サレジオ学院」に通っています。小学校から通っていますね。(注:(追記)神奈川に「サレジオ学院中学校・高校」が実在しますが、その学校とは一切関係ありません!)」

夕「ありがとうございます。大也くんは「サレジオ」なんですね。実はぼくの家の近くに「サレジオ学院小学校」があるんですよ。よくあの学校に通学してくる生徒をよく見かけるので。」

大也「そうなんだ。うちの学校の雰囲気ってどうなの?」

夕「私立の小学校にしては自由な服装で来ているのにはびっくりしました。ほとんどが普通の公立の小学校と同じような服装でしたが、中には女子高生風の「なんちゃって制服」で登校する女子生徒もいましたね。」

照景「私立の小学校って、制服だと思ってた。オレが通っていた公立の小学校は制服だったので、学校によって違うんだね。」

大也「私立は学校の校風があるので、服装や規則は学校によって違うんですよ。ぼくが通う「サレジオ学院」は幼稚園から大学院までの一貫教育で、幼稚園は県内に5つあります。小学校は男女共学で、制服はありません。かばんもランドセルが基本ですが、ほかのかばんでも大人のような派手なものでなければOKな自由な校風です。中学・高校は男女別で、男女の学校ごとに校風が違います。ちなみに女子は「サレジオ女学院」という学校名です。」

夕「「サレジオ女学院」は亜華里さん(高1)と茉莉香さん(中1)の姉妹が通う学校ですよね。2人の話を聞いたら、めちゃくちゃお嬢様学校のようで…。」

大也「あそこはお嬢様が通う学校のイメージですが、ぼくから見たら全然そんなことはなくて、気楽な学校ですよ。」

照景「何で中学と高校で男女別にする意味があるの?」

大也「学校法人側の教育方針ですね。学力や体格など、男女によって異なるので、中学と高校はあえて男女別に運営しているんです。いずれの学校でも男女交際は基本的に禁止ですが、同じ法人間の学校の交流はあるので、女子校の生徒たちとも仲良くなっていますよ。」

夕「ありがとうございます。あと、照景くんは小学校の制服があるんですか?」

照景「オレは飯田市に住んでいますが、通っていた小学校では制服だったんですよ。私服の上にえりのないブレザーを羽織るだけなんですが。冬はジャージの上にそのブレザーの制服を羽織ります。」

大也「ジャージにブレザーってダサくないですか?」

照景「マジダサいです…。でも学校の規則なので、いやいや着ていましたね。夕のところは?」

夕「ぼくは私服ですね。ただ、冬場は寒いので、ジャージオンリですね。かばんはランドセルでないとダメです。」

照景「オレもそう。他のかばんは絶対にダメだった。」

大也「公立の方が自由そうだなって思ってたけど、そうでもないんだね。」

夕「うちの学校では給食があるんですけど、クラスで「全員完食をしましょう」っていう運動をやっていて、全員が完食しないといけないんですよ!ぼくは好き嫌いとかアレルギーとかはないのでまだましですが、クラスメイトで偏食がある子や少食の子がいて、その子らは毎日泣きながら完食させられています。」

照景「オレのところもそう!小学校と中学校とともに給食だったので、完食を強制されました!オレは牛乳が苦手なので、学校では無理やり飲まされました…(T_T) 特にご飯の時が最悪で、ご飯と牛乳は全く合わないし、先か後に牛乳を飲もうとしたら先生に怒られるし、ご飯とおかずと一緒に牛乳を飲まされることを強制させられました。高校では給食がないので、めちゃくちゃ解放されました!!」

夕「高校からは給食がないんだね。ぼくの地域の中学校でも給食なので、「まだあるのか…」って思います。ちなみに学校給食では小学校も中学校もともにセンター式なので、味は今一つ…(T_T) アレルギーのある子も給食を食べないといけないです。一応アレルギーのある食品を除いた「除去食」ですが。」

照景「オレのところもそう。センター式の給食って、なんか冷めているんだよね~。」

大也「アレルギーのある子も給食を食べないといけないんだね。ぼくの学校では小学校のみ給食がありますが、弁当との選択制が可能です。選択制にする理由ですが、アレルギーのある子やそれぞれの家庭の教育方針や、子どもの好みで弁当を選択できるよう、学校側が配慮をしています。給食は自校式で、地元飲食店がプロデュースしています。牛乳は毎日ではなく、それぞれの献立に応じてつくだけです。牛乳がない日はカルシウムやたんぱく質を他の食材で補うようにしています。」

夕「牛乳がある日って、どんな献立ですか?」

大也「だいたいパンがつく献立ですね。牛乳以外では飲むヨーグルトとかもあります。うちの小学校の給食ではデザートが毎日あるので、牛乳などの乳製品をデザートで補う工夫をしています。ちなみに牛乳は人間にとってはあまり体に良くないそうなので、毎日飲まなくても体には影響はありません。小学校からのクラスメイトの子で、小さい頃から牛乳は全く飲まない子なんですが、それでも骨折とかは一度もないです。」

照景「マジで!?全然知らなかったよ~。アレルギーのある人たちがいるのに、牛乳を毎日強制すること自体がおかしいよ。」

夕「樹(小3)と財(3歳)の兄弟は食物アレルギーがあって、特に財が重度のアレルギーを持っているんだ。乳製品のアレルギーのほかに、卵、小麦、そば、大豆、かに、いか、たこの8種類の食物アレルギーがあって、これら以外の食材しか食べられないんだ。しかも調味料とかもダメで、アレルギー専用の調味料でないとダメなんだそうで。樹は卵だけアレルギーがあるんだけど。」

照景「8種類も!?マジ考えられないよ!!」

大也「8種類もアレルギーがあったら、給食は無理だよね。」

夕「2人のお母さんの喜子さん(37歳・主婦)は給食を廃止にしてほしいって言っていますからね。樹が通う学校では給食だけど、喜子さんはあえてお弁当を作って持っていかせているそうです。給食を食べて事故でも起こしたら厄介ですから。」

大也「それだと学校はどう対処しているの?」

夕「喜子さんの話では、学校側が除去食の給食を食べるよう強制されていますが、これに猛反発して、学校側の反対を押し切って、お弁当を持参しているそうです。学校側に逆らってまでも、子どもを守ることを優先していますね。」

大也「他の学校では食物アレルギーを持つ生徒が給食を食べたことが原因で、死亡事故が起こっているからね。」

照景「学校って頭でっかちだからね。牛乳は体にいいから毎日飲めとかね。」

夕「話は給食の話になってしまいましたが、そろそろ本題に入りたいと思います。ぼくは一応地元の公立中学に入る予定ですが、親から中学受験を勧められて、その勉強のための塾に通っています。通う予定の中学ではいじめや荒れなどの問題はないそうですが、今の学校のクラスメイトの子がいじめに遭っていて、不登校になっています。そう考えると、私立の方がいいのか迷っていますね。公立に通う照景くんと私立に通う大也くんにどのメリットがあるかデメリットがあるかを教えてもらいたいですが。」

照景「オレは中学は地元の公立に通っていたので、私立は考えていなかったですね。同じ小学校で一緒の子がほとんどだったので、そのままエスカレーター的に入りましたね。友達は小学校から一緒でしたので、3年間楽しく過ごしました。」

大也「ぼくは逆で、先ほど言った通り、小学校から今の学校通っています。中学は男子校なので、男子生徒は全員「サレジオ学院中学校」にエスカレーターで進学しました。あと、他の公立小学校からの外部進学で入学した生徒もいるので、内部生・外部生ともに友達になれましたね。同じ敷地内に「サレジオ学院高校」があるので、6年間の中高一貫教育です。高校では他の公立中学からの外部生も進学しますが、中学からの内部生の生徒は高校受験なしで全員進学できます。」

照景「オレは高校受験で今の高校に入学したので、中高一貫がないのが痛いですね。高校受験は県内の高校を選べるのがメリットだと思います。一般にある普通科だけでなく、商業科や機械科などの職業系の学科、科目を自由に選べる総合学科や単位制の学科なども選ぶことができます。オレ自身は「美術科」に在籍していて、授業の半分が美術の授業です。」

夕「マジですか?ぼくは絵があまり得意ではないですが、高校の学科って、どんな学科がありますか?」

照景「先ほど言った普通科に、商業科、機械科、電気科、農業科、看護科、国際科、理数科、音楽科、体育科、総合学科、単位制普通科、そしてオレが在籍する美術科など、いろいろあります。就職を希望するなら商業科や工業系の学科、大学進学を希望するなら普通科、特に何も決まっていないけど、いろいろな科目を学びたいなら総合学科、単位制普通科というふうに、自分がやりたい方向に合わせて選ぶ方がいいですね。オレの場合ですが、もともと絵を描くのが好きでしたし、美術系の大学に進学したかったので、今の学科を選択しました。」

夕「結構あるんですね。ぼくは病気がきっかけで、医者か看護師を目指していますが、学科は普通科とかですかね。」

照景「基本的には普通科ですね。ただ、看護師を目指すなら看護科があります。ただ、高校の3年間と「専攻科」の2年間の5年一貫教育なので、看護師免許を取得しても、大卒や専門学校卒との給料の差が出てくると思います。」

大也「医者を目指すんだったら、私立の方がおすすめです。私立はほとんどの学校で中高一貫教育を行っているので、6年間無駄のないカリキュラムで学ぶことができます。ぼくが通う学校では中学からコース制を導入しているので、それぞれの進路に合ったコースを選択することができます。中学では特進コース、総合進学コース、医歯薬コースの3コースで、高校では3つのコースに加えて、社会科学コース、国際コースの5つのコースです。中学の総合進学コースでは高校の総合進学コースと社会科学コース、国際コースのいずれかを選択することができます。医者を目指す場合は医歯薬コースですね。理数系や英語を中心としたカリキュラムのほかに、地元の大学病院や総合病院の体験学習もあるので、医師や歯科医師、薬剤師を目指す人にとっては身近に感じますね。ちなみにぼくは特進コースを選択していて、授業は国公立大学進学のためのカリキュラムが中心です。」

夕「やっぱり医者だと私立の方が有利なんでしょうかね。ニュースでも有名大学の進学者に私立の高校が多くランクに入っているし。」

大也「東京の「開布」や大分の「セガール」のような有名校は有名大学合格の常連ですからね。公立では医学部の現役合格は進学校以外では少なくて、浪人して入るのがほとんどです。中学で高校受験、高校で大学受験だと、思うように学ぶことができずに、学力の差も公立と私立では明らかに差があります。看護師も大学で学ぶ方が給料やキャリアの差が違います。「サレジオ女学院」の卒業生の中には看護系の大学に進学した方が多いです。うちの学校で看護系の大学に進学した卒業生は少ないですが、看護師を目指す男子は増えると思いますね。」

照景「やっぱり中高一貫の方が学力の面でも有利だよね。今は高校で好きな絵を描くことができるけど、中学時代は満足に学べなかったよ。美術の時間も1週間の時間割表では2時間しか学べないし、あとは好きでもない勉強ばかり。高校受験では内申書があるので、服装から髪型、学校生活まですべて学校が管理されるから、すごく萎縮した。毎日先生の顔をうかがいながら学校生活を送っていたよ。」

夕「公立の中学って、厳しいですか?」

照景「超厳しい。中学の制服は学ランだったので、先生の前ではホックを止めないといけないし、指定のかばんもキーホルダーをつけるのはダメだし、部活も強制。部活は美術部に入りたかったのに、親に反対されて運動部に入らされた。部活はバスケットボール部に入ったけど、練習もきついし、休みの日には練習や試合がある。夜は外出は親同伴以外では禁止。他にもいろいろ細かくて、ホント嫌だった。幸い友達がいたからがんばれたけど、もしいじめにあって一人ぼっちだったら地獄しかないよ。」

大也「ぼくは部活ではサッカー部に入っていますが、週に3~4回練習があるだけです。休日は試合がある日だけ行きますが、基本的に休みは保証されています。部活自体は強制ではないですね。制服ですがうちの学校ではブレザーで、ネクタイをつけます。制服自体は中高6年間同じですが、ネクタイの色だけ中学が赤のストライプで、高校が青のストライプです。かばんは学校指定で、スポーツバッグとショルダー、リュックの3つがあり、その日によって選ぶことができます。」

夕「私立の方が自由なんですね。いじめや不登校が多いのも圧倒的に公立ですね。」

大也「でも、私立でもいじめはありますよ。学校側が公表しないだけで。不登校で長期間休みがある子は高校では留年になりますし、中学では内部進学さえ難しくなります。過去に退学をして、他の学校へ転校した人もいます。これはうちの学校に限らず、どこの学校でも同じです。私立は自由と言ってましたが、うちの学校だけがたまたま自由な校風なだけで、他の学校では校風が全く異なります。校則の厳しい学校もありますし、県内の某私立中学では中高一貫教育がなくて、全員が高校受験をしなければならない学校もあります。」

照景「マジで!?私立は中高一貫教育が常識だよ!私立に通って高校受験をしなければならないんだったら、最初から公立に通った方がいいと思う。」

大也「お金の無駄だしね~。その学校では有名高校を目指して、公立中学の倍以上のカリキュラムを設定して、高い合格率を上げているし。その学校では併設の高校はあるけど、その高校へ行くのも内部試験があるしね。」

夕「中高一貫じゃない私立学校は行きたくないですね。親も多分反対するだろうし、それだったら地元の公立に行った方がいいですね。公立に行ったら高校受験があるんですよね。内申書で縛られるのはちょっと不安です。」

照景「普通に試験の成績だけならまだいいんだけど、内申書も合否に判定されるからね~。高校受験は。うちの父親が中学時代はまじめにしていたのに、当時の担任が内申書によくない事を書いたせいで、志望校を落ちてしまったんだ。それで高校受験に失敗して、高校に進学できなかったんだ。あとで親が、オレにとっては祖父母なんだけど、学校側に抗議をして、間違いだったことに気づいて、結局1年浪人して高校に進学する羽目になったんだ。それでオレには問題を起こさないでくれって、まじめを演じさせて、携帯も高校合格まで買ってもらえなかったからね。」

大也「高校受験で内申書に縛られるのはやっぱり嫌ですね。中学受験や大学受験ではそんなことはないのに。ぼく自身は小学校受験だったので、簡単なテストと親子面接が中心でしたからね。携帯は小4から持っていますよ。中学からは携帯の持ち込みはOKですが、学校内では電源を切るよう義務付けられていますから。」

夕「ぼくも小4から携帯を持っていますね。学校では持ち込みが禁止なので、家に置いていますが。」

照景「2人とも早いね~。高校では携帯を持っているけど、やっぱり大也みたいに電源を切らないといけないです。あ、そうだ。私立は学科は普通科しかないの?」

大也「私立は普通科がほとんどですね。それにコース制を掛け合わせたものがほとんどですから。」

照景「さっき聞いたけど、コースって、大学進学のためのコースでしょ?予備校みたいなものじゃない?」

大也「確かにそうですね…。大学進学のための予備校のようなものですね。中高一貫の学校でも、高校だけのところもみんなそう。ただ、いろいろな学科があっても明確な目標がなかったら意味がないじゃないですか?将来何々になりたいと分かれば、その高校に行けますが、何の目標がなかったら普通科以外ないと思いますね。」

夕「結局はバランスのいいカリキュラムで学ぶのが一番ってことですね。あと、学校のこれが一番の自慢があれば教えてほしいです。」

照景「夕は美術には興味はないかもしれないけど、やっぱり美術科のカリキュラムですね。1年の時は美術の授業は1/3ほどですが、2年生からは授業の半分が美術です。授業は絵画に彫刻、デザイン、工芸といろいろ学べます。2年生からは専門の分野を選択できて、オレはデザインを専攻しています。手書きのデザインもしますが、コンピュータを使ったイラストやデザインの制作ができます。ソフトは「イラストレーター」と「フォトショップ」で、本格的な作品が作れるのがだいご味です。家では「SAI」というソフトでまんがばかり書いていますが(^_^;)」

大也「好きな絵を学べるのはすごいですね。ぼくは6年間の中高一貫教育ですね。高校受験なしでのんびりと過ごせるのが大きいですし、6年間のスパンで各教科をじっくり学べるのも魅力だと思います。中高の3年間ごとだと、授業が中途半端になっちゃうし、公立中学では「全国学力テスト」のために本来の授業を中断して、テストのための補習に時間を費やしているのは問題だと思います。ちなみに私立であるうちの学校では「全国学力テスト」には参加していません。」

照景「確かに「学力テスト」で補習はあった。今考えると無駄な時間だし、嫌だった。」

大也「それに比べて私立は無駄がないですからね。学費を払っている分、きちんとした教育をしますから。部活も一部を除き、ほとんどの部に入ることができるし、中学生、高校生との合同での活動ができますからね。それにうちの学校は学食があります!小学校では給食と弁当の選択制だったのが、中学・高校では学食と弁当の選択制になります。学食自体は普通の私立校と変わりませんが、調理が地元の飲食店のプロデュースなのが小学校と同じです。中3では週に1回、学食のメニューの「日替わり定食」の献立をグループで計画を立てる授業があり、そのグループが作成した定食を生徒たちが食べることができます。「サレジオ女学院」の学食では高2の女子生徒が週に1回、管理栄養士や料理人たちの指導の下、献立作成から調理、後片付けまで自分たちで行います。あと、中高の「サレジオ学院」「サレジオ女学院」ともに、学校関連のグッズがあり、オリジナルのシャープペンやクリアファイル、ノートなどが各学校の売店で売っています。夏休みのオープンスクールでも受験予定の小学生や中学生とその保護者に好きなグッズのプレゼントがあり、とても好評があります。グッズは各学校の当時の生徒たちのデザインで、キャラクターがとてもかわいいですよ。」

夕「いいですね。オリジナルのグッズだと、勉強が楽しくなるかも(ワラ)。ぼくですが、「自然教室」が一番好きですね。小3から参加できますが、地元の自然の家でキャンプをしたり、自然を探索したりとすごく楽しいです。」

大也「「自然教室」は小学校の時にありました!珍しい虫を見つけたり、全員でカレーを作ったりと、すごく懐かしいです。」

照景「オレが通っていた小学校でもありましたが、一度も参加したことがないです。1回参加しておけばよかったなって思います。」

夕「いろいろな自慢がありますね。中学選びはいろいろ参考になりましたが、最終的には自分で決めた方がいいですか?」

照景「オレは中学受験をしなかったので、あまりうまくは言えないけど、地元の公立に行くか、私立に進学するかは親と相談して決めた方がいいと思います。特に私立はお金が絡んでくるので、親と話し合った方がいいですよ。」

大也「ぼくは小学校受験だったので、周りからすればお金持ちのお坊ちゃま、お嬢様のイメージがありますが、それは東京などの都市部だけの話で、長野のような田舎はそんなイメージは全然ないですよ。話は変わって、私立は各学校の校風がありますので、各学校の教育方針とか学校生活とかを見極めた方がいいと思います。何となくで入ってしまうとあとで後悔することになりかねませんから。あと、地元には公立の中高一貫校もあるので、そこも受験の参考にしたほうがいいですね。どっちにしろ、お父さんとお母さんと相談して、どの学校にするかを決めてください。うちの学校でしたら、大歓迎ですよ。いつかうちの学校に入学することを楽しみにしていますね。」

夕「ありがとうございます!これから親と話し合って考えます。学校もいろいろありますね。今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から大也、夕、照景)

 

まずは親と相談しないと。勉強もがんばらないとね。

あと、このシリーズは続編があります。誰が登場するのでしょうか?

 

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