梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

わが家の子育て

こんにちは。千絵美(40歳・幼稚園教師)です。

今週のおしゃべりカフェは「子育て」です。

子育ては世代を問わず、とても難しい仕事。親のやり方によっては子どもが悪い方向に行ってしまいかねません。

今日は3人の「主婦」たちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは理代さん(28歳・主婦)、美佐子さん(54歳・主婦)、私・千絵美です。

 

千絵美「今日の「梅の実弁当」です。献立はご飯(梅干し付き)、和風ハンバーグ(大根おろし、ポン酢、キャベツのせん切りつき)、ジャーマンポテト、ほうれん草のおひたし、漬物(たくわん)、果物(柿)です。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

千絵美「今日は和風ハンバーグ。たまに家族の分も買うので、何度もリピしていますね。」

理代「私も同じです。野菜たっぷりでおいしいですね。」

美佐子「実は私は初めて食べましたが、おいしいですね。」

 

~お弁当を食べ終わったところで、本題です~

千絵美「今日は緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「子育て」です。本題に入る前にそれぞれの家族構成を紹介したいと思います。まずは私ですが、会社員の主人(耕平・43歳・メーカー勤務)、娘2人(咲紀・中3&美憂・小6)の4人家族で、長女(咲紀)は地元の公立中学校に、次女(美憂)は地元の公立小学校に通っています。」

理代「私は夫(俊平・39歳・メーカー勤務)、息子2人(翔貴・小4&朋貴・小1)、娘(留理華・4歳)、私の両親(安芸夫・56歳・自動車整備士&秀子・53歳・飲食店パート)の7人家族です。息子2人は地元の公立小学校に、娘は地元の私立幼稚園に通っています。あと、兄(秀夫・31歳・メーカー勤務)がいますが、福岡に住んでいます。兄はまだ独身です。」

美佐子「私は主人(誠司・53歳・保険会社勤務)の2人暮らしですが、子どもは2人(昌人・30歳・造船会社勤務&梨沙・27歳・デザイン会社勤務)います。ともに社会人になり、それぞれ都内で一人暮らしをしています。」

千絵美「ありがとうございます。それぞれ違った家族構成ですね。お2人に質問しますが、お仕事はされていますか?」

美佐子「普通の専業主婦です。」

理代「今のところ専業主婦をしていますが、子どもが大きくなったら再就職を希望しています。」

千絵美「私は地元の私立幼稚園で教師をしています。一応チームリーダーの立場で、後輩教師たちの指導をしながら、自分のクラスの担任をしています。」

理代「先生をしているんですか~。うちの娘の幼稚園では見かけなかったので、うちの幼稚園ではないですね。」

千絵美「南町にある「みなと幼稚園」ですね。理代さんの娘さんはどの幼稚園ですか?」

理代「東町の「はなみち幼稚園」です。」

美佐子「うちの子どもたちも「はなみち」でしたよ。「はなみち」は教育環境もよくて、先生も教育熱心な方が多かったですね。今はどうなのかは知りませんが。」

理代「美佐子さんの時代では知りませんが、先生は若い方ばかりですね。教育熱心なのは昔の時と変わりません。」

千絵美「うちの娘たちは保育所に通っていたので、幼稚園は通っていなかったですね。話は変わって、一番気になるのは子どもの携帯のことですが、子どもさんには携帯は持たせていますか?」

理代「私は3人とも携帯は持たせていません。携帯はまだ早いですし、事件に巻き込まれるのが怖いですね。子どもが中学生になって、携帯がほしいって言われたらどうしようかと思っています。」

美佐子「子ども2人はすでに携帯を持っていますが、子どもが高校生までは携帯は持たせなかったですよ。昔流行していたポケベルを持たせただけ。大学生になって、アルバイトをしだしてから持つようになりました。」

千絵美「私はどちらも携帯を持たせています。上の娘は高校受験で塾に通っているので、遅くなった時の連絡用に持たせていますね。下の娘も中学受験で塾に通っていますので。」

美佐子「今の子はこの歳で携帯を持つ子が多いですね~。私の時代では考えられませんが。」

千絵美「私も子どもの携帯の所持には慎重です。何か事件に巻き込まれたら困りますし。携帯は子どもがほしがっていましたし、周りの子どもたちも携帯を持っていたので、持たせていますね。主人も早いうちにネットに慣れなかったらついてゆけなくなると言われたので。」

理代「私も夫も携帯をどうするかは迷っていますね。経済的に携帯の支払いも大変ですし、子どもがネットの使い過ぎでお金が膨れ上がりますから。」

千絵美「私のところはネットの使い過ぎを防ぐために、時間制限を設けています。時間が過ぎたら、自分のお小遣いの中から払ってもらうように、娘にお願いしています。電話でも同じですね。携帯の料金プランは家族型のプランに入っています。別々のプランにするより安いですし、ネット代は使い放題プランだと、パケット代を気にせずに済みます。上の娘にはそれプラス学割も入っていますね。」

美佐子「確かに家族割や学割があると安くなりますね。」

理代「娘さんはSNSはやっていますか?」

千絵美「ツイッターやLINEなどのSNSは禁止にしています。娘たちはやりたいって言っていますが、私はあえて禁止にしていますね。SNSは種類にもよりますが、個人情報が特定されたり、何か事件に巻き込まれてしまうのが怖いので、娘たちが高校を卒業するまでは禁止にしています。」

理代「やっぱりそうですよね。特に女の子は事件に巻き込まれたら怖いですし。」

美佐子「うちの子どもたちはSNSはやっていますね。もう大人なので、口出ししませんが、特に娘(梨沙)はまだ若いので、いつ事件に巻き込まれるかわかりませんからね。一人暮らしをしているので、相手の男にストーカーやDVの被害に遭ってしまったら本当につらいですよ。娘は一人暮らしの部屋には男を入れないようにお願いしています。」

千絵美「女性はうちの娘の世代だけでなく、成人をした女性は何か事件に巻き込まれたら怖いですからね。娘が大学生や社会人になって、一人暮らしをはじめたいと言ったら、慎重になります。」

理代「あと、下の娘さんは中学受験と言いましたが、受験は高校の方がいいのか、中学の方がいいのか、迷っていますね。私立だとお金がかかりますし。」

千絵美「下の娘は本人の希望で中学受験の勉強をしています。一応塾にも通っていますね。上の娘は中学受験はせずに、地元の公立中学に進学しました。上の娘が通う「桜台中学校」はいじめや学級崩壊がひどくて、荒れているクラスもあります。上の娘は幸いいじめに遭っていないのでよかったですが、下の娘は地元の公立中学の悪いうわさで行くのを嫌がっているのと、友達が中学受験の勉強をしているのもあって、自分も中学受験がしたいと言いました。行く学校は私立か公立中高一貫校かは私と主人と一緒に検討しているところです。」

美佐子「私のところは2人とも中学は地元の「東中学校」を卒業し、高校受験でそれぞれの高校に進学しました。「東中学校」は「桜台中学校」よりも荒れてはいないので、しつけ教育も厳しかったですよ。中学受験は周りでは何人かいましたが、うちでは考えていなかったですね。」

理代「息子たちが通う「下北小学校」は居住地域によって、「桜台中学校」か「東中学校」のいずれかになりますが、私の地域では「桜台中学校」になると思います。「桜台中学校」はいじめや荒れがあるのはちょっと嫌ですね…。私自身も「桜台中学校」の卒業生で、私が通っていた当時は荒れはなかったですね。いじめは私の時代でもありましたが。」

千絵美「中学校の荒れはその年によって変わってきますからね。公立学校は先生の異動もありますので、先生が変わってしまえば学校の雰囲気は変わってきますから。良くも悪くも。」

美佐子「では、最後にその家庭の子育てについて紹介したいと思います。まずは私ですが、子どもたちには甘やかさず、厳しすぎず、ある程度人様に迷惑をかけない子育てをしました。勉強も大事ですが、人に迷惑をかけることが一番ダメなことを子どもたちに教えてきました。中学生や高校生の時は反抗期になり、私の言うことが聞かない時がありました。そこで子どもが高校生の時のお弁当にこっそりと手紙を入れました。手紙の内容ですが、「体調は大丈夫?」「今日テストがんばってね。」「友達に迷惑をかけるんじゃないよ。」など、いろいろ書きました。ある意味伝言のようなものですが、息子(昌人)が高校卒業の時に「お母さん、いつも弁当ありがとう。手紙は毎日読んだけど、いつも気を使ってくれてありがとう。」って言われた時はうれしかったですね~。」

千絵美「いいですね。娘たちは中学生まで学校給食なので、なかなかこういったメッセージを書くことができませんが、お弁当だったら、それができそうですね。」

理代「私の娘も幼稚園ではお弁当なので、嫌いな食べ物はこっそり入れつつも、娘の好みに合わせた味にしています。いつもお弁当の中は空にして帰ってきます。お弁当の手紙は幼稚園ではまだまだですが、中学生や高校生になったら書こうかなって思っています。」

千絵美「私ですが、美佐子さんとかぶりますが、家族とのつながりを持つように、伝言板を家族でやっていますね。私と主人も子どもたちも、何かあった時やひとこと言いたいときに付せんに書いて、コルクボードに貼りつけて、みんなで見るようにしています。今日こういうことがあったよとか、この日は○○してねとか、いろいろ書いたり、見たりします。ちょっとしたことでも書くようにしているので、何か問題があった時に話し合う場を作ることができますね。」

理代「私ですが、子どもは3人いますが、夫と私の間に生まれた子どもは娘だけです。息子2人は実は私の子どもではありません。」

美佐子「何でですか?」

理代「息子2人は夫と前の奥さんとの間に生まれた子どもで、連れ子です。前の奥さんは下の息子(朋貴)が赤ちゃんの時に事故で亡くなりました。そのあと夫は男手ひとつで息子2人を育て上げましたが、母親がいなかったら、いろいろ大変なことがあって、夫の職場で当時事務員をしていた私と知り合って、結婚しました。血はつながっていない息子たちとどう付き合うかが心配でした。それで息子たちも私の家族として受け入れようと、両親と相談して、本当の子どもとして接しました。最初は息子たちもおどおどしましたが、徐々に慣れてきて、私と両親を受け入れてくれました。娘が生まれた今でも差別することなく接しています。これからどうなるかはわかりませんが、夫と両親、3人の子どもたちと一緒にがんばっていきたいです。」

美佐子「相手の方が離婚や死別で再婚した時は、前の配偶者との子どもと今の子どもを差別することなく育てていくのは並大抵のことではありません。そんな中よくがんばっている方ですよ。私にはできないです。」

千絵美「今は一人親家庭が多い中、いずれかの夫婦がバツイチで子持ちで暮らしている家庭も多くいます。家族もいろいろ多様化していますが、子どもたちが一人前になるまで育て上げていきましょう。」

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(左から理代、千絵美、美佐子)

 

子育ては完ぺきではありませんし、それぞれのルールがあります。

 

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