梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

制服と家庭の経済

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こんにちは。カクタス(プードル・♂9歳)です。

今日は学校の制服と家庭の経済についてお送りします。

 

学校の制服は中学校と高校、一部の小学校であります。公立・私立関係なく必ず着ないといけないアイテムです。

制服の種類については、中学・高校では、男子が詰襟かブレザー、女子がセーラー服かブレザーが主流です。

制服はすべて実費で、保護者が必ず負担をしなければならないです。私立の場合は入学金と一緒に諸経費も支払うので、その中から制服代も含まれます。公立の場合は学校内で購入するか学校近くの服屋で購入します。

 

制服代ですが、公立の中学・高校関係なく、保護者負担となりますが、学校の制服のデザインによって価格が異なります。

同じ女子のブレザーの制服でも、地味なブレザーでは約3万円ほど、時代を意識したかわいいデザインのブレザーでは約7万円ほどかかります。一番安いところで2万円台、一番高いところで10万円を超えるところも!

制服は男女によっても異なり、女子が一番高いです。制服以外にもかばんや体操服などもかかります。

私立の場合は有名デザイナーがプロデュースをした制服や、通常の制服に加えて、オプションの制服のアイテムまであり、価格は約30~50万円以上はかかります。

 

制服の負担は私立の場合は個人経営などが主ですので、負担をするのは当然ですが、公立では国や自治体の負担はありません。すべての中学校・高校で制服代を無料にすることはまずは無理だと思います。制服のデザインは学校によって異なりますし、国や自治体がすべて負担になってくると、どこの学校も同じ制服のデザインとなり、おもしろ味がありません。

制服の負担で一番大きいのは、低所得世帯、貧困世帯に対する負担が重いことです。

制服による国や自治体の支援では、生活保護では中学校と小学校で支援があります。一部の自治体では高校でも支援があります。中学校や小学校では就学援助があり、制服代などを負担してくれます。高校では奨学給付金があり、制服代などを負担してくれます。これらは対象となる生活保護世帯または低所得世帯(一人親世帯も含む)のみとなります。

障害のある生徒の場合は「特別支援教育就学奨励費」制度があり、制服代などを負担してくれます。この制度は特別支援学校に通う幼稚部から高等部の生徒および小学校と中学校の特別支援学級(障害児学級)に通う生徒が対象となります。

そうじゃない世帯は全額負担となり、家計も圧迫します。制服に使用する羊毛の価格が高騰しているため、さらに大きな負担となってしまいます。

 

しかし、一部の学校のPTA、同窓会などで制服を支援するところがあります。

例えば、卒業して着られなくなった制服をリサイクルして、現役の生徒に無料または半額で負担したりするなどです。あまりにもボロボロになったら無理ですが、3年間または6年間着用してもまだきれいな制服は着ることができますので、保護者の負担が軽くなり、地球にも優しいです。体操服でも同様で、着られなくなった体操服をリサイクルして、現役の生徒に支給したりします。ただし、体操服に名前が入っている場合は、PTAや同窓会側で卒業した人の名前の刺繍を取り、支給予定の生徒の名前の刺繍をします。

これも問題があり、制服のデザインが変わってしまった場合は新しい制服でないといけないので、前の制服が使えなくなってしまいます。

 

制服などの諸経費の負担は国や自治体が全面的に支援をしないといけません。ただし、各学校の制服のデザインについては考慮しないといけないと思います。制服の必要性についても学校側と生徒側が話し合って決めた方がいいと思います。

3~4月には何かとお金がかかる季節。制服代について、家庭や学校で考えてみてはいかがでしょうか。

 

というわけで、カクタスでした。

また明日。

 

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