こんにちは。ヨウ子(さる・♀8歳)です。
今日は保育園の種類についてお送りします。
私自身は神奈川県内の保育所で保育士をしています。0歳~6歳まで多くの子どもたちのお世話をしています。
保育園(保育所)はいろいろな種類があります。幼稚園に比べて施設の形態が多いのも特徴です。
保育園は認可保育園と無認可保育施設の2種類。保育園選びは保護者が選択をすることができますが、認可保育園では欠員が生じた場合、入園待ちの親子から順に入園することになります。
認可保育園では市町村の自治体が運営する公立園と個人や宗教団体などが運営する私立園の2種類。国立や都道府県の自治体の保育園はありません。公立園の保育園は保育所とも言います。このほかには子ども園や小規模保育所も認可保育園です。
無認可保育施設は企業や病院が運営する園と駅前に開設している園、NPOが運営している園、外国人学校の法人が運営している園などがあります。託児所やベビーシッターも無認可保育施設の分類です。
メリットは認可保育園は公立・私立問わず、設備が充実しているので、安心して預けることができます。給食があるのも保育園ならでは。小学校受験の際にも学歴として記入することができます。無認可保育施設は認可保育園にはない充実したサービスを受けることができます。企業の保育園では勤務先が近いので、安心して預けることができます。病院の保育園では職員対象のほかに、病気の子どもを預けることができる「病児保育園」があります。
デメリットは認可保育園は待機児童の数が多いこと。働く女性が増えたことで、認可保育園の人気が集中し、認可保育園に入れない問題が全国で生じています。無認可保育施設は設備の悪さや保育士の質の悪さが大きな問題です。特に駅前にある無認可保育施設はひどいです。
待機児童の問題や無認可保育施設の質の問題は国が考えなければならない問題です。どちらの施設に通う子どもたちが不幸な状況にならない政策が必要となります。
あと、保育士の数が不足しているのも大きな問題です。保育士を養成する大学や短大、専門学校は増えていますが、保育士たちの職場環境や仕事の環境、給料や福利厚生についても考えなければなりません。
認可保育園も無認可保育施設も、子どもも親も安心して通える施設に。私たち保育士も全力を注いで仕事をしていきたいと思います。
というわけで、ヨウ子でした。
また明日。
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