梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

戦時中での生活

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こんにちは。和郎(76歳・農業)です。

今日は「終戦記念日」です。

今日は戦時中での生活についてお送りします。

 

わし自身も戦争を経験しました。とは言っても、まだ小さい時でしたので、今は亡き母親はわしら子どもたちを空襲から守りながら生活をしていました。

 

戦時中は大人の男性たちは重病者を除き、軍隊として強制的に相手国の軍隊を攻撃しました。

日本に残っている大人の女性、子どもたちは戦争で戦っている父親、息子、恋人たちの帰りを待っていました。

今の中高生年齢の少女たちは女学校へ、小学生年齢の子どもたちは国民学校へそれぞれ通い、少女たちは空襲が起きたときの訓練や、工場で働かされました。子どもたちは通常の勉強は中断し、教育勅語の暗記や空襲が起きたときの訓練、畑仕事などをしました。

若い女性たちは女学校に通う少女たちと同じ訓練をさせられ、母親たちは家事や育児をしながら同じ母親たちと一緒に空襲訓練などをしました。

食べ物は今のようにたくさん食べることはできず、配給でさつまいもや大根などしか食べられません。風呂もまともに入ることができないです。

そのころの庶民たちは「ほしがりません勝つまでは」「ぜいたくは敵だ」と言って、不自由な生活を耐えてきました。

 

しかし、日本は戦争に負け、多くの人たちが戦争で亡くなりました。亡くなった方は空襲で亡くなった方、原爆で亡くなった方、戦時中に病気で亡くなった方、相手国と戦って亡くなった方など…さまざまです。

奇跡的に助かった人でも、戦争のために青春を奪われ、悲しみに包まれていました。

 

あれから60年以上が経ちましたが、今は物が豊かになった生活を送れるようになりました。しかし、戦争を知っている方は70代以上の高齢者だけ。多くの国民は戦争を知りません。

政府は特定秘密保護法案、安全保障法案、共謀罪法案が次々と可決・成立し、最終的には憲法を改正し、日本は戦前回帰をしようとしています。

日本国民は戦争の悲惨さ、絶対にしてはいけないことを子どもから大人まで知らしめなければなりません。そして声を大にして戦争に反対しなければなりません!そうしないと新たな戦争が起こった場合、新たな犠牲者が出てくる恐れがあります。

 

今日は家族で戦争のことについて話し合ってはいかがでしょうか?

 

というわけで、和郎でした。

 

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