梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

私の学校自慢(その2)

こんにちは。貴美(高2)です。

今週のおしゃべりカフェは「学校」です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・貴美、絢乃さん(24歳・看護師)、洋果さん(25歳・看護師)です。

 

貴美「今日の「梅の実弁当」です。献立はご飯(梅干し付き)、いわしハンバーグ(大根おろし、キャベツのせん切りつき)、かぼちゃのそぼろあんかけ、しめじのおひたし、漬物(たくわん)、果物(梨)です。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

貴美「ん~おいし~。あっさりとしてて女性好みですね。」

絢乃「家の近くにあるので、たまに買いに行きます。おいしいです。」

洋果「ペロッと平らげそうですね。おいしいです。」

 

~お弁当を食べ終わったところで、本題です~

洋果「今日は紅茶を持ってきました。アッサムの紅茶です。入れますね…。」

貴美「うわぁ、いい香り(*^。^*)」

洋果「どうぞ。」

貴美&絢乃「いただきます。」

貴美「程よい渋みでおいしいですね。」

絢乃「私も紅茶は飲みますが、アッサムは初めてです。おいしいです!」

洋果「ありがとうございますm(__)m」

貴美「あ~おいし~(*^。^*) 今日のテーマは「学校」ですが、今回は看護系の学校です。私自身は都内の公立高校に通っていますが、3年生になると受験があります。看護系の学校はいろいろな種類がありますが、お2人はどの学校を卒業しましたか?」

絢乃「私は看護学校です。都内にある「医療法人若葉会看護専門学校」を卒業しました。現在は「桜桃総合病院」で小児科の看護師をしています。」

洋果「私は大学ですね。都内にある「慶明大学」・看護学部を卒業しました。現在は「早勢大学附属病院」で泌尿器外科の病棟に勤務しています。」

貴美「ありがとうございます。なぜ、看護学校または大学を選んだのですか?」

絢乃「小さい頃から看護師を目指していたので、最短で看護師になる近道として、看護学校を選びました。」

洋果「私は中学から大学附属の学校に進学したので、学内推薦で今の大学に進学しました。看護師になろうとしたのは高校生の頃からだったので、高校で大学の授業もありました。」

絢乃「私は地元の公立だったので、大学の授業とかはないですね。」

貴美「私が通っている高校でもないですね。進学校なので、勉強が厳しいですし。」

洋果「私の場合はエスカレーターで進学したので、楽だったんですけど、他の同期の子は大学受験で進学した子がほとんどです。」

貴美「そうですよね。ほとんどの子は受験は避けられないですよね。あと、卒業した看護学校と大学の自慢について教えてください。」

絢乃「卒業した看護学校ですが、看護師として必要な教育を行っており、実習はすごく多いです。学校内の実習のほかに、看護学校系列の病院での実習もあります。今の勤務先の病院は看護学校系列の病院で、卒業後はそのまま系列の病院に就職する人が多いです。あと、うちの学校では「戴帽式」があり、初めてナースキャップをつけたときはとても感動して、看護師になる自覚が持てました。」

洋果「うちの大学では戴帽式なんてないですよ。系列の看護学校ではその昔は戴帽式はありましたが、看護学部新設と同時に看護学校で行っていた戴帽式は廃止になりました。戴帽式がないからと言って、困るわけではないし。」

貴美「戴帽式って、今はないんですか?」

洋果「ほとんどの大学ではないですよ。看護学校でも戴帽式を廃止にした学校も多いですし。逆に一部の大学では戴帽式をやっているところもありますが。」

絢乃「私は戴帽式がなかったら、看護師としての自覚を持つ意味がないと思います。うちの看護学校では昔から古い考えを持っているので、戴帽式は開校当初からずっとあります。」

洋果「今は病院自体もナースキャップを廃止にしているところが多いのに、戴帽式の時のナースキャップっていりますか?」

絢乃「いります!実習のときでもナースキャップはつけていますし、今の病院でもナースキャップはつけなければなりません。私もナースキャップがあった方が看護師の象徴だと思いますし、仕事に対する自覚が持てます。」

洋果「戴帽式のために看護学校へ行くんだったら、行かない方がいいと思います。私自身は看護師を目指すために大学に進学したので、勉強の方で頭いっぱいでしたから。授業そっちのけで戴帽式をやる暇なんてないです。それに、ナースキャップは安全面も衛生面もいろいろ問題があるんですよ。絢乃さんの病院ではナースキャップは廃止にしなかったんですか?」

絢乃「同僚の何人かは廃止を希望している人は多かったですが、ほとんど却下されました。病院幹部の方は考え方が古いので、新しいものには一切認めない風習がありますね。私はやっぱりナースキャップありきの看護師ですので、どちらかというと、ナースキャップがあった方がいいです。患者さんの中にはナースキャップがあった方がいいって言う人もいますから。」

貴美「洋果さんが勤務する病院ではナースキャップはあるんですか?」

洋果「うちの病院ではないですね。卒業した大学系列の附属病院でもナースキャップはないですよ。」

貴美「やっぱり男子がいるからなんでしょうかね。」

洋果「男子がいるのもあるんでしょうが、ナースキャップの問題は男子だけの問題ではないと思います。さっき言ったように、ナースキャップは点滴の管にあたって医療事故を起こしますし、ナースキャップにつけてあるのりが感染症を引き起こす問題が指摘されています。それに、ナースキャップをつけると結構じゃまになりますからね。」

絢乃「確かに仕事中にじゃまになることはありますね。」

貴美「私もあのナースキャップにあこがれていましたが、いろんな問題があって廃止になったんですね。洋果さんが卒業した大学は何か自慢がありますか?」

洋果「私が卒業した大学は4年間、看護師や保健師助産師、養護教諭を目指して専門的な勉強をします。看護師は全員取得をしないといけないですが、保健師助産師、養護教諭は希望者のみです。いずれも定員があります。私はどれも取得しなかったのですが、同期の何人かは保健師助産師、養護教諭免許を取得しています。保健師助産師、養護教諭免許があると、就職の時に役立ちますし、看護学校で看護師を取得した後にわざわざ保健師助産師、養護教諭を目指すために大学や専門学校に通うこともないです。」

貴美「保健師助産師、養護教諭は必ず取得しなければならないのですか?」

洋果「絶対に取得しなければいけないわけではありません。助産師を目指したいんなら看護師と助産師の両方を取得しますし、学校の保健室の先生を目指すんなら、看護師と保健師養護教諭の免許をまとめて取得します。基本的に自由です。」

貴美「他に自慢はありますか?」

洋果「何と言っても、うちの大学は文系・理系の学部がある総合大学なので、他の学部との交流があります。看護学部のキャンパスでは医学部と歯学部、薬学部、看護学校があり、学部・学校の垣根もない交流があります。学食も大学生協も書店もあるので、キャンパスライフは充実しています。クラブ・サークル活動も文学部や経済学部などのほかの学部との交流があるので、そこで知り合って、友達や恋人を見つけることができます。」

絢乃「私が卒業した看護学校では学食はありましたが、大学生協などはないです。クラブ活動もないですし。」

貴美「他の学部の学生との交流があるのは大学の強みですね。あと、看護学校・大学に進学するには受験がありますが、どう乗り越えましたか?」

絢乃「一般の専門学校では書類審査と簡単なテストで進学ができますが、看護学校の場合はそうはいきません。看護学校は調査書と面接、国語、数学、英語の学科試験があります。高校で基本的に学んだことが出題されるので、毎日の予習・復習は必要ですね。」

洋果「うちの大学では平均的にB判定以上の難関大学なので、受験はかなり厳しいです。看護学部の場合はB判定で、私立の看護系学部ではトップレベルです。私の場合は大学の附属校に通っていたので、担任からの推薦書をもらって、書類審査で合格できましたが、他の学校では指定校推薦か一般入試を受験しなければなりません。一般入試の場合は数学・理科・英語の3教科試験と国語・数学・理科・英語の4教科試験と、センター試験併用入試の3種類あります。理科は化学・生物の中から選択します。うちの大学へ進学するには通常の学校の授業だけでは物足りないので、塾か予備校で学ばないと厳しいです。看護学校へ行くのか、看護系大学へ行くのかは個人の自由ですので、親御さんとよく相談してから決めてくださいね。」

貴美「ありがとうございます。今度親(孝章・41歳・メーカー勤務)と相談して決めたいと思います。お2人とも今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から絢乃、貴美、洋果)

 

次は誰が学校について語るのでしょうか?

 

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