梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

ぼくの学校自慢(その3)

こんにちは。秀都(中2)です。

今週のおしゃべりカフェは「学校自慢」です。

今日は3人のメンバーと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・秀都、枢さん(21歳・飲食店アルバイト)、祝さん(34歳・料理人)です。

 

秀都「今日は関東のご当地グルメを紹介しますが、今日は祝さんが紹介します。お願いします。」

祝「はい。ぼくが住む群馬のご当地グルメは「おっきりこみ」です。おっきりこみは埼玉にもありますが、もともとは群馬が本家です。太麺のうどんにたっぷりの野菜を入れて煮込んだ料理ですが、うどんを「切っては入れ、切っては入れ」と食す様子からつけられました。今日はぼくが作りましたので、召し上がってください。」

3人「いただきます。」

秀都「おいしいです!野菜はあんまり好きではないですが、具だくさんで食べやすいです。」

枢「オレも初めて食べましたが、うまいですね。」

祝「では…ん、うまい!」

秀都「やっぱり、おいし~(*^。^*)」

 

~おっきりこみを食べ終わったところで、本題です~

秀都「今日は緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「学校自慢」ですが、今回は高校についてお送りします。ぼく自身は勉強はあまりできないので、高校は調理系の高校を目指しています。ぼくが住む神奈川では調理系の高校はありませんが、東京の私立高校では調理のコースがあります。お2人は調理の高校を卒業しましたか?まずは枢さん。」

枢「オレは調理系の高校を卒業しました。オレは千葉にある私立の「市原学園」の生活科・調理コースに進学し、高校卒業と同時に調理師免許を取得しました。今は千葉県内にあるカフェで調理補助のアルバイトをしています。」

祝「ぼくは調理科ではなく、ただの普通科の高校を卒業しました。高校は群馬県内の公立高校を卒業し、埼玉の調理師専門学校に進学し、卒業と同時に調理師免許を取得しました。現在は群馬県内のうどん店で料理人兼うどん・そば職人をしています。」

秀都「ありがとうございます。調理系の高校と調理師専門学校を卒業されたお2人です。調理師になろうとしたきっかけはありますか?」

枢「中学時代の成績が悪かったので(ワラ)、中学卒業して調理師の道に進むことも考えましたが、進路指導の先生が調理系の高校があるよって言われて、「市原学園」をすすめてくれました。地元公立高校にも「現代生活科・調理師コース」がありますが、かなりの倍率で、オレの成績では厳しいと言われました…。」

祝「高校時代にバイト先で調理補助をしたのがきっかけで、調理師を目指すようになりました。それで調理師の専門学校に進学しました。ところで、秀都くんは何で調理師を目指すようにしたの?」

秀都「ぼく自身は勉強があまりできなくて、頭でっかちな学問は苦手です。部活は卓球部に入っていますが、自分の希望する部活ではないし、スポーツはどちらかというと苦手です。何のとりえもなくて、自分ができるとしたら、料理ですね。料理は最近作っています。学校の弁当は無理ですが、休日の昼にチャーハンとかおにぎりとかを作るくらい。それでも大丈夫なんですかね。」

祝「大丈夫だと思います。ぼく自身も本格的に料理を始めたのは専門学校に入ってからなので、専門学校で学んでいれば、次第に上達します。卒業後は飲食店で修業をしますので、修行の期間の方が厳しいですね。」

枢「中学生で料理をするのはあまり少ないしね。学校の調理実習で習うくらいで。」

祝「高校でもほとんどが調理実習で習うくらいですね。バイトで調理補助をする生徒もいますが。」

秀都「高校ではどの授業をしますか?あと、祝さんは専門学校についても教えてほしいと思います。」

枢「高校では普通に国語や数学などの授業もありますが、時間割の2/3が調理の授業で占めています。1年のときは基本的なことを学ぶだけですが、2年生からは選択科目もありますし、調理師に必要な科目を学びます。3年生の卒業の時は生徒一人が得意料理を披露して、生徒や担当の教師たちが試食をして、感想を述べたりします。オレはロールドポークを披露しましたが、クラスからの評判がよかったです。調理コースでは1クラスだけなので、3年間同じメンバーで授業を受けます。学校生活は学食もありますし、部活もあります。あと、寮もあるので、遠方からの生徒もOKです。」

祝「高校で調理師を学ぶのはすごいね。ぼくの地元ではそんなのないですね。卒業した高校は普通科なので、普通に国語や数学、英語などの授業があります。高2からは文系・理系に分かれます。専門学校ですが、調理師に必要な科目を学びます。高校とは違い、国語や数学の授業とかはないので、すべて調理オンリです。理論では調理学や食品衛生学、栄養学などを学びます。実習は和洋中、エスニックといろいろな料理を基礎から応用まで学びます。学生生活では学食があり、カフェテリアでは調理師科の学生がメニューを決めて、調理や後片付け、接客まで担当します。専門学校ではユニフォームは自分で買わないといけないですし、包丁も自分で買わないといけないです。これらは学校の売店で販売しています。」

枢「うちの高校でも調理用のユニフォームは決められていて、制服と同様に買わないといけないです。」

秀都「ありがとうございます。受験とかはどうしていましたか?」

枢「普通に私立高校の入試で受験をしました。試験は国語・数学・英語の学科試験と面接だけです。試験は中学で学んだことをそのまま出題されるので、基本がわかっていれば大丈夫です。うちの学校は偏差値70台の超進学校ではないので、誰でも入れる学校です。だいたい偏差値は30前後ですね。オレは専願で受験をしたので、専願の方が有利です。併願は地元公立高校を第1希望とする生徒がほとんどなので、うちの高校へ行きたいなら、専願をおすすめします。」

祝「専門学校では書類審査と簡単なテストだけで入れます。高校3年間、普通に学んでいれば大丈夫だと思います。地元公立高校では調理科はないって言っていましたが、高校は普通科の高校で学んで、卒業後は調理師の専門学校で学ぶ方が普通です。中学卒業して、飲食店で働くとしても、調理師免許を取得するには2年の実務経験が必要で、さらに国家試験を受けなければなりません。試験を受けることを考えると、専門学校に行った方がいいと思います。枢くんが卒業した高校では寮があるので、神奈川から千葉の高校に通うのは大変だと思うので、寮生活も視野に入れた方がいいですね。いずれにしても、高校受験まで先があるので、ご両親と相談してから決めてくださいね。」

秀都「ありがとうございます。両親と相談してから決めたいと思います。お2人とも、今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から枢、秀都、祝)

 

次は誰が学校について語るのでしょうか?

 

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