***出演***
友晴(31歳・製薬会社勤務)
涼太郎(27歳・整形外科医)
(一言)
私は都内の製薬会社でMRをしています。主に中小の病院やクリニック、薬局を中心に仕事をしています。
MRは正式名称が「医薬情報担当者」と言います。かつてはプロパーという名前でした。MRは医療用の医薬品の効能や副作用などの情報を医師や薬剤師に伝達する仕事です。医療と薬のパイプ役を担っています。
MRになるには製薬会社に入社し、約半年間、MRに必要な講習を受け、修了後に認定証が与えられ、初めてMRの仕事をすることになります。薬剤師の資格があるとベストですが、多くが薬剤師の資格を持っているMRはいません。新卒採用で営業などのほかの仕事を経験してから、MRを目指したり、中途採用でMRの仕事をするのがほとんどです。私自身も今の会社で営業の仕事を経て、MRの仕事をすることになりました。MRは男性の方が半数ですが、女性のMRも増えています。
MRの問題としては、営業職と間違えやすいです。製薬会社の営業職も病院や薬局を営業拠点としますので、仕事自体も似ているのかもしれません。しかし、MRは医療用医薬品の情報を伝える仕事ですので、普通の営業とは違います。
MRのスキルとしては、営業職と同様、コミュニケーション力です。MRの顧客は医師と薬剤師が相手ですので、相手とのコミュニケーションが取れなかったら意味がありません。特に医師の場合は相手の立場が上なので、粗相のないようにしなければなりません。あとは医薬品の商品知識も必要となります。
医師や薬剤師の資格はないけど、医療現場の仕事がしたい人は、MRの仕事はおすすめだと思います。MRを目指す方はがんばってください。(友晴)
(他のみんなからひと言)
>私は都内の製薬会社でMRをしています。主に大学病院や大きな総合病院の医師を対象に医薬品の情報を提供しています。MRは医療と薬にかかわる重大な任務を持っているので、正確な情報を提供しています。(山村・36歳・製薬会社勤務)
>ぼくは医師を目指して大学受験の勉強をしていますが、医療現場では薬は必須なので、その情報にかかわるMRの仕事はすごいなって思います。(亮輝・高3)
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