梅の実学園の仲間たち

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乳幼児の育児

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こんにちは。可夏子(37歳・保育士)です。

今日は乳幼児の子育てについてお送りします。

 

乳幼児は0~6歳までの子どもが対象で、小学生以上の子どもに比べて、親の保護が最も必要で、手助けや代弁が必要な世代です。

この世代の子どもは0~6歳までの子どもが保育園または子ども園、3~6歳までの子どもが幼稚園に通う世代となります。どちらも義務教育ではありませんが、ほとんどの子どもが幼稚園や保育園、子ども園に通っています。保育園は認可保育園と無認可保育園があり、認可保育園は公立と私立があります。無認可保育園は会社や病院の附属施設や幼児教育業者などが運営しています。幼稚園は公立や国立、私立の幼稚園のほか、外国人学校が運営する幼稚園や民間が運営するプリスクールやナーサリースクールなどがあります。幼稚園の対象年齢は3~6歳ですが、地域・園によって対象年齢は異なります。

 

乳幼児の育児は年齢によって異なりますが、食事や排泄、風呂、就寝、遊び…と、日常生活に必要なことを、子どもが一人でできるようになるまで親が手助けをします。

食事では0歳の前半では母親からの母乳または粉ミルクのみを与えます。0歳の後半では離乳食が始まり、普段の食事をかまずに飲み込むことができるようにやわらかくし、味も薄味にします。市販の離乳食は添加物が含まれているため、あまりおすすめできませんので、忙しくてもできれば家庭で手作りを願います。食物アレルギーの疑いがある子の場合は、かかりつけの小児科やアレルギー科にて検査を受けてもらい、その結果により医師が対象の食べ物を食べていいかどうかを判断されます。尚、はちみつは乳児ボツリヌス症を起こす恐れがあるため、一切与えてはいけません。1歳以降になると普通の食事に切り替わりますが、年齢とともに自分でかめるようになるために、徐々にやわらかいものから固いものへと増やしていきます。はちみつは1歳以降では与えることが可能になります。幼稚園では弁当がありますが、保育園や子ども園、一部の幼稚園では学校(施設)給食があります。給食は栄養士が献立を作成し、同じメニューを調理するので、親にとっては楽ですが、家庭での食事は家庭が左右されるので、自分の家庭の味を覚えるためにも、給食以外の食事ではなるべく家庭の食事をさせるようにしてください。

排泄は子どもにとっても親にとっても一番苦労すると思います。その昔はオマルでトイレをしていましたが、最近では紙おむつもすごく機能している商品があるので、年齢に合わせた紙おむつを利用しましょう。トイレは年齢とともに親が教え、自分でトイレができるようになれば、普通のパンツでもOKになります。

風呂は小学校低学年までは親と一緒に入りましょう。子ども一人だけで入るのは大変危険です。一人でお風呂に入るのは思春期を迎える小学校高学年から。

就寝はこの世代の子どもにとってはなくてはならない存在です。就寝は年齢にもよりますが、必ず10~12時間の睡眠はとらせましょう。親の都合で子どもが長い時間起きるのはもってのほかです。乳幼児の睡眠は心身の発達に大きな影響を及ぼします。

遊びは保育園や子ども園の場合はそこで遊ぶことになりますが、保育園等に通わない子どもでは家庭だけではストレスが溜まってしまいます。親と一緒に近所の公園に出かけ、そこで遊びます。遊具の取り扱いについては十分に気をつけなければなりません。近所の公園で遊んでいる親子を見かけたら、声をかけましょう。そこで親子で友人が見つかります。子どもの近所のお友達ができたのと同時に、親の方もママ友(パパ友)ができてきますが、一部の母親(父親)とのもつれが原因で、親子のいじめに発展する恐れがあります。また、ママ友同士で同調圧力があり、人と同じようにしないとダメな母親も増えてきます。親はそんな仲間との付き合い方は適度に付き合っていき、嫌なママ友がいたら、付き合うのをやめる勇気が必要です。

 

こういった基本的な日常生活は、小学校に入学するまでは必ず家でできるようにしなければなりません。保育園や幼稚園に頼るのではなく、親がきちんとやらなければいけません。母親一人でやるのは論外で、必ず父親や双方の親(祖父母)が協力をしてやらなければなりません。自分(または夫側)の親に頼る際は昔の子育ての常識しか知らない場合があるので、できることとできないことは区別する必要があります。

乳幼児の子育てで悩んでいる際はお近くの役所の児童福祉課や助産院にて相談してください。

 

というわけで、可夏子でした。

 

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