＊＊＊出演＊＊＊
裕香子（25歳・貿易会社勤務）
（一言）
私は都内の貿易会社に勤務しています。仕事は貿易事務で、外国の顧客との電話応対や外国語での文書作成などを行っています。
貿易事務は貿易会社や輸入関連会社、外資系の会社で仕事をするには欠かせない存在で、顧客は外国の会社が中心です。
貿易事務になるには特に経験は問いませんが、語学力があることが条件となっています。例えば英語の場合は英検準1級以上、国連英検B級以上、TOFFL・TOEICで800点以上の資格が必要です。それかつ外国語の会話が堪能であることです。
新卒採用の場合は貿易会社、輸入関連会社、外資系の会社の採用試験に合格することが近道です。中途採用の場合は数は少ないですが、経験者採用が優先となります。派遣社員として経験を積むことも可能です。貿易事務を目指すにはまずは語学力を身につけるために英会話学校に通うか通信教育で勉強をすることが先だと思います。
貿易事務の問題点としては、外国の会社との貿易の取引ができないことです。外国の会社との貿易の取引ができるのは「通関士」の資格を持たないと仕事をすることができません。通関士は国家資格で、国家試験に合格すれば仕事ができます。貿易事務だけでは貿易の取引をするのは不可能で、貿易事務が貿易の取引の仕事をする場合は通関士の資格取得が必須条件となります。
語学以外のスキルとしては、事務職共通ですが、コンピュータが堪能であること、コミュニケーション能力があることです。外国語の文書作成はかつてはタイプライターを使用していましたが、現在はパソコンでの事務処理が中心です。しかし、タイプライターは全く使わないわけではなく、一部の会社ではタイプライターを使っています。コミュニケーションはいくら英語などの外国語ができても、基本的なコミュニケーションが取れなかったら意味がありません。小さいうちから家庭でのコミュニケーションをとることがまずは必要となります。
英語などの外国語が好きな方、国際関係で仕事がしたい方はおすすめの仕事だと思います。貿易事務を目指す方は挑戦してくださいね。（裕香子）
（他のみんなからひと言）
＞私は埼玉県内の外資系の会社に勤務しています。仕事は貿易事務で、主にアメリカの会社とのやり取りが中心となります。もともと語学が好きで、それを活かした仕事がしたかったので、自分にとっては天職だと思います。（容子・36歳・外資系メーカー勤務）
＞私は英語が好きで、英語を活かした仕事を目指しています。語学関係の仕事は通訳や翻訳家、客室乗務員などがありますが、貿易事務って言う仕事があるのは知りませんでした。語学を活かした仕事なら考えたいと思います。（クイン・メインクーン・♀3歳）
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