＊＊＊出演＊＊＊
真里恵（大学2年）
諒子（大学2年）
奏子（大学2年）
侑里（大学2年）
朱音（大学2年）
（一言）
1月の第2月曜日が「成人の日」。2019年は明日の1月14日にあります。かつては1月15日を成人の日にしていましたが、数十年前にハッピーマンデー制度に伴い、現在の曜日になりました。
成人の日では各自治体で「成人式」があります。一部の町村部では成人式を早めるところもありますが、多くの市区町村では成人の日に成人式が行われます。
成人式は各市区町村の会場で行われ、振り袖姿の女性やスーツ姿の男性たちが集まります。
成人式は各市区町村の首長などの来賓者の話を聞くのがほとんどですが、自治体によっては遊園地を貸切にして、無料で乗り放題があったり、アーティストを招いてライブを開催するところもあります。
しかし、ここ最近、一部の新成人たちが成人式をぶち壊す暴挙が後を絶たず、逮捕者も毎年出ています。来賓者の話をまともに聞けず、自分たちが目立ちたいために成人式をぶち壊す者が多いです。そうじゃなくても、ほとんどの新成人たちは小声で私語をしたりしている人もいます。
2022年からこれまでの20歳から18歳に成人年齢が変わり、一部の成人の権利も18歳に移行されます。それに伴って成人式も18歳に移行される可能性があります。しかし、18歳は高校3年生の年代で、大学受験の真っただ中。多くの高3生は1月に大学受験を控えています。1月に「大学入試センター試験（2022年からは大学入学共通テストの名前に変更される）」があり、2月ごろに一般入試があります。高校の卒業式は2～3月にありますが、早いところでは1月に卒業式を迎える高校もあります。大学受験の準備だけでなく、大学入学の際の入学金等でお金がかかります。ましては成人式では振袖の費用や髪型のセットの費用などがかかり、親にとっては経済的に厳しい状況になります。
また、成人式は各自治体の税金で運営されているため、その税金は莫大な費用です。多くの人たちは多額の税金を使ってまで成人式はやるべきではないと、廃止を希望している人もいます。仕事や大学受験、経済的理由で成人式に行けなかった人のことも考えると、18歳成人に伴い、成人式は国や自治体でやるべきではなく、家族や友人など、個人でささやかにやるべきで、成人式を廃止にしたときの税金は保育園の問題や介護の問題など、本当に必要としている人に税金を回すべきだと思います。
海外では成人式自体はやっておらず、成人式がなくても立派に大人になっています。日本の成人式も変わらなければいけない時が来ています。（真里恵）
（他のメンバーからひと言）
＞ぼくは4年前に成人式に行きましたが、一部の輩が成人式を壊して、警察に逮捕されました。こういった「荒れる成人式」が後を絶たないのに、成人式を継続するのは疑問があります。18歳成人になると大学受験でできないかもしれないのに。（宏伸・24歳・小学校教師）
＞私が住んでいる浦安市では夢の国で成人式を開催しました。夢の国のあのキャラクターが祝福してくれて、当時普通の成人式の参加だった私にとってはすごくうらやましいです。（裕理子・39歳・下着店店員）
＞ウチは成人式には行っていません。もともと中学時代の同級生がいるため、同級生に会うのが嫌だったので、この日は仕事をしていました。家に帰った後に、家族が成人の日のお祝いをしてくれたので、すごく楽しかったです。自治体の成人式に行くより、家族でささやかにお祝いしてもらう方がいいです。（由里子・22歳・飲食店アルバイト）
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