***出演***
なるみ(30歳・主婦)
疾風(5歳)
(一言)
今日は節分。各地で豆まきをしていると思います。
さて、節分では豆まきがおなじみですが、恵方巻きも今ではすっかりおなじみになりました。
恵方巻きはその年の方角に向けて、巻き寿司を黙って1本食べ切るのがお約束。途中で食べなくなったり、食べている途中で私語をすると縁起が悪いと言われています。
恵方巻きの中身はお店によって異なりますが、普通の巻き寿司と同じです。
実はこの恵方巻き、お寿司屋さんから由来していたの知ってた?
起源は1960年代に京都の寿司店がある年の節分の日に、大阪近郊に住む老若男女が集まり、巻き寿司を食するときに、切り分ける手間を省くために、1本丸かぶりをしたエピソードを聴いて売り出したのがきっかけです(注:その歴史は定かではなく、他の説もあります)。1940年ごろに土用の丑の日にうなぎを食べる習慣に対抗する販売促進手段として、大阪の寿司店の組合が戦前に行われた「節分の丸かぶり寿司」の広告を復活し、1955年ごろに大阪のたこ焼き店の当時の社長が恵方巻きを考案。1970年ごろに関西のメディアに取り上げられるようになり、関西で恵方巻きが定着しました。1989年に某大手コンビニの広島の店舗が恵方巻きのことを知って仕掛けたことで、1990年代からはやがて全国に広まりました。
大阪の寿司店の販売促進を目的とした恵方巻きは全国に定着。やっぱり商業目的ですよね。クリスマスケーキも日本のケーキ店で販売をしたのが由来で、日本の行事はやっぱり商業目的が絡んでいるんですよね。
ちなみに今年の恵方巻きの方角は「東北東」ですよ。(なるみ)
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