＊＊＊出演＊＊＊
将大（小3）
有里（33歳・主婦）
たえ子（50歳・女優）
（一言）
ぼくは小学生の傍ら、子役をやっています。3歳の頃からこの世界に入り、映画やドラマ、CMに出演しています。
子役は演劇やCM制作の関係上、子どもが必要で、多くのドラマや映画、CMで子役を多く起用しています。
子役になるには小さいうちから児童劇団に所属し、さまざまなレッスンを経て、各メディアのオーディションに挑戦し、合格すれば初めて子役として出演することになります。
子役の対象年齢は中学生以下ですが、中学生の場合、子役としてやっている人は非常に少なく、多くが中学受験や高校受験を機に辞めてしまうケースが多いため、実質上は小学生以下が対象となります。
主なメディアは映画やドラマ、舞台、CMが中心で、共演の役者さんの子ども役や生徒役がほとんどです。キッズモデルとして育児雑誌やファッションショーに出演したり、女子の場合はローティーン雑誌の専属モデルとして出演したりします。中学生か高校生以降になると俳優や女優、モデルなどに転向し、それぞれの舞台で活動します。
子役の問題点としては、撮影のときはいつもお母さんが一緒なんです！！
多くの芸能人はマネージャーが存在します。子役の場合は売れっ子の方や一部の芸能事務所所属の方の場合はマネージャーがつきますが、多くの子役はマネージャーがつくことはほとんどなく、スケジュール管理から細かい雑用まですべて親（保護者）がやらなければなりません。子どもの安全上の問題などで親と一緒の方が安心かもしれませんが、撮影のたびに親が一緒なのはしんどいです！！
もう一つは中学生や高校生のアイドルなどでも共通しますが、深夜労働ができないことです。学業の関係や労働基準法の問題で、夜の労働時間帯が決まっていて、12歳以下は21時まで（映画の場合は20時まで）、テレビの生放送出演は20時まで（ただし、21時までのケースもありました）。15歳以下は21時まで（映画の場合は20時まで）、テレビの生放送出演は21時まで。18歳未満は22時までです。ともに朝の5時までは労働をしてはいけないです。海外の場合は国によって制限が異なっており、日本の場合は多くが学校に通っており、ある意味仕方がないかもしれません。
大人の方が子どもの役をやるには限界があるため、子役はなくなることはありません。芸能人を目指す親子のみなさん、まずは子役からスタートを切ってはいかがでしょうか？（将大）
（他のメンバーからひと言）
＞私は小さい頃から子役をやっており、ドラマや映画の出演のほか、雑誌の専属モデルなどもやっています。将来は女優を目指しています。（彩子・小5）
＞ぼくは小学生ですが男性アイドルグループに所属しています。今の事務所にスカウトされる前は子役をやっており、主にモデルをやっていました。子役の経験が今の仕事に活かされています。（友樹・小6）
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