***出演***
熊木(37歳・テレビ局勤務)
理以子(24歳・アナウンサー)
夏恋(大学1年)
(一言)
私は東京のテレビ局でディレクターをしています。今の部署ではバラエティ担当で、それらの番組の制作を任されています。
ディレクターはテレビ・ラジオの制作を取り仕切る長で、プロデューサーの指示を受けながら、他のスタッフと協力をしながら番組を作っていきます。
ディレクターになるにはテレビ局や制作会社の採用試験に合格をしなければなりません。試験は他の会社と同様に、会社のホームページ等にエントリーをし、その後書類審査、筆記試験、面接へと続き、最終面接を経て、内定をもらうことになります。学歴は短大卒や専門学校卒でも可能ですが、基本的に大卒者以上が優位となります。テレビ局や制作会社に入社し、配属が決まります。
制作の配属先はバラエティやドラマ、報道、情報などがあり、仕事内容も異なります。ラジオ局ではラジオ番組を担当することになります。最初はADからスタートし、経験を積んでからディレクターに昇格することになります。
*ADについてはこちら!→http://umenomi-gakuen.hatenablog.com/entry/2014/02/23/140000
ディレクターの問題点といえば、経験を積んでからプロデューサーに昇格しますが、その後は違う仕事をやらなければなりません。
その仕事とは、テレビ局の上層部の仕事、つまり役員の仕事です。給料は格段に上がりますが、その分リスクがあり、入社から一貫して制作の現場で仕事をしてきたのに、プロデューサーの後に慣れない事務仕事や制作よりも責任のある仕事を任されるため、現場主義の人間にとっては相当ストレスを抱えます。私自身も現場主義の人間なので、役員の仕事は苦手ですね。
ディレクターのスキルと言えば、やはりコミュニケーション能力です。製作スタッフだけでなく、演者やアナウンサー、その他関係者とのやり取りが必須です。
あこがれの仕事ですが、ふたを開けるととても大変な仕事です。ディレクターを目指している人はまずはADから始めましょう。(熊木)
(他のみんなからひと言)
>オレは都内の制作会社に勤務しています。まだADの身ですが、たくさん経験を積んで、最終的にはディレクターを目指しています。(そると・ねこ・♂5歳)
>ぼくはもともとテレビやラジオが好きなので、製作関係の仕事を目指しています。自分が作った企画が番組となって実現したらうれしいです。その前に大学受験ですね。(貴明・高3)
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