佑介（26歳）です。
今日は「カミングアウト」をしたいことについてお送りしたいと思います。
ぼくのカミングアウトですが、発達障害があることと、両親から虐待を受けた「虐待サバイバー」であることです。
発達障害は1年前に診断され、コミュニケーション能力が非常に悪くて、人間関係のトラブルが小さいころからあります。診断名は「アスペルガー症候群」で、2次障害でパニック障害やうつ状態があります。精神障害者保健福祉手帳を持っており、いろいろな支援がありますが、身体障害者の手帳や療育手帳に比べて支援が手薄く、困っていることが多いです。
虐待は幼いころに両親から受けており、殴る、蹴るなどの暴力や言葉の暴力、ネグレストで嫌な思いをし、行き場がありません。高校には進学させてもらえず、自分の小遣いの中から、地元の公立の通信制高校を卒業しました。大学は私立でしたが、実家の山形から大阪の大学に進学し、両親の虐待から逃げ出しました。大学では部活には入らず、新聞奨学金で大学の勉強をしながら、新聞配達の仕事をしました。大学時代の家は販売店の社長の家に下宿をしました。そこでも人間関係に苦労しながらも、何とか大学を卒業しました。
大学卒業後は就職をしたものの、わずか1ヵ月で解雇され、その後はアルバイトや派遣の仕事を転々としました。長くても半年しか続けられず、20社以上の転職を繰り返していました。理由は発達障害によるもので、人間関係でトラブルがたびたび起き、仕事が長続きしませんでした。生活も困窮し、現在は生活保護を受けながら、地元にある障害者の作業所で働いています。仕事も単純作業で工賃はすごく少なく、小遣い程度ですが、生活保護も年々減額されているので、少しでも家計の足しにはなっています。友達と遊ぶことなんてほとんどありません。
自分がこんな境遇だから、他の人たちを見るとすごくうらやましいです。自分は人には恵まれず、いつも人間関係のトラブルを起こし、生きること自体が本当に嫌です。
神様は本当に不公平です。
というわけで、佑介でした。
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