こんにちは。頼子(29歳・メーカー勤務)です。
12月は「人権月間」です。
今日は障がい者と個性についてお送りします。
障がい者は身体・知的・精神・発達・特定疾患と、さまざまな不自由な思いをしている方がたくさんいますが、障がい者もそれぞれの個性があります。
例えば、私のような聴覚障がい者は耳が全く聞こえなかったり、一部分のみ聞こえなかったりとさまざま。中には耳が聞こえないと同時に言葉をしゃべれない人もいます。耳が聞こえない聴覚障がい者は電話で会話をすることができません。携帯でも同じです。
視覚障がい者の場合は目が見えないので、テレビや本などを見ることができません。
他の身体障がい者では足が不自由の場合は歩くことができませんし、手が不自由の場合は手で作業をすることができません。発達障がい者の場合はコミュニケーションが取れなかったり、片付けができなかったりします。
日本では障がい者のことを特別扱いをし、健常者と同様に同じ勉強や仕事をさせたりします。同じようにストレスにさらされたりします。こんな状態だと、障がい者は生きづらくなります。
海外では障がいを個性として認めるのがほとんどで、車いすを乗った人でもおしゃれなドレスを着ている人もいます。ファッションでも芸術でもスポーツでもいろいろな形で認めています。
障がい者もインターネットをしたり、音楽を聴いたり、絵を描いたり、スポーツをしたり、人とお話をしたり…と、自分の得意な分野や障がいになっていない分野は思いっきり発揮し、苦手な分野や障がいになる分野は代わりの人がやるなど、もともと自分の障がい以外を持っていない障がい者や健常者がアシストをすべきです。例えば、聴覚障がい者ができない電話の会話はそれ以外の障がい者や健常者がアシストをし、聴覚障がい者はメールやSNSなど、会話が不要な分野を中心に勉強や仕事をします。
また、手が不自由な人が絵を描きたい場合は口を使って絵を描いたりします。足が不自由な人が短距離を走りたい場合は専用の義足を使って走ります。知的や精神、発達障がいの場合はそれ以外の障がい者や健常者が安心して長居できる環境を整えたりします。勉強や仕事でもインターネットを使って自宅や病室で勉強や仕事ができる環境を整えなければなりません。
さまざまな障がいを持っている人でも、それぞれの障がいの特性や個性に応じた勉強や仕事、趣味、特技を活かす障がい者に対し、健常者はそれに応えなければなりません。特に日本は障がい者に対する個性を認めていない国なので、障がい者の人権や個性を尊重する国でなければなりません。もちろん、子どもや高齢者、女性、外国人でも同じです。
というわけで、頼子でした。(すべて手話で話す)
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