梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

芸人伝説(その9)

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こんにちは。信造(50歳・建設会社勤務)です。

今日は「芸人伝説」をお送りします。

 

今月は「ハナ肇とクレージーキャッツ」をピックアップ!

クレージーキャッツ メモリアル DVD-BOX

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ハナ肇とクレージーキャッツは日本を代表するジャズバンド、コントグループ集団で、多くの作品を残しました。

 

ハナ肇とクレージーキャッツはドラムのハナ 肇さん(故人)、ボーカル・ギターの植木 等さん(故人)、ボーカル・トロンボーンの谷 啓さん(故人)、ベースの犬塚 弘さん、テナーサックスの安田 伸さん(故人)、ピアノの石橋エータローさん(故人)と桜井センリさん(故人)の以上のメンバーで、1955年に結成しました。結成後はジャス喫茶での音楽ギャグで人気を博し、「シャボン玉ホリデー」などのテレビ出演をきっかけに人気を博しました。メンバーは別のメンバーの加入・脱退がありましたが、基本的にこの7人が中心です。1960年代まではグループでの活動が中心でしたが、1965年ごろから植木さん、ハナさん、谷さんを中心に、個人活動が多くなり、1971年に石橋さんが脱退し、6人での活動となりました。1971年4~9月に諸事情により「8時だョ!全員集合」のつなぎとして企画された「8時だョ!出発進行」の出演を最後に、グループとしての活動は減少しました。

 

グループでの活動では数多くのコミックソングを世に送り出しています。グループ名義の楽曲は大半が植木さんの独唱でありますが、サビの部分のみメンバー全員で合唱する場合もあります。主な曲では「スーダラ節」「ハイそれまでョ」「だまって俺について来い」など。

個人としてのネタは谷さんが「ガチョーン!」「あんた誰?」などのギャグが流行となりました。植木さんは「お呼びでない?」などの後世に残るギャグで爆発的な人気を得ました。ハナさんは特別なギャグはないものの、正月に放送された「新春かくし芸大会」の名物であった銅像役で有名でした。

 

1980年代以降は個人で俳優・タレントとしての活動が多くなり、グループとしては事実上の解散状態となりました。1991年に放送された「植木等スーダラ90分!アッと驚くクレージーキャッツ大集合!!」でメンバーが全員出演しましたが、この出演がグループとしては最後となりました。

1993年にハナさんが肝臓がんのために死去し、ハナさんの告別式で植木さんは涙ながらにクレージーの解散を発表しましたが、翌日に撤回しました。その後はメンバーの訃報が相次ぎ、1994年に石橋さんが心不全のために死去、1996年に安田さんが急性心筋梗塞のために死去しました。

2007年にリーダー格だった植木さんが呼吸不全のために死去、2010年に谷さんが階段からの転落による脳挫傷のために急死しました。2012年に桜井さんが東京都内の自宅で死亡しているのを発見し、死因は病気による「孤独死」でした。

2019年現在、メンバーとして存命なのが犬塚さんだけで、個人で俳優として活躍していましたが、90歳を過ぎて体が思うように動かなくなったとして、2020年公開予定の映画の出演を最後に俳優を引退することを発表されました。

 

グループ自体は正式な解散・活動休止は宣言していないものの、メンバーたちの死や引退で、事実上のグループ消滅となりました。所属していた「渡辺プロダクション(現:ワタナベエンターテインメント)」では事務所の黎明期から在籍し、ザ・ピーナッツザ・ドリフターズとともに、事務所の看板タレントとして活躍し、風当たりを弱めることにつながりました。クレージーキャッツの著名なファンでは所 ジョージさん、サザンオールスターズ桑田佳祐さんなどが挙げられ、多くの芸能人にも支持されました。犬塚さんは長い間本当にお疲れさまでした。植木さん、ハナさん、谷さん、安田さん、石橋さん、桜井さんのご冥福を心よりお祈りいたします。尚、個人としての活動については「芸人伝説」「人気役者の映画・ドラマ」にて、グループの歌手としての活動については「アーティストの音楽」にていつかお送りします。

 

次はどの芸人が登場するのでしょうか?来年もお楽しみに。

 

というわけで、信造でした。

また明日。さよなら。

 

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