こんにちは。紀正（35歳・フード会社勤務）です。
今日は「人気のまんが」をお送りします。
先月はグルメのまんがをオムニバスでお送りしましたが、今月はその中から「雁屋 哲」さんをピックアップ！
雁屋さんは日本のまんが原作者・エッセイストで、多くの作品を執筆しています。
今日はすべてではありませんが、雁屋さんの作品を紹介します。
まずは「美味しんぼ」です。1983年に刊行されているまんがで、現在も続いていますが、2014年から事情により休載中です。作画は花咲アキラさんです。アニメは1988年～1992年まで日本テレビ系で放送されました。ドラマでは1994年～1999年まで、フジテレビ系の「金曜エンタテイメント」の中で放送され、唐沢寿明さんらが出演。また、2007年～2009年まで同じくフジテレビ系の「土曜プレミアム」の中で、「新・美味しんぼ」というタイトルで放送され、TOKIOの松岡昌宏さんらが出演しました。映画では1996年に放映され、佐藤浩市さんらが出演しました。このまんがは新聞記者の山岡士郎と美食家の海原雄山の親子の対決があり、「究極のメニュー」と「至高のメニュー」の2つの料理で繰り広げました。他にも同僚の栗田ゆう子との企画作りや結婚、食品添加物などの食の問題についても取り上げていました。
次は「男組」です。1974年～1979年に刊行されたまんがで、作画は池上遼一さんです。1975年と1976年に映画化され（1976年版は「男組 少年刑務所」というタイトルで）、1975年版が星 正人さんらが、1976年版が舘 ひろしさんらが出演しました。雁屋さんは1941年に戦時中の中華民国（現在の中国）で生まれ、終戦後に日本に帰国しました。「東京大学」卒業後に「電通」に入社しましたが、会社組織に順応できず、在籍中にまんが原作者として活動をはじめ、1974年に「電通」退社後にフリーランスとして本格的に活動を開始しました。1972年に「阿月田伸也」名義で池上さんとともに「週刊少年マガジン」で連載を開始し、「ひとりぼっちのリン」でデビューしました。
次は「野望の王国」です。1977年～1982年まで刊行されたまんがで、作画は由起賢二さんです。1970年代までは少年まんがをメインに執筆しましたが、1980年代からは青年まんがをメインに執筆しています。
最後は「マンガ日本人と天皇」です。1998年～2000年に刊行されたまんがで、作画はシュガー佐藤さんです。日本の天皇制についての問題を描いた物語です。
「美味しんぼ」を中心に、日本を代表するまんが原作者として、数多くの作品を執筆。まんが原作以外にも、アニメ・特捜の原作、「美味しんぼ」を中心としたエッセイ、料理記者の岸 朝子さん（故人）との対談集を手掛けていました。受賞歴は「美味しんぼ」で第32回「小学館漫画賞」・青年一般部門を受賞しています。
次はどのまんが家を紹介するのでしょうか？来年もお楽しみに。
というわけで、紀正でした。
また明日。
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