梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

虫歯

「…痛い…。」

あ、こんにちは。翔(小4)です。

昨日から歯が痛いんです。

虫歯だと思います。

これから歯医者へ行きます。

 

おねーちゃん(明美・中2)から、

明美「翔、歯が痛いんだったら歯医者へ行ったほうがいいよ。」

と言われ、お母さんに予約してもらいました。

 

実はぼく、歯医者は苦手…。

あの削る音、麻酔の注射に、歯を抜くペンチ…。

あ~いやだ~(>_<)

 

と、近くにある「慶明大学附属病院」へ。

そこには内科や外科などいろんな科があるけど、少し歩くと「歯科口腔外科」っていう科があります。

「歯科口腔外科」って意味が分かんないけど、病院内にある「歯医者」です。

お母さんと一緒に待合室で待って、いよいよ診察の番です。

 

マスクをつけたお姉さんに連れられ、診察台へ…。

しばらくすると、いつもの担当ではなく、「梅の実」の大人メンバーである英人先生(27歳・歯科医)がやってきました。

英人「翔くん、ここでははじめましてだね。今日から担当することになったのでよろしくね。ところでどこが痛いのかな?」

翔「ここ…。」

英人「…あら、これはひどいね。ちょっと抜かないといけないけど、お母さんはいるかな?」

と、英人先生はお母さんを呼んで、ぼくの体調のことを聞きました。

ぼくは熱もなく、体調は良好とのことで、早速歯を抜くことになりました。

 

まずは歯のレントゲン撮影。

そのあと診察台へ戻り、いよいよ本番です!

英人「翔くん、これから歯を抜くけど、全然怖くないからね。目を閉じて、リラックスしようね。」

翔「うん。」

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ぼくは目を閉じて、診察台で横になりました。

英人先生はマスクをつけていましたが、笑顔がとても優しいです。

英人「はい、大きく口を開けて、あ~ん。」

翔「あ~ん。」

ぼくはずっと目を閉じながら口を開けました。

そして歯を少し削り取った後、麻酔の注射をしました。

しばらくして、ペンチで歯を抜きました。

英人「はいとれたよ。翔くん、よくがんばったね。」

ぼくは目を開けました。英人先生、笑顔で話しかけてくれました。

治療はとても痛かったけど、英人先生の笑顔で痛みがふっとびました。

 

次の日以降も歯を抜いたところを消毒するなど、数回歯医者へ行きました。

しばらくすると、歯の痛みもなくなり、すっきりしました。

歯医者に行ってよかった!

 

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