梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

父と子

こんばんは。真一(中1)です。

ぼくのお父さん(祐一・38歳・パイロット)は大手航空会社のパイロットです。

大学卒業後、パイロット養成学校を経て、今の会社に就職し、現在に至っています。

小さい頃はお父さんの仕事に誇りを持っていました。

しかし、中学受験を機にお父さんのことを尊敬しなくなりました。

みんなは自分のお父さんのこと、どう思っていますか?

 

~返信~

>こんばんは。ぼくのお父さん(正幸・46歳・メーカー勤務)は普通の会社員です。職種は自動車メーカーの営業です。毎日家族のために働いています。真一のお父さんはパイロットなんですね。すごくうらやましいです。(正人・中1)

>オレの父さんもサラリーマン。課長に昇進したのと同時に給与を一部カットされた。毎日遅くまで仕事をしているので、ほとんど顔を見ていません。オレも自分の父さんのことを尊敬していません。(直樹・中1)

>オレんちは呉服屋で、父ちゃんはそのオーナー。オレは父ちゃんの店を手伝っているんだ。普段はのほほんとしているけど、仕事になるとすごく厳しい!!どちらかというと尊敬はしていないです。だって、店の売り上げが落ちちゃったし。(三之助(さんのすけ)・ぞう・♂2歳)

>オレの家は魚屋。オレは長男だからよく怒られる。だから、オレは父親のことなんて尊敬もしていないし、軽蔑している。(明・高2)

>ぼくの父さんは普通の会社員ですが、工場で働いています。最近、震災のため工場の生産が落ちてしまって、今大変なんです。リストラに遭うかも。(昌雄・中1)

>オレは小さいときに両親が離婚して、今は母親と暮らしています。父親は別の女と再婚した。オレも父親のことを死んだと思っています。母親に言われたこともありますが、やっぱり母親のほうが一生懸命育ててくれたんだもん。(千景・中2)

>オレもオトンが死んだと思っている。実際は蒸発だけど。小さいときに酒飲んで暴力ばかりでいつもオカンとオレたち子どもを傷つけた。だから帰ってきてもオレは絶対に許せない!!(チャイナ・くま・♂3歳)

>男の子ばかりでチャットしていますが、私も加わってもいいですか?私は自分の父親ではなく、元夫が許せません。結婚後に今の職場にいったん退職し専業主婦になったけど、そのころから暴力を振るわれて、息子(球児・5歳)に悲しい思いをさせてしまいました。その後離婚しましたが、慰謝料や子どもの養育費も払ってくれません。ちなみに元夫は千景くんと同様、他の女と結婚しました。息子には父親は死んだって言いました。これ以上、私たち親子を傷つけてほしくない。そう言い聞かせながら今の職場に復帰し、女手一つで息子を育てています。(亜由美・31歳・化粧品店店員)

>ぼくのお父さんは公立中学校の先生をしています。勉強のことになると特に厳しく、時には暴力を振るわれることがあります。ぼくもお父さんのことは誇りに思っていません。学校では生徒や保護者に袋叩きにされているみたいだし。精神的にもおかしいと思います。(大助・中1)

>みんなお父さんやダンナさんにひどいことをされたんですね。その傷って一生消えることはできないと思います。海斗(かいと・小3)だって、両親に虐待されたし、暴力をふるう父親って、存在価値ないと思う。(明)

>う~ん、ごめんなさい。ぼくは父親の暴力については気持ちはわかりますが、どちらかというと理解できません。ぼくのお父さんは暴力をふるう人間ではないので。(真一)

>現役の父親として一言。オレは妻(綾女・29歳・飲食店パート)と娘(百合亜・5歳)の3人家族です。オレの仕事は新聞社に勤務。社会部の記者としてがんばっています。帰りも遅いし、娘の顔を見るのは娘が寝ている時だけ。家族のために一生懸命働いているし、毎日新聞を購読している方たちのために真実を伝える記事を作っています。休みの日にはなるべく家族とコミュニケーションをとるようにしています。結婚する前の、特に君たちの年代の頃は自分の父親のことなんか尊敬もしていませんでした。結婚して娘が生まれた今は、父親の存在と大変さが理解できるようになりました。今は分からないかもしれないけど、いつかは父親の大変さがわかるようになります。(光喜・30歳・新聞社勤務)

>みんなお父さんのことでいろいろありますね。ちなみにぼくのお父さんは大手メーカーの技術職をしています。東京の学校に通っているぼくと同様、東京の会社で働いています。仕事で毎日帰りが遅いですが、それでも自分のお父さんのことを尊敬していますよ。ぼくは小さいときに病気で入院してさみしい思いをしていたけど、忙しい合間でも面会に来てくれました。手術を受けた時、お母さんと一緒に眠っているぼくの手をずっと握っていたのを覚えています。目が覚めたときはずっと手を握ってくれて、ぼくのことを心配してくれました。手術を執刀した主治医の先生から「もう大丈夫」と言われた時はお父さんが泣いていたのが印象的でした。その後元気になり、自分の将来のことで中学受験を勧めてくれたのもお父さんでした。こうして健康で元気でがんばれるのもお父さんやお母さん、周りのみんなのおかげだと感謝しています。今は勉強をがんばって親に恩返しをしたいです。(優太・中1)

>…なんか自分のお父さんことを尊敬していないぼくのほうがバカみたいです。優太は入院した経験があるから、親や他人に優しくなれるんだね。すごいよ!ぼくも小さいときのようにお父さんを尊敬できるようになりたいな。(真一)

 

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明日は「父の日」。

仕事でがんばっているお父さんに親孝行しようかな。

 

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