***出演***
鈴子(36歳・図書館司書)
(一言)
私は県内の公共図書館で働く司書です。部署は一般図書・児童図書・視聴覚コーナーなどを扱う課に配属しています。
仕事は本の貸出・返却業務に、利用者登録、登録している本の検索や紹介、子どもの利用者の「おはなし会」のお手伝いなど多岐にわたります。部署によっては本の登録をする場合もあります。
図書館司書は、大学(短大)の司書課程を習得し、卒業と同時に資格が取得されます。就職先は私のように公共図書館で働くのがほとんどですが、大学図書館や企業等の図書館に勤務する場合もあります。高校までの学校の図書館司書は「学校図書館司書教諭」といって、教員免許が必要な司書職ですので、通常の司書とは異なる形態です。
司書は常に本に関する情報を知ることが重要。毎年新しい本が来ると、情報収集しなければなりません。
また、図書館司書の就職先が少なく、公共図書館では公務員試験を受けなければなりません。倍率はかなりの狭き門!年齢制限を設けている自治体もあります。大学図書館などでは欠員が生じた場合のみしか募集しません。期間限定のアルバイトや準職員(嘱託)として働く人もいれば、司書の資格を活かして書店で働く人も少なくありません。
本が好きな人には本当にやりがいのある仕事なので、それを志す人たちが増えることを願っております。(鈴子)
(ほかのみんなからひと言)
>私は大学の国文科に在籍しています。教職と同時に図書館司書の課程の勉強をしています。司書は狭き門で就職するのは大変ですが、私も本が好きなのでそれを目指してがんばりたいです!(ショコラ・ペルシャ・♀4歳)
>私は本が大好きで、よく友達の綾子(中3)といっしょに図書館や本屋に通っています。その図書館で働く人たちの姿を見ると、私もいつかは本に囲まれた仕事がしたいと思っています。その夢が実現するといいな!(歩美・中3)
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