こんにちは。秀俊(中1)です。
今日は「”タダ”の日」なんです。これについてぼく的に話したいと思います。
タダ=無料のこと。
全ての商品やサービスが無料になるんです。
この地球で、この世界で、全ての商品やサービスが無料になったらどうなりますか?
答えは、全て成り立たなくなりますね。
ラーメン屋さんで、すべての商品が無料で食べれるとなったら、お客さんにとっては得かもしれませんが、お店にとってはすごく損です。お店を運営するには、材料を仕入れしないといけないし、光熱費もテナント代もかかる。
子どもの医療費の無料化も、子どもを持つ親にとってはうれしいことだとは思いますが、はっきり言って不要だと思います。(ぼくは子どもだし、大きな病気はないので文句は言えませんが(^_^;))これも得するのは子どもを持つ親だけで、損するのは小児科医やそれ以外の国民。
小児科医をはじめとする医者の給料は「診療報酬」の点数で決められます。子どもの医療費を無料化にすればするほど、小児科医の収入がなくなります。小児科医の数が減少しているのも原因の一つだと思います。
もう一つは子どもの医療費の無料化には、国や自治体の政策なしではできません。
北欧の場合は子どもをはじめ、高齢者や障がい者などのサービスは無償ですが、そのかわり国民が払う税金は高額です。
日本の場合は財政難ですので、消費税など税金をあげなければあらゆる行政サービスを受けるのは困難です。国や自治体の政策もいいかげんだし、安心して暮らす環境さえもありません。
かつては高齢者のバスなどの乗車は全額無料でしたが、多くの自治体が財政難のため、高齢者の乗車は一部を除き、全額または半額負担になりました。高齢者の数が急激に増えているのもあります。
だから、全て無料化にするのはあり得ないのです。でないと、国も行政も民間も全部つぶれてしまいます。
ただ、一部分だけ、または期間限定で、無料でサービスするのは歓迎です。また来やすくなりますよね。ラーメン屋さんでもキムチが食べ放題だったり、セルフのうどん屋さんでねぎや天かすが取り放題のところがありますね。
いずれもよくばってとりすぎるなど、マナー違反はやめましょう。
というわけで、秀俊でした。
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